シリーズ人間の最新ニュース
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誕生直後に生存率30%の“余命宣告”…325gの娘が生きた9カ月
2020/04/06 11:00「この先、72時間が山場です。赤ちゃんの生存率は30%です。だから、その覚悟を……」誕生直後の、半ば余命宣告ともとれる言葉。赤ちゃんのパパ、幸田敏哉さん(54)は生存率の低さに衝撃を受け、その後の説明は頭に入ってこなかった。22週と3日で生まれた奈乃羽ちゃんは、体重わずか325グラム。ここから、奈乃羽ちゃんの、親子の、闘いの日々が始まった。生後1週間目。奈乃羽ちゃんは腸が破け、汚物が体内に漏れ出る -
生まれた娘は325g…“流産扱いの壁”乗り越え産んだ母の願い
2020/04/06 11:00「奈乃ちゃーん、今日はねぇ、取材の人が来てはるよ~。奈乃ちゃんのこと、いっぱいお話ししようねぇ」幸田佑里子さん(42)はこういって、愛してやまない娘に語りかけた。でも、「奈乃ちゃん」と呼びかけられたまな娘がその声に応えることはない。ママの視線の先にあったもの、それは小さな、小さな骨壺だった。奈乃羽ちゃんが亡くなって間もなく1年半。ママは、小さな骨壺をいとおしそうに抱きしめた――。一昨年の1月のこと -
山田たかおが笑点36年交代しなかった訳 五代目圓楽激怒で復活
2020/03/29 11:001966年5月から、毎週放送されている『笑点』(日本テレビ系)。世界で最も長い歴史を持つ演芸番組としてギネスにも載る長寿番組。そのなかにあって山田たかおくん(63)、じつは2番目の古株なのだ。長い期間、苦楽を共にした師匠たちとは、家族同然の付き合いで、個性あふれる噺家との思い出は数かぎりない。なかでも、とくに彼のことをかわいがっていたのが、司会を務めていた五代目三遊亭圓楽だという。「一見、穏やかそ -
ずうとるび脱退で無一文に…山田たかお救った笑点からの電話
2020/03/29 11:00「僕はいつもニコニコ笑うようにしてるんだよね―」山田たかおさん(63)は子供のときからそうだった。のど自慢に飛び入り参加で大ウケ。番組のご褒美で作ったグループ「ずうとるび」が大人気。そして、ご存じ『笑点』の座布団運びまで、笑いを振りまき、家族やファン、視聴者といった周囲の人たちを楽しませてきた。五代目・三遊亭圓楽や桂歌丸からもかわいがられ、一目置かれたのもこの笑顔があったからこそ。そんな彼が直面し -
山田たかおの極貧幼少期 座布団運んでマンションオーナーに
2020/03/29 11:00「キャー、こっち向いて~」ライブが始まるやいなや、そんな黄色い声援が何度も何度も飛んでいた。令和2年のこの日会場はレトロな熱気に包まれていた。それもそのはず、ステージの上でスポットライトを浴びていたのは、昭和40年代末から50年代初頭にかけて一世を風靡した人気アイドルグループ「ずうとるび」。今日はおよそ38年ぶりにオリジナルメンバーが再結集した、復活ライブの初日だった。歌い終えて一息つくと、満面の -
佐藤浩市語る親子確執の真相…縁切りの裏にあった父との関係
2020/03/20 06:00俳優・佐藤浩市さん(59)に“故郷”について尋ねたとき、意外な言葉が返ってきた。「僕には、もう故郷なんてないですから――」佐藤さんは1960年12月、東京都新宿区出身。父親は、“怪優”と呼ばれた俳優の故・三國連太郎さん(享年90)だ。「僕は、東京・神楽坂の生まれですが、実家もないし、当時からある数件の店を除いて。僕が育ったころの面影なんて、全くと言っていいほど残っていません。そう思うと、自分は守る -
