エッセイ
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『やまと尼寺』での日常を描いた“ほっこり”四コマエッセイ
2021/03/01 15:50家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。 2月22日は“にゃんにゃんにゃん”の猫の日。今回は山奥の尼寺で暮らしている猫たちの面白エピソードなどを描いている『まっちゃん劇場』をご紹介します。 ■コミックエッセイ『まっちゃん劇場』アラフォー&アラフィフのためのウェブメディア「Go Women,Go!」にて好評連載中。4月下旬に初 -
文芸誌が異例の売れ行き!桂浜水族館おとどちゃんエッセイ
2021/02/23 06:00生きものたちを世話する飼育員のひたむきな姿が“イケメン”だと、Twitterでバズりまくっている桂浜水族館! ちょっと変わったマスコットキャラクター“おとどちゃん”は、実は現在『小説宝石』でもエッセイを好評連載中。歯にきぬ着せぬ、しかしあたたかな語り口で大人気のおとどちゃんに、水族館を紹介してもらいましたーー♪ ■“高知の恥”からの起死回生ヒストリー -
羽田美智子52歳の心境明かす「更年期=人生の転機と捉える」
2020/10/18 06:00「自分が“更年期”といわれる時期に入ってきて、更年期という言葉に私自身、重苦しい、ネガティブなイメージがありました。でも、ある専門家の方の公演で、更年期のことを英語で“change of life”と言うと聞いて、なんてすてきな言葉なんだろう! って。“人生の転機”という意味で捉えると、とたんにポジティブな印象に変わったんです。だから、みなさんにも知ってほしくて……」 そ -
隠し事ができない手越祐也 ありのままでいいのか問題
2020/08/07 18:21手越祐也(32)が8月6日、「隠しながら生きていくのが辛い」とツイートをした。ネットでは、疑問視する声が上がっている。 5日発売のフォトエッセイ『AVALANCHE』で、これまで報じられた女性関係を実名で回想している手越。同作にはNEWSを筆頭としたジャニーズメンバーについてつづり、彼らについて持論を展開する一幕も。そういった内容から、厳しい声が上がっていた。 &n -
岸本葉子さん がんになって初めて気づいた“人生で大切なこと”
2020/01/05 06:00人生において訪れるさまざまな転機。なかでも“大きな病気”と向き合うには相当な覚悟が必要です。ここでは、「がん」を経験したことが、その後の生きる糧となった方のお話を紹介。葛藤の日々の先には“新しい私”との出会いがありました。 ■岸本葉子さん(58)・作家、エッセイスト 「仕事のキャリアは“がん後”のほうが長くなりましたが、がんを克服したとはまだまだ -
闘病エッセイ発表の堀ちえみ「待ってる」復帰望む声が続々
2019/10/21 22:13タレントの堀ちえみ(52)が10月20日に、闘病生活をつづったエッセイ『Stage For~舌がん「ステージ4」から希望のステージへ』の発売イベントを都内で行った。各メディアによると、堀は2月に病気を公表してから約8カ月ぶりにファンと交流したという。 そんななか、堀は同日に「本当にありがとうございました。」というタイトルでブログを更新。《青山ブックセンター本店にて、発売さ -
最終回にふさわしい「親孝行の絶品レシピ」(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/09/25 17:00いよいよ「ムスコ飯」、最終回となってしまいました。ぐすん。思えば離婚直後、息子のために日々料理に勤しんでいた父ちゃんのツイッターが話題を呼んで、この連載がスタートすることになったのです。その後、父ちゃんはいろいろなテレビ番組に招かれ、数々の料理を創作してきました。最近では作家か料理人かわからなくなる時もあります(笑)。光文社はじめ多数の出版社からレシピ本を出させてもらい、この連載は187回というも -
ムスコ飯卒業!父子生活5年を振り返る(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/09/18 17:00もうすぐ息子くん、中学4年生に進級します。フランスは中学が4年間あるんです。あと半年もすると15歳に。シングルファザーになった時、息子は10歳になったばかりでしたから、5年近く経ったことになりますね。私も、シングルファザー5年生になるわけですね。光陰矢の如し。 長く続けてきたこの「ムスコ飯」もそろそろ最終回、この秋から新連載がスタートします。今度の連載は人生相談なので、奥 -
ルーブル美術館との奇縁(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/09/11 17:00世界でいちばん入館者数の多い美術館はどこかご存知ですか? その通り、パリのルーブル美術館です。1日に4万人が入館することもあるそうで、年間入館者数は740万人を超えるとか。そのルーブル美術館の一角で、正確には隣接するカルーゼル・デュ・ルーブル内「SHIP'S CAT」展示会場にて、私メ、なんと、先ほど歌わせていただきました。息子とはじめたYouTube「2Gチャンネル」の撮影で、しかもECHOES -
