介護
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今年は3年に1度の「介護報酬の改定」荻原博子さん語る要点
2021/02/12 15:50今年’21年は、3年に1度の「介護報酬」を改定する年です。介護報酬とは介護サービスの料金のこと。身体介護が何分でいくらと、国が定めている。4月からの改定に向けて、新しい料金体系が固まってきた介護報酬について、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。 ■政府は、介護報酬の公費負担増やすべき 今回の改定では、介護サービス費全体を0.7% -
関口宏 闘病妻と始めた終活…介護億ション転居し免許も返納
2021/02/12 15:50「家を捨てる。これも断腸の思いだったなぁ。もう三十何年住んでた家を、女房が体調壊しちゃったんでね、もう維持できないっていうんでマンションになりました」 2月5日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でこう告白したのは、関口宏(77)。今年3月で結婚生活50年となる元歌手の妻・西田佐知子さん(82)と長年住んでいた一軒家を手放し、東京都内のマンションに引っ越したと近況を報告し -
「『ゴネた人』が得をする」介護を始める人に知ってほしい金言
2021/02/01 06:00「介護は『一人でがんばれば、なんとかなる』ものではありません」 そう話すのは約10年にわたって両親を介護したエッセイストの鳥居りんこさん。介護の実体験から『親の介護をはじめる人へ伝えておきたい10のこと』(学研プラス刊)を上梓した。 「『介護は大変』って言いますよね。私も覚悟はしていました。それでも実際は、想定をはるかに超えてくる。私のメンタルは -
介護歴10年の当事者が見つけた金言「外野は口出すな金を出せ」
2021/02/01 06:00「介護は『一人でがんばれば、なんとかなる』ものではありません」 そう話すのは約10年にわたって両親を介護したエッセイストの鳥居りんこさん。介護の実体験から『親の介護をはじめる人へ伝えておきたい10のこと』(学研プラス刊)を上梓した。 「『介護は大変』って言いますよね。私も覚悟はしていました。それでも実際は、想定をはるかに超えてくる。私のメンタルは -
改正法施行でパートでも介護休暇は1時間から取得可能に
2021/01/22 15:50’21年1月、「改正育児・介護休業法」が施行された。コロナ禍であまり注目されないが、育児・介護と仕事の両立には欠かせない法律だ。読者世代に関わりの深い介護を中心に、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。 ■より利用しやすくなった介護休暇 まず基本を確認しましょう。働きながら介護を行う方は、「介護休業」と「介護休暇」という2種類の休 -
年金だけなら1680万円不足…介護付き老人ホーム“本当の負担”
2021/01/14 06:00「コロナ禍による外出自粛で、“一人暮らしの老親の身体機能や認知機能が低下してしまった”と訴えているご家族が増えています。ふたたびこのような不安を抱えないために、人と交流ができ、日々のケア、見守りなどの総合的なサービスを受けられる高齢者施設へ入所させたいというニーズは、今後さらに高まるでしょう」 こう語るのは、『図解ポケット30分でわかる! 介護保険の上手な使い方』(秀和シ -
続々ドラマ復帰…杉田かおる「復帰きっかけとなったあの作品」
2020/12/29 06:00最近、ふたたびドラマでよく見るようになった杉田かおるさん(56)。約4年のブランクがうそのような抜群の存在感を見せている。母の介護、みとりを経て、歩みだした彼女の今を伝えるーー。 「亡くなる1週間前、母はリハビリのおかげで歩けるようになって、死ぬことを忘れるぐらい本当に元気でした。『棺おけまで歩いていくんだよ』って笑いながら、すごく楽しそうで。母は私のことを“お姉ちゃん” -
「お母さんは楽しかったよ」杉田かおる語る母との最期の日々
2020/12/29 06:00「亡くなる1週間前、母はリハビリのおかげで歩けるようになって、死ぬことを忘れるぐらい本当に元気でした。『棺おけまで歩いていくんだよ』って笑いながら、すごく楽しそうで。母は私のことを“お姉ちゃん”って呼ぶんですが、そのとき『お姉ちゃんの人生は、お母さんといて楽しかった?』と聞かれて、『すごく楽しかったよ』って答えたら、『お母さんはもっと楽しかったよ!』って……。その瞬間、なんとも言えない達成感という -
杉田かおる明かす「人生の指針になったやなせたかしさんの言葉」
2020/12/29 06:00「最初の2年間ぐらいは仕事をセーブしながらなんとか介護を続けました。でも、介護制度の変更で、これまで自宅で受けられたサービスが大幅に受けられなくなってしまって。これがきっかけで、仕事を一時休止して、私が母のそばでずっと介護をしようと決めました」 ときおり涙を浮かべながら、3年前に亡くなった最愛の母、美年子さん(享年83)の思い出を語ってくれた、女優の杉田かおるさん(56) -