佐藤浩市語る父との最後の散歩…晩年にあった親子関係の変化
2020/03/20 06:00俳優・佐藤浩市さん(59)と父、故・三國連太郎さん(享年90)。映画『美味しんぼ』で親子初共演した時も、マスコミはこぞって2人の確執について報じた。「よく言われますが、別に不仲だったわけではないんですよ。一つだけ言えるのは、僕も、きっと三國も、一緒にいることのハードルを上げすぎたんですね」そう語った佐藤さんが、幼少期を振り返る。三國さんも、神楽坂で芸者をやっていたという母もあまり家に帰って来ず、1 -
佐藤浩市が語った役者の宿縁 天国の父へ「3代続きましたよ」
2020/03/20 06:00「そう思うと、せめて親父には、『あなたの孫も役者になりました。結局、3代続きましたよ』と伝えたかったですね。役者の宿縁ですか。昔なら全否定していたかもしれませんが、今は、日本人が好きなブラッドタイプ(血液型占い)よりは何かあるかなと感じていますね」そう、ぼそりと呟いたのは俳優の佐藤浩市さん(59)。“怪優”と呼ばれた父・三國連太郎さん(享年90)との関係について、こぞって“確執”と報じられていたが -
サリン冤罪被害者の河野義行さん 元オウム信者と交流続けた訳
2020/03/09 11:0094年6月の松本サリン事件で警察やメディアに犯人扱いされた河野義行さん(70)。無実を訴え、サリン被害を受けた妻を懸命に看護し、3人の子供を守った。95年3月のオウム真理教による地下鉄サリン事件で、ようやく疑いは晴れる方向に。今も月2回、講演を続ける。自分のように理不尽な目に遭う人を二度と出さないために――。河野さんの妻・澄子さん(享年60)は、サリン中毒によって意識不明になったまま、病床で14年 -
サリン冤罪に負けず…河野義行さん語る妻を看取った14年間
2020/03/09 11:0094年6月の松本サリン事件で警察やメディアに犯人扱いされた河野義行さん(70)。無実を訴え、サリン被害を受けた妻を懸命に看護し、3人の子供を守った。95年3月のオウム真理教による地下鉄サリン事件で、ようやく疑いは晴れる方向に。今も月2回、講演を続ける。自分のように理不尽な目に遭う人を二度と出さないためにーー。河野さんの妻・澄子さん(享年60)は、サリン中毒によって意識不明になったまま、病床で14年 -
サリン犯人扱いを…河野義行さん語る警察の理不尽な自白強要
2020/03/09 11:0094年6月の松本サリン事件で警察やメディアに犯人扱いされた河野義行さん(70)。無実を訴え、サリン被害を受けた妻を懸命に看護し、3人の子供を守った。95年3月のオウム真理教による地下鉄サリン事件で、ようやく疑いは晴れる方向に向かった――。事件の日、河野さん宅に隣接する駐車場から、オウム真理教信者らが撒いた“サリン”によって、近隣住民ら約600人が重軽傷に。河野さんの妻・澄子さんを含む8人が死亡する -
松島トモ子「親子心中も考えた」壮絶老老介護でみえた母娘の形
2020/02/24 11:0095歳でも元気だった母が、突然変わってしまった――。女優・松島トモ子さん(75)の母・志奈枝さん(99)は、ある日突然、認知症を発症。4歳でデビューしてからマネージャーとして24時間ともに過ごしてきた母子に、想定外の展開が降りかかった。一度は倒れて親子心中も考えたが、松島さんは、自宅で母の面倒を見る道を選んだ。壮絶な母子の老老介護の現場を語る。「母の親しいお友達を招いて、都内の中華料理店で95歳の -
突然失禁、母が認知症に 松島トモ子語る「老老介護は恩返し」
