沖縄・宜野湾、防災意識に地域差 普天間基地で分断
記事投稿日:2019/02/08 13:00 最終更新日:2019/02/08 13:26
自衛隊員から人命救助の方法などを学ぶ地域住民ら=1月27日、上大謝名公民館前
【宜野湾】米軍普天間飛行場の存在により居住地域が分断されている沖縄県宜野湾市で、海岸沿いの西部と高台にある東部で防災意識の差が課題になっている。市内23行政区中、10区には自主防災組織があるが、津波被害を想定した西部が大半だ。しかし大型地震が起きれば各地で被害が予想されるため、市は「東部地域にも高い防災意識が求められる」と危機感を強めている。津波発生時には避難民が東部の...