7月28日、金メダルを掲げる大橋(写真:共同通信) 画像を見る

競泳女子400メートル個人メドレー、さらに200メートル個人メドレーで金メダルを獲得した大橋悠依選手(25)は、2つ目の金メダルに輝いた直後、「本当に自分がやったことなのかなという感じです」と笑った。

 

2冠という日本女子競泳界初の偉業を打ち立て、一躍日本競泳界の新ヒロインとなった大橋だが、“心の支え”だったのが、昨年末に活動を休止した嵐だった。彼女のSNSを見ると、コンサートに行く様子や、大量の嵐グッズの写真が投稿されており、“推し活”の熱量は相当なものだ。

 

大橋の3つ上の姉・亜依さんは「悠依は中学生くらいからずっとファンだったんですよ」と笑いながら、こう明かしてくれた。

 

「特に大野智さん(40)が大好きなんです。大野さんの声や、歌のうまさが好きみたいで。 昔から、よく家の中でも大声で嵐の曲を歌っていました。

 

やっぱり、嵐の曲や大野さんの声が、自分への励ましに思えてくるんでしょう。悠依の競泳に臨む活力になっているんです」(亜依さん)

 

2018年の滋賀県の広報誌にも、「なかでも『Make a wish』が好き」と語っていた大橋。五輪での栄冠という“願い”をかなえた7月28日の夜、さらにうれしいサプライズが待っていた。

 

この日大橋は、NHKの五輪ハイライト番組に出演。MCを務める櫻井翔(39)が番組冒頭、大野から大橋へのメッセージを読み上げたのだ。

 

「レース直後、私のスマートフォンが鳴りまして、『大橋悠依ちゃん、ヤバいね。ダブル金、1人ではしゃいじゃったわ』『めちゃくちゃカッコよかったです。おめでとう』……大野智さんからいただいております。ちゃんと(公表の)許可をいただいております」

 

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