2020/02/24 11:00「母の認知症の症状は、突然出たんです。だから最初の1年は、私自身、どう過ごしていたか、よく覚えていない。記憶が飛んでいるっていうかね、それほど混乱していましたね」女優・松島トモ子さん(74)は母・志奈枝さん(99)が突然、認知症を発症した日から始まった介護の日々を一気に振り返る。「母の親しいお友達を招いて、都内の中華料理店で95歳の誕生会を開いていました。でも、母の様子が明らかにおかしい。いつもは -
ヒョウ襲われても母を心配 松島トモ子を壮絶介護から救ったもの
2020/02/24 11:0095歳でも元気だった母が、突然変わってしまった――。女優・松島トモ子さん(75)の母・志奈枝さん(99)は、ある日突然、認知症を発症。4歳でデビューしてからマネージャーとして24時間ともに過ごしてきた母子に、想定外の展開が降りかかった。一度は倒れて親子心中も考えたが、松島さんは、自宅で母の面倒を見る道を選んだ。壮絶な母子の老老介護の現場の中で、支えになったのは仕事だった――。「母の親しいお友達を招 -
資産150億長女の波乱半生 伯母介護で養女となり相続騒動にも
2020/02/17 11:00矢野孝子さん(72)は、大阪の中津エリアを中心に、11棟の高層マンションを所有する「北村」ほか、グループ会社5社の代表取締役社長を務めている。事業は全て順風満帆。会社の総資産は150億円余! さらには、一般財団法人「南蛮文化館」の館長で、宗教法人「穂積山心願院」院主、住宅型有料老人ホーム「シニアスタイル尼崎」のオーナーでもある。「人生を謳歌されているのでしょうね」という記者のぶしつけな問いに、大き -
子宮摘出で結婚断念 資産150億の旧家長女が人生でやり残した事
2020/02/17 11:00矢野孝子さん(72)は、大阪の中津エリアを中心に、11棟の高層マンションを所有する「北村」ほか、グループ会社5社の代表取締役社長を務めている。事業は全て順風満帆。会社の総資産は150億円余! さらには、一般財団法人「南蛮文化館」の館長で、宗教法人「穂積山心願院」院主、住宅型有料老人ホーム「シニアスタイル尼崎」のオーナーでもある。「人生を謳歌されているのでしょうね」という記者のぶしつけな問いに、大き -
資産150億の72歳長女 お金があっても幸せじゃないと語る理由
2020/02/17 11:00矢野孝子さん(72)は、大阪の中津エリアを中心に、11棟の高層マンションを所有する「北村」ほか、グループ会社5社の代表取締役社長を務めている。事業は全て順風満帆。会社の総資産は150億円余! さらには、一般財団法人「南蛮文化館」の館長で、宗教法人「穂積山心願院」院主、住宅型有料老人ホーム「シニアスタイル尼崎」のオーナーでもある。「人生を謳歌されているのでしょうね」という記者のぶしつけな問いに、大き -
太田裕美語る乳がん闘病の覚悟 抗がん剤治療合間にステージへ
2020/02/08 15:50「太田裕美」と聞けば、甘く透明感のある歌声と、86万枚を超える大ヒットを記録した『木綿のハンカチーフ』を思い浮かべる人が多いだろう。そんな太田裕美さん(65)が、デビュー45周年となる19年9月8日、自身のブログで乳がんであることを公表。多くのファンを驚かせた。「ごく初期ながら、公表せず黙っていたかもしれません。でも、私の場合は初期ではなかったし、抗がん剤治療を始めたら外見が変わってしまう可能性も -
太田裕美語る人気絶頂で休止の真相「木綿は卒業したかった」
2020/02/08 15:502019年にデビュー45周年を迎えた歌手の太田裕美さん(65)。大ヒット曲『木綿のハンカチーフ』の初セルフカバーなど、今までにない挑戦をした45周年記念アルバムをリリースした。そんな太田さんが胸に異変を感じたのは、レコーディングを終えた昨年3月末。2ヶ月後に検査をすると、乳がんはもう初期ではなかったーー。内視鏡手術後、休養せず抗がん剤治療をしながら、ライブを続けることを決断。ステージを乗り切れたの -