猛暑続きの日本でもサマータイム制には反対!(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/09/04 17:00まだまだ残暑が続きますね。今年はパリも猛暑でした。しかし、どうして東京オリンピック・パラリンピックは夏の開催なんでしょう? 夏休みだからかもしれませんが、何せここ最近の日本は(世界もですが)異常気象続きで、夏は信じられないほどに暑すぎますからね。そんな時期に開催して大丈夫なのかと心配になるのは私だけでしょうか? 水を差すわけじゃなく'64年の東京オリンピックは秋の開催でし -
時々ネガティブくらいがちょうどいい(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/08/28 17:00人間はいつでもポジティブでなきゃいけないといいます。ええ、その通り。でも、そうは言ってもね、そう簡単にポジティブになれるのならだれも苦労はしないわけです。人間というのはポジティブな時もあればネガティブな時もある。ずっとネガティブな人だって大勢いるんです。むしろ、ずっとポジティブな人よりも多いのじゃないでしょうか? たとえば、ここにグラスがあり誰かがそこにシャンパンを注いで -
人からの信頼を勝ち取る8カ条(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/08/14 17:00人間って、最終的には信頼関係がものを言いますね。信頼関係をないがしろにやってきた人というのは、瞬間的に成功できたとしても、長い目で見ると上手くいきません。私はこの年齢になって、やっと人の信頼の大切さに気付かされております。信頼されている人は豊かに見えますよね。 では、どうすれば人の信頼を得られるのか考えてみましょう。まず基本は「言い訳をしない」こと。多少不利になっても、ど -
日仏友好160周年にふさわしいスイーツを考案♪(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/08/07 17:00今年は日仏友好160周年。「ジャポニズム2018」と呼ばれるイベントが来年の2月くらいまでパリの各地で繰り返し催されます。日本では香取慎吾さんの個展が話題になっていますね。パリ中が日本ムードで満開になるということで、在仏16年目になる私ももちろん参加いたします。 まず、8月22日から28日まで、ルーブル美術館に併設のカルーゼル・デュ・ルーブルで開催されますSHIPS' C -
黄金時代に訪れたスピリチュアルな体験(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/07/31 17:00先週、占いのことについて書いたエッセイが大反響だったので、もうひとつとっておきのお話をさせていただきます。 30代後半のある日のこと。芥川賞を受賞し、『冷静と情熱のあいだ』が累計300万部も売れ、私が歌った『ZOO』がゴールドディスクを獲得、武道館ライブもやって、破竹の勢いの頃のお話です。 私は弟が運転する車で仕事先のラジオ局を後にしました。当時 -
辻仁成流、占いとの付き合い方(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/07/17 17:00還暦を迎える来年、大きなコンサートを予定しているのですが、暦を見たら「仏滅」とか「赤口」とかで、あまりいい日が出てきません。そこで占いをやっている友人に相談をしてみたら「え? 辻ちゃん、そういうの信じる方?」と意外がられました。 いえ、占いとか風水とか占星術とか実はあまり信じてはおりません。それには理由があるのです。実は離婚した'14年、私にとっては「最高の1年」になるは -
1人でふと考えた「息子が巣立った後の人生」(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/07/10 17:00息子くん、修学旅行でアルプスに出かけてしまいました。息子がいないともちろん料理もしませんし、片付けもしない。何もする気が起きなくて窓際の椅子に座ります。仕方がないので、人生を振り返ったりしています。 さよならだけが人生だ、と言ったのは井伏鱒二でしたか? サヨナライツカ、と言ったのはわたし(笑)。でも、いつかすべての人間にさよならがやって来るのは間違いありません。人間の運命 -
夫婦仲が冷め始めた時こそ贈り物を!(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/07/03 17:00奥様、ご主人の誕生日に何を贈っていますか? ネクタイやウイスキーやゴルフウエアなんかでもいいのですが、殿方というのは贈り物に鈍感なところがありますね。何を贈ってもだいたい同じ反応が戻ってきます。というか、男性はものをもらうことにあまり慣れておりません。だいたいいつも同じようなものを贈られるせいもあって反応が鈍くなっているのかも。 では、ご主人に何を贈れば喜んでもらえるのか -
