地域
1351 ~1375件/5087件
-
3年ぶりエイサー道ジュネー 沖縄市登川
2019/08/16 13:15旧盆のウークイに当たる15日、沖縄市登川では約3年ぶりとなるアジマーミグイ(道ジュネー)が行われ、区民らは軽快なリズムに体を揺らしてエイサーの演舞を楽しんだ。会員不足の登川青年会の応援に駆け付けたのは、愛知県を拠点に活動する「愛知琉球エイサー太鼓連」。同団体と青年会OB、登川子供会のメンバーら総勢約50人の演舞に、区民らは指笛や手拍子を送った。太鼓と三線の音色が鳴り響くと、区民が続々と沿道に。登川 -
終戦の日の靖国神社前で沖縄戦遺骨収集ボランティアが思うこと DNA鑑定実施を沖縄県外で初めて呼び掛け
2019/08/16 13:15【東京】戦後74年が経過しても、戦争で亡くなった親族の遺骨が戻っていない遺族は多い。帰ってきた骨つぼにあったのは砂だったという人も少なくない。沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん(65)らボランティア約10人が終戦記念日の15日、東京都の靖国神社や千鳥ケ淵戦没者墓苑周辺で、戦地で収集された遺骨と遺族のDNA鑑定を実施することで遺骨が見つかって戻ってくるかもしれないと呼び掛け -
バリアフリーの弦楽器・ヘルマンハープが沖縄県内でじわり広がる 18日に演奏会
2019/08/15 12:50ダウン症の子どもに、メロディーを自分で演奏できる楽器を与えたいという父親の思いから生まれた楽器「ヘルマンハープ」。その愛好会「日本ヘルマンハープかなさあたらさ倶楽部」が県内で立ち上がり、少しずつ広まっている。同倶楽部マネジャーの宮里マチ子さん(73)=那覇市=は「この楽器は親の愛情から生まれたのが一番の魅力。多くの県民に知ってほしい」と思いを語った。ヘルマンハープが生まれたのは1987年。ドイツ・ -
れいわ旋風が吹いた沖縄 山本太郎代表が語る辺野古問題と次期衆院選の戦略
2019/08/15 12:487月の参院選で山本太郎代表率いる「れいわ新選組」が2議席を獲得し、政党要件も満たした。都道府県別でみると沖縄でのれいわの比例得票率(7.28%)は東京(7.95%)に次いで全国2番目に高く、その旋風が沖縄県内でも巻き起こったことを裏付けた。「消費税廃止」や「奨学金チャラ」など大胆な公約を掲げ、マスメディアに取り上げられないなかで奇策を駆使して話題をさらったれいわは今後も台風の目となり続けるのか。山 -
「命は一人のものじゃない」 HY仲宗根泉さんが歌い継ぐ祖母の戦争体験と“命のリレー”
2019/08/15 12:4615日は終戦記念日。戦争体験者が高齢化し、戦争体験がない世代が戦争を語り継ぐ時代になっている。バンドHYの仲宗根泉さん(35)は祖母から聞いた戦争体験を元に曲を発表している。そして母になった今、6歳の娘にこの曲と共に祖母から受け継いだことを伝える。それは祖先から続く「命のリレー」だ。◇ ◇戦争の映画では敵味方という描かれ方をするし、幼いとどうしても「どっちが悪い」と考えてしまう。仲宗根さんもそうだ -
注文間違いも 温かく見守り 認知症の人働く「喫茶店」
2019/08/14 13:00認知症への関心と理解を広げようと、認知症の人が働く「注文をまちがえるゆいまーるな喫茶店」が8日、宜野湾市真栄原の「味噌屋がつくった骨汁専門店まかない家」で開かれた。7月に取り組みが始まり、今回で3回目。この日は3人が店員として参加した。時折注文を聞き忘れたり、配膳を間違えたりする姿に、他のスタッフや客は優しく見守り、店内は笑顔に包まれていた。店員の3人は読谷村の平安節子さん(80)と、宜野湾市の仲 -
珍問答に祖先笑った!? 沖縄・石垣各地で「アンガマ」