いまに真剣に向き合う…「虎屋」長女を後押しした両親の教え
2020/02/03 11:00東京港区の広尾にある、フランス菓子店「ルコント」。10数種類ものケーキの並んだショーケースの向こうから、笑顔で客を迎える女性がいた。彼女は、500年の歴史を持つ和菓子店「虎屋」創業家の長女として生まれた黒川周子さん(39)。そんな黒川さんは今、ルコントを経営するベイクウェルの代表を務めている。どんな経緯で、そしてどんな思いで、遠いフランスにルーツを持つ店を引き継ぐことになったのだろうか。そこには、 -
500年の歴史を持つ虎屋の長女が老舗仏菓子店を継いだ理由
2020/02/03 11:00「父の口癖は『やってはいけないことはない』でした」500年の歴史を持つ老舗和菓子店、「虎屋」の創業家の長女として生まれた黒川周子さん(39)。伝統に縛られない家風のなかで育った黒川さんは、中学3年生で英国留学を自ら決め、その後ニューヨークでアパレルメーカーに就職。帰国後、食に関する事業も展開していた出版社・木楽舎の編集長にカフェ経営についての話を持ちかけられる。「不思議に、食と関わる仕事をいつかし -
娘のためキャバレーでも歌う!麻丘めぐみ29年ぶり新曲のワケ
2020/01/27 11:00麻丘めぐみさん(64)といえば、誰もが認める、70年代初頭の日本のアイドル創成期を築いた“アイドル第一期生”のひとり。『わたしの彼は左きき』などヒット曲を連発し、72年のレコード大賞では、並みいるライバルをおさえて最優秀新人賞を受賞する活躍ぶりだったが、わずか6年の活動の末、結婚とともに芸能界を引退。直後に、1女のママになっていた。そんな麻丘さんが、この1月末、実に29年ぶりの新曲『フォーエバー・ -
麻丘めぐみ「左きき」人気も引退した真相「骨折でも歌えと」
2020/01/27 11:00麻丘めぐみさん(64)といえば、誰もが認める、70年代初頭の日本のアイドル創成期を築いた“アイドル第一期生”のひとり。『わたしの彼は左きき』などヒット曲を連発し、72年のレコード大賞では、並みいるライバルをおさえて最優秀新人賞を受賞する活躍ぶりだったが、わずか6年の活動の末、結婚とともに芸能界を引退。直後に、1女のママになっていた。そんな麻丘さんが、この1月末、実に29年ぶりの新曲『フォーエバー・ -
麻丘めぐみ号泣した厳格母の本音「認知症でも左ききを歌い…」
2020/01/27 11:00麻丘めぐみさん(64)といえば、誰もが認める、70年代初頭の日本のアイドル創成期を築いた“アイドル第一期生”のひとり。『わたしの彼は左きき』などヒット曲を連発し、72年のレコード大賞では、並みいるライバルをおさえて最優秀新人賞を受賞する活躍ぶりだったが、わずか6年の活動の末、結婚とともに芸能界を引退。直後に、1女のママになっていた。そんな麻丘さんが、この1月末、実に29年ぶりの新曲『フォーエバー・ -
憧れの伊調馨倒し五輪連覇へ 代表争いの裏に川井梨紗子の決断
2020/01/13 11:00オリンピックイヤーが幕を開けた。姉妹で金メダルを目指す2人、レスリング女子代表選手の、川井梨紗子選手(25)と川井友香子選手(22)(以下姉妹は敬称略)に注目が集まる。姉の梨紗子は、リオ五輪で金メダルを獲得。さらなる高みを目指し、五輪4連覇の伊調馨選手(35)との激戦を制して東京五輪代表選手に選ばれた。そんな、快進撃を続ける川井梨紗子。彼女の歩んできた道の途中に、ある決断とこだわりがあったという。