恋愛先生こと辻仁成、恋人への贈り物を指南!(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/06/26 17:00若い友人Sくんに「辻先輩、命がけの恋人に贈るプレゼントで悩んでいます。ご指南ください」と頼み込まれてしまいました。男性が女性に贈るプレゼントのベスト3はバッグ、香水、ジュエリーあたりでしょうか。なぜかと言うと、衣服はサイズ感が分からないので男性は決して選びません。同じ理由で靴はもっと可能性が薄い。事前にサイズをご本人に聞いておくのも野暮ですし。 そこで次に男性はバッグを選 -
息子たちと手作りニョッキ教室♪(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/06/19 17:00子供の頃、近所のお母さんたちが集まって、わいわいがやがや餃子を作る様子が好きでした。それを家族でつついて食べるのがまた楽しかったなぁ。日本ならば餃子ですが、イタリアだったらニョッキでしょう。うどんを作るのに似ていますが、小さく切ったニョッキをコロコロと手の中で転がして丸くするのはとっても楽しい作業ですよね。 今日は近所のお子さんたちを招いて、わたしが先生となってニョッキ作 -
息子と2人でYouTuberデビュー!(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/06/12 17:0014歳の息子の趣味はヒューマンビートボックス。人間の発声器官を使って、ベース音やスクラッチ音などを作り出す新しい音楽のことです。そんな今時の子ですから、YouTubeも毎日欠かさず見ております。ある日、息子が「パパは絶対YouTubeが向いているよ」と言い出しました。「でも、フィッシャーズやはじめしゃちょーのようなことはパパには出来ないだろ?」「大丈夫だよ、誰もそんなのパパに求めてないって。パパら -
ハンガリー父子旅で初めて語った母の不在(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/06/05 17:00息子との父子旅、今回はハンガリーの首都・ブダペストでした。もう14歳ですから、あと何回一緒に旅ができるでしょうね。皆さん、家族旅行していらっしゃいますか? 本音を語り合うのは旅先に限ります。家の中だと、どうしても話しにくいことってあるじゃないですか? でも、旅先だと心も緩みますからね。大河ドナウが私たち父子の心を開いてくれました。2人で遊覧船に乗り、爽やかな風を感じながら、たくさん語り合ってきまし -
“突発性難聴”で生じた息子の将来に対する不安
2018/05/29 17:00ある日、不意に左耳に違和感を覚えたのです。あれ、なんだろう。プールで泳いだ後、耳に水が残る、あの嫌な感じ。その直後からめまいに襲われ、ふらふらしはじめました。友人の脳外科医に相談したところ「軽度の突発性難聴だろう」とのこと。なんで難聴なんかに? と思うようなあまりに突然の出来事。なにせいつものように歩けないのですから。歩くと身体が斜めになる。まるでお酒に酔ったような感覚です。 -
ムスコ飯の原点となった母の愛情たっぷり手料理(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/05/22 17:00とにかくよく食べるんです、息子くん。昨夜はサーモン250gをホイル焼きにして、それを250gのスパゲッティの上にかけて出したところ、完食。14歳、恐るべき胃袋です。今朝はごはん1膳とコロッケと焼き魚を出したのですが、「お腹が痛い」と仕事部屋にやって来て訴えました。「食べすぎじゃないか?」と言いましたところ「そうじゃなく、足りないから空きすぎてお腹が痛いんだ」というじゃあ -
パリでイクメンは当然!?フランスの最新育児事情(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/05/15 17:00ある日の夕方、いつも行くスーパーの前で若い会社員のお父さんとすれ違いました。なぜお父さんと分かったかと言うと、片手でベビーカーを押していたから。なぜ、会社員だと分かったかと言うと、背広を着てもう一方の手にはビジネスバッグを抱えていたから。想像してみてください。このお父さんは会社帰りに託児所に寄り、預けていた赤ちゃんを引き取ってスーパーに立ち寄ったわけです。 その直後、ローラー -
還暦を迎える辻仁成が老けない食事法を伝授!(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/05/08 17:00来年、還暦です。今年、59歳で、来年の10月に60歳! ちょっとショックですが、現実ですから受け止めて生きております(笑)。まだ14歳の息子のためにも日本一元気なおじいちゃんを目指しますので、どうぞ応援お願いします。 しかし、「辻さん、年齢の割には肌もつやつやで張りもあるし、なんかしています?」とテレビ局のメーク室のお姉さま方に聞かれます。たしかに白髪もほとん