2019/08/14 13:00【石垣】旧盆入りウンケーの13日、沖縄県石垣市内各地で八重山の伝統行事「アンガマ」が行われた。グソー(あの世)からの使いとされるウシュマイ(翁(おきな))とンミー(媼(おうな))が、花がさをかぶったファーマー(子孫)を引き連れて集落の家庭や施設を訪れた。歌や踊りをささげて祖先を供養し、子孫繁栄を願った。市石垣の識名安男さん(67)宅には、午後6時ごろにアンガマ一行が訪問した。アンガマを見ようと、親 -
場周経路の逸脱が常態化 普天間周辺2018年度調査 防衛局が閲覧開始
2019/08/14 13:00【中部】米軍普天間飛行場周辺で実施している米軍機の航跡調査結果について、沖縄防衛局は9日、嘉手納町の同局で2018年度分の閲覧を開始した。04年の米軍ヘリ沖国大墜落事故後、日米は07年に飛行経路を見直し、可能な限り民間地上空を避けると設定されている。調査結果では、場周経路を大きく外れている航跡も見られ、経路の逸脱が常態化している。調査は高所カメラなどを用いて同飛行場周辺を飛行する回転翼機などの航跡 -
背番号は7 小野伸二がFC琉球入団会見「『沖縄をサッカー王国にしたい』という思いに賛同」
2019/08/13 13:00サッカーJ2のFC琉球に移籍が決まった元日本代表MF小野伸二(39)の入団会見が11日、那覇市奥武山町の県体育協会で開かれた。小野は移籍の理由について「沖縄をサッカー王国にしたいという倉林啓士郎琉球フットボールクラブ会長の思いに賛同した」と話した。入団にあたり「もっと上を目指したいという気持ちを持って、J2の戦いを良い成績で収めたい」と意気込んだ。背番号は7。小野は1998年から2008年まで日本 -
蛇口をひねると水ではなく…スイカジュース! 沖縄今帰仁村の「橋の駅」「SNS映え」で話題
2019/08/13 13:00沖縄本島北部の今帰仁村天底の「橋の駅リカリカワルミ」で、蛇口をひねって注ぐスイカジュースが話題を呼んでいる。写真や動画を会員制交流サイト(SNS)に投稿する客も多く、「SNS映え」スポットとしてじわじわと拡散している。ジュースを販売しているのは橋の駅内の店舗「スイーツパーラーワルミNOW!」。店を運営する神谷宏さん(51)と友利海斗さん(27)が「今帰仁に足を運んでもらう目玉商品を」と開発した。今 -
大学に米軍ヘリが墜落した事故から15年 若者たちが証言を記録する理由
2019/08/13 13:00「ヘリ墜落時はどこにいて何をしていましたか。米軍の対応はどうでしたか」米軍ヘリ墜落で損壊し、その後建て替えられた沖縄国際大学の本館6階会議室。産業情報学科の大山健治講師(48)のゼミ生がビデオカメラで録画しながら、事故時に旧本館にいた大学職員や教員の話を聞いている。インタビューを受けたある職員は事故発生時、旧本館2階で調べ物をしていたと証言した。午前中にいた1階会計課の窓はヘリ激突の衝撃で破壊され -
沖縄の港に「ピカチュウ」出現!? 不思議な生物がネットで話題に 発見者は「宇宙生物かと」 正体はゴカイの仲間
2019/08/09 14:00「これ、ピカチュウじゃない?」。摩訶(まか)不思議な生き物が本島北部の漁港でこのほど見つかり、動画が投稿されたインターネット上で物議を醸している。その姿は、テレビゲームやアニメなどでおなじみのポケモンの人気キャラクター「ピカチュウ」にそっくりだと話題だ。発見者で動画投稿者の佐藤俊さん(66)は「約50年、海の生き物を観察してきて初めて出会った。びっくりだ」と電撃に打たれたように衝撃的な邂逅(かいこ -
華やか「ヴィーガンぬちぐすい弁当」 食の多様化に対応
2019/08/09 14:00那覇市の浮島通りにあるカフェ&レストラン「浮島ガーデン」は、大規模な国際会議や商品展示会などのMICEで沖縄に訪れる外国人向けに、全て県産の有機栽培野菜と雑穀で作った「ヴィーガンぬちぐすい弁当」を開発した。動物性食材は使わず宗教や主義、アレルギーなど食の多様化に対応できるのが特徴。調理や食材の工夫で肉や魚のような味と食感を再現し、見た目も華やかな彩り弁当となっている。環境に負荷の掛からないように弁 -
