■米国、欧州で流行…今は日本がターゲットに
特に、児童に関する相談が2025年度は前年度比で2倍に急増しているという。
「みんな、親には言い出せないんです。相手に『学費も払ってもらい、生活の面倒をみてもらっているので、5万円は払えないです』というと、相手は『キミ学生だったんだ、キミだけ特別に1万円にしてあげる』と、値切ってきます」
特に、お年玉をもらったあとや、夏休みのお小遣いをもらったあとなどは、要注意だろう。これらの犯罪は、特殊詐欺グループによる犯行の恐れもあるという。
「海外では事件化されています。アメリカがターゲットの特殊詐欺では、FBIも力を入れて摘発しています。そこで、アメリカ以外の国……第二外国語が英語の国が狙われるようになっています」
アメリカの次は、ヨーロッパ各国などが狙われたのだが……。
「ヨーロッパ各国などでも取り締まりが強化され、いまでは日本もターゲットにされてきていると思われます」
一度、特殊犯罪グループにお金を払ってしまうと、「何度でも繰り返し要求されてしまいます」と内田さん。
「子どもでは貯金も尽きてしまうので、『○○(スマホ決済)の口座を持っているよね?』といわれるケースがあります。要求に応じて、スマホ決済のアカウント情報を渡してしまうと、『闇バイト』などに使われてしって、“犯人”になってしまうケースもあるんです」
では、セクストーション被害を、私たちはどう防げばいいのだろうか?
「金銭型では、すぐにブロックすることです。詐欺グループが狙っている場合、一度払ったら何度も繰り返される恐れがあります。気づいたらブロック、アカウント自体も替えるのがベストです。また、『インスタ』以外のアカウントを交換していた場合、そこから脅迫される場合がありますので、ブロックや着信拒否をして、そして警察に伝えることです」
では、支配型の被害を防ぐには?
「なにが『デジタル性暴力』に当たるのかを、まず理解・把握しましょう。『ぱっぷす』では『撮ること、持つこと、見せること、見ること』の4つとしています。これが性暴力だとキチンと知れば、『ダメ』とわかります。児童ポルノの法律も、知らない人が多い。18歳以下の性的な画像などを持つことも犯罪です。彼女の写真を撮ったり、送るように指示することも処罰される可能性があります」
まずは、ここに挙げたセクストーションの事例と、性暴力の4項目の理解・把握から!
画像ページ >【写真あり】スマホの向こうに悪い大人が……(他1枚)
