ポジティブ心理学で禁煙 専門家が教える6つのポイント

投稿日: 2016年06月10日 06:00 JST

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「“長生きなんてしたくない”“タバコがない人生なんてつまらない”−−そんな後ろ向きな感情が禁煙を妨げています。ネガティブな考えの人に、いくらタバコの害を話しても伝わらないんです」

 

こう語るのは、関西福祉科学大学の島井哲志教授。楽観的な感情で物事をとらえることで、生きがいや充実感を得ることを目指す「ポジティブ心理学」。その第一人者である島井教授は、この考え方にこそ、禁煙成功への近道があるという。

 

「たとえば、自分の未来をポジティブに考えるだけでも、喫煙がいかに不必要なことか気づけます」

 

そこで、禁煙が成功するポイントを6つ挙げてもらった。

 

【1】“やめられない自分”でも好きになろう

「ポジティブな発想の下地作りから始めましょう。それにはまず、自分を好きになることが大事です」

 

【2】1日に3つ親切なことをしよう

「こちらもポジティブな発想を持つ下地作りの一環。人に親切にすることで、お礼を言われます。この“感謝される”ということは、人をプラス思考にさせてくれるもの」

 

【3】禁煙することのメリットを3つ書き出してみよう

「書き出すことで、自分の心を見直すことができます。たとえば、5分(1本のタバコに費やす時間)×20(1日の本数)で“1日100分も好きなことに使える”とか、“キレイになれる”“家族から尊敬される”など。考えるだけだとタバコをやめるメリットが小さいような気もしますが、書き出すことで大きいことに気づくはずです」

 

【4】喫煙に代わる、自分を豊かにさせる趣味を考えよう

「それまでの習慣をやめるということは禁煙に限らず困難なもの。タバコを吸うという習慣を“減らす”というネガティブな発想では、それによって失われた時間に何をすればいいか不安になるのも当然です。そこで、今までの喫煙という習慣に“代わる”何か別の習慣を手に入れるチャンスだと考えてみましょう」

 

【5】自分が禁煙することについて、家族や親しい仲間の意見を聞いてみよう

「家族から禁煙の前後にサポートを受けると禁煙の成功率も上昇します。そのためには禁煙に立ち向かうことを家族がどう考えているか聞いておくことは重要。大切に思ってくれている相手なら、反対することはありません。いちばん身近な人たちの意見から、自分がいかに価値のある存在であるかを確認することもできます」

 

【6】健康的なイメージを思い浮かべてみよう

「自分の顔、体に関心をもつことが大事。そのうえで“美肌になりたい”“ハリのある髪を保ちたい”などのポジティブ・ボディ・イメージを抱くことが大切です。その理想のイメージを実現するためにどのようなことが必要か、しっかり対策を練りましょう」

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