沖縄に国内初サンリオホテル 8月下旬、那覇・国際通りにオープン 全室デザインにハローキティなど人気キャラ
2019/08/09 14:00ハローキティなど、サンリオ(東京都)の人気キャラクターを全室に取り入れたホテル「ホテル沖縄withサンリオキャラクターズ」が8月下旬、沖縄県那覇市安里の国際通り沿いに開業する。新垣通商の関連会社サンテック開発(那覇市、新垣旬子社長)が、サンリオと提携して運営する。サンリオのキャラクターを全室に取り入れたホテルは国内初という。客室のデザインにはハローキティやマイメロディをはじめ、リトルツインスターズ -
沖縄県立高、入試に「特色選抜」 23年新設、推薦を改変
2019/08/08 13:08沖縄県教育委員会は2023年3月実施の県立高校入試から、現行の推薦入試を大幅に改変した新制度を導入する予定であることが7日までに分かった。新制度案では、これまでの推薦入学制度に代わる「特色選抜制度」を新たに設け、すべての受験生に学力検査を課す。一般選抜は従来通り。出願時期も一般、特色選抜ともに2月に一括され、出願できる高校も1校に絞られる。1985年に県で推薦入試が導入されて以来の大幅な改革となる -
「週刊女性」が沖縄特集 「沖縄」を知らない安倍首相へ 8月13日号 基地、社会構造掘り下げる10ページ
2019/08/08 13:06女性週刊誌「週刊女性」(主婦と生活社刊)は8月13日号で、沖縄に関する10ページにわたる特集を掲載した。「寄り添われることなく74年、戦争は、まだ終わっていない 『沖縄』を知らない安倍首相へ」と題して、名護市辺野古で続く新基地建設工事の問題点をはじめ、全国ワーストの貧困率や非正規雇用率を引き合いに沖縄の社会構造を掘り下げた。県内書店で販売中で、価格は税込み420円。特集の冒頭で、辺野古の埋め立て状 -
沖縄食材のチョコ人気 月桃やシークヮーサーなど4種 オキナワカカオの川合径さん カカオ豆栽培にも挑戦
2019/08/08 13:05【大宜味・国頭】セミの声が優しく響くやんばるで、沖縄の食材を使ったチョコレートが人気だ。7月末にリニューアルオープンした国頭村浜の「OKINAWA CACAO(オキナワカカオ)」には、店主の川合径さん(41)が作る食材の風味を生かしたチョコレートを求めて地元客や国内外から観光客が訪れる。「オキナワカカオのチョコレートが沖縄に訪れるきっかけになれば」と笑顔で語る。チョコレートの味は4種類。沖縄のシナ -
「琉球料理は沖縄独特の食文化」 保存伝承へ協会設立 理事長に研究家の安次富順子さん 21日に総会
2019/08/07 14:00琉球料理の普及・継承を目指す一般社団法人「琉球料理保存協会」が6日、沖縄県那覇市泉崎の県庁で会見し、今月21日に設立総会を同市内で開催すると発表した。同会は今年1月に設立。琉球料理に関する知識の普及を促進するため、料理講習会の開催や県民への広報活動を行う。理事長に就任した琉球料理研究家の安次富順子さんは「琉球料理は他に類を見ない沖縄に根付く独特の食文化だ」と指摘。「欧米食の流入などによって琉球料理 -
継承誓い犠牲者追悼 伊江LCT爆発事件 慰霊祭に80人
2019/08/07 14:00【伊江】米統治下の1948年8月6日、沖縄県の伊江島で起きた米軍弾薬処理船(LCT)爆発事件の慰霊祭(伊江村主催)が6日、村の被爆慰霊碑前で開かれた。約80人が参列し、107人の命を奪った戦後最大の爆発事件を振り返り、犠牲者に鎮魂の祈りをささげた。事件は、米軍の爆弾を処理搬送する船が荷崩れを起こして爆発した。伊江島米軍LCT爆発事故連絡会によると、渡久地港から伊江港に戻ってきた連絡船の乗員や乗客、 -
