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(写真・神奈川新聞社)

動物好きの女子アナウンサーたちのグループ「にくキュー レスキュー@大人女子アナウンス部」がペットの命を守るためのチャリティー朗読会を6月12日、横浜市中区のバンカートスタジオNYK1階で開く。事務局の西田亜紀子さん(42)=同区=は「一つでも多くの命を救うために理解を広げたい」と参加を呼び掛けている。

昨年11月、ペット法務専門の行政書士も務める西田さんを中心に計6人の「大人女子アナ」が集まってグループを結成。名前は、犬にも猫にもある肉球と救う意味の「レスキュー」を合わせて決まった。

言葉で伝えるプロができることとして朗読会を企画。1月に東京・駒沢のカフェで「ペットロス」をテーマに第1回を開いた。

今回は「殺処分」がテーマ。横浜で開くのはメンバー2人の地元であることと、2015年度に県動物保護センターで犬、猫の殺処分がゼロだったように「神奈川は関東でも先進的で飼い主の意識が高い」(西田さん)のも理由だ。

当日は朗読のほか、ハワイの保護施設のリポート、元環境省職員の獣医師によるトークショーを行う。また、熊本・大分の地震で被災した動物たちの救済のために寄付を募る。西田さんは「多くの人が現状を知り、考えるきっかけになってほしい」と話している。

午後2~4時で、入場料は大人2千円、小学生~高校生500円。申し込みはホームページから。

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