「国王・王妃出御」で一般客に姿をお披露目した国王の神山博行さん(右)と王妃の長嶺彩葉さん=27日、那覇市の首里城正殿前の御庭(田中芳撮影) 画像を見る

 

琉球王朝の華やかな儀式や行事を再現する首里城祭(主催・同実行委員会)が27日、始まった。首里城正殿前の御庭(うなー)では午前10時半から「国王・王妃出御(しゅつぎょ)」があり、9月の「中秋の宴」で選出された国王の神山博行さん(26)=名護市=と王妃の長嶺彩葉さん(25)=沖縄市=が、鮮やかな衣装に身を包んだ姿を一般客の前で初めてお披露目した。首里城祭は11月3日まで行われる。

 

首里城内の下之御庭(しちゃぬうなー)では午前11時から「舞への誘(いざな)い 特別公演」があり、演者は「かぎやで風」や「四つ竹」などを踊った。

 

28日は午後0時半~2時半、那覇市の国際通りで「琉球王朝絵巻行列」があり、国王と王妃を筆頭に伝統芸能団など総勢約700人が練り歩く。

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