沖縄予算3500億円確保を 20年度概算要求で玉城知事が自民幹部と面談 税軽減措置延長も要請
2019/08/07 14:00【東京】玉城デニー知事は5日、自民党本部で萩生田光一幹事長代行と面談し、2020年度の沖縄関係予算の概算要求について3500億円規模を確保することや、来年に期限を迎える沖縄関係税制5項目の軽減措置の延長、国民健康保険事業への財政支援などを求めた。会談後、取材に応じた玉城知事によると、萩生田氏からは個別の要請に対して回答はなかったというが、国保事業への財政支援については「沖縄の特殊事情もあり、一定の -
N高とサッカー・高原直泰の沖縄SVが業務提携 ジュニアアスリートのための教育環境を提供
2019/08/06 15:00【東京】うるま市伊計島でネット通信制高校のN高等学校を運営する角川ドワンゴ学園の奥平博一校長と、サッカークラブ沖縄SV(おきなわ・エス・ファウ、豊見城市)代表で元日本代表の高原直泰さんが5日、都内のN高御茶ノ水キャンパスで会見し、ジュニアアスリートのための教育環境提供と地域貢献で業務提携すると発表した。9月に来年度のユース選考があり、希望者にN高が学びの場を提供する。N高は今後、高原代表がアドバイ -
むぎ(猫)もGEZANも出る! 沖縄県内外のインディーズバンドフェスが10、11日にOutputとG-shelterで開催
2019/08/06 15:00沖縄県那覇市のライブハウスOutputとG-shelterで、県内外のインディーズミュージシャンらを集めたサーキットフェス「ゴールデンサーキット2019」が10、11の両日、両会場で開かれる。Outputの店長上江洲修と、G-shelterのオーナー黒澤佳朗が推薦した県内外の18組の多彩なジャンルのアーティストが出演する。そのほか県内の若手バンドにオーディションを実施して、勝ち抜いた2組がステージ -
元日本代表・小野伸二がFC琉球に移籍 「みなさんにお会いできるのが楽しみ」 早ければ17日のホーム戦から出場
2019/08/06 15:00サッカーJ2のFC琉球は5日、ワールドカップ(W杯)に3度出場した経験のある元日本代表、MF小野伸二(39)=J1北海道コンサドーレ札幌=が完全移籍で加入すると発表した。琉球は4日の柏戦は1-5で敗れて5連敗を喫し、17位と成績が低迷している。小野には苦境のチームを救う活躍に期待が懸かる。静岡県出身、175センチ、76キロ。1998年に浦和レッズ、01年にオランダ1部のフェイエノールト、浦和、ドイ -
「娘たちが戻ってきてくれるのが一番だが、どうすることもできない。ただただ悔しい」 池袋暴走事故の遺族が署名呼び掛け
2019/08/05 12:51【東京】「悔しい。本当に、本当に悔しい」。4月に東京・池袋で車が暴走し、沖縄出身の女性(31)と娘(3)が死亡した事故で、車を運転していた旧通産省工業技術院の元院長に対し厳しい刑事処分を求める署名活動が3日、都内であった。女性の父親で那覇市在住の男性(61)も駆け付けて署名を呼び掛けた。「メールを見ては電話してみようかなと思ったり。まだ夢のようだ」と、初めて苦しい胸の内を語った。女性は、2年前に妻 -
名護の土砂崩れ 国道分断、陥没も 救急や通勤、生活に影響
2019/08/05 12:472日の大雨は沖縄県名護市東海岸地域に深い爪痕を残した。名護市嘉陽の土砂崩れは国道331号を完全にふさいだ。東海岸側を南北に通行できないため山を越えて西側の国道58号に大きく迂回(うかい)しなければならず、通勤や物流など生活に影響が出ている。台風8号の影響も予想される中で県は被害調査に入れず、復旧の見通しは立たない。一夜明けた3日、市源河の農道での土砂崩れや辺野古の市道の一部陥没など新たな被害が判明