蛭子さんヨメのゆるゆる介護相談「シャンプーを4~5回繰り返しているときは?」
2020/12/11 15:50「私が主人を好きになったのは、描く作品もそうですが、純粋で無邪気な人柄です。今でも元気なときは、おいしそうにお菓子を食べたり、楽しそうに散歩したりしている。そんな姿を見ると、本当にかわいいな思うことがあります。でもこの状態が続けば、いつか主人のことが嫌いになってしまうかもしれない……」 そう語るのは、漫画家でタレントの蛭子能収さん(72)の19歳年下の妻、マルちゃん(53 -
介護で帰省する人は飛行機代も安く…この得制度を見逃すな
2020/12/05 15:50家族といえど、日々の介護は重労働。コロナ禍で「デイサービスを使えない」「お給料も減った」など変化を余儀なくされ、追い打ちをかけられた人こそ、お得な制度を使おうーー! コロナ禍で、高齢者はデイサービスの利用を控えたり、ヘルパーさんの来訪を断ることを余儀なくされている。そんななか代わって親の介護を担うため、仕事を休んだり差し入れをしたりと金銭的負担が重くなった人も多いはず。 -
介護でもらえる&得するお金、医療と介護の合算療養費も
2020/12/05 11:00コロナ禍で、高齢者はデイサービスの利用を控えたり、ヘルパーさんの来訪を断ることを余儀なくされている。そんななか代わって親の介護を担うため、仕事を休んだり差し入れをしたりと金銭的負担が重くなった人も多いはず。 また介護にかかる費用は月額7.8万円(「生命保険に関わる全国実態調査・平成30年度調べ」)という試算もあるが、蓄えがなく無年金・低年金の親に代わって子どもが負担するケ -
介護で休業してもお金がもらえる!知っておくべき申請金
2020/12/05 11:00家族といえど、日々の介護は重労働。コロナ禍で「デイサービスを使えない」「お給料も減った」など変化を余儀なくされ、追い打ちをかけられた人こそ、お得な制度を使おうーー! コロナ禍で、高齢者はデイサービスの利用を控えたり、ヘルパーさんの来訪を断ることを余儀なくされている。そんななか代わって親の介護を担うため、仕事を休んだり差し入れをしたりと金銭的負担が重くなった人も多いはず。 -
要介護でなくとも自宅の改修の申請金をもらえるケースとは
2020/12/02 11:00人生100年時代を迎えて、長い老後の生活費をどのようにやりくりしたらいいのか、悩んでいる人も多い。 「60歳以上の人の、毎月の生活費として必要な平均額は14万〜15万円程度といわれています。年金が満額もらえるのは65歳からなので、それまでは定年を延長するなどしてなるべく働きに出て収入を得るしかありません。ところが、現役時代と比べて収入はガクンと減り、医療や介護の負担が重く -
近所の人は減刑の嘆願書を検討…神戸市祖母介護殺人の悲哀
2020/11/12 06:00「A子ちゃんが、笑顔でおばあちゃんの車いすを押している姿を見かけたことがあります。本当は自殺したくなるほどつらい思いをしていたのに、無理やり明るく見せようと思うたんかな……。あの笑顔を思い起こすだけで胸が痛みます。おばあちゃんの面倒をみていたのは彼女だけだったと近所の人間は知っていますから、みんなで減刑の嘆願書を出そうかと話し合っていたんです」(近所の住民) 昨年10月、 -
15~29歳の介護者21万人。知られざる“若者介護者”の実態
2020/11/12 06:00家族による介護といえば、40代や50代の世代が自分の親を介護しているというイメージがあるだろう。だが、じつは10代や20代で介護している若者が多くいる。相談する相手もおらず、理解もされない孤独な介護を強いられているーー。 「小・中学生や高校生など18歳未満の『ヤングケアラー』や18歳以上の『若者ケアラー』が大勢いることを知ってほしいです。しかも、通学や仕事をしながら家族を -
離れて暮らす高齢親の見守りはIT機器+“人の目”で!
2020/11/11 15:50「新型コロナで帰省を自粛した人も多いでしょう。ふだんであればすぐに気が付く異変にも、気が付くのが遅れるため、心配が尽きないという声をよく聞きます」 そう語るのは、介護作家・ブロガーの工藤広伸さん。工藤さんは岩手県で一人暮らしの認知症の母(77)を遠距離介護をしながら支えている。通常であれば年に20回ほど介護のため帰省しているが、今年は新型コロナウイルスの影響で帰省の頻度は -
スマホで施錠も…コロナ禍だからこその“老親見守りツール”
2020/11/11 15:50コロナ禍の今、離れて暮らす親を心配する人が増えている。 「新型コロナで帰省を自粛した人も多いでしょう。ふだんであればすぐに気が付く異変にも、気が付くのが遅れるため、心配が尽きないという声をよく聞きます」 そう語るのは、介護作家・ブロガーの工藤広伸さん。工藤さんは岩手県で一人暮らしの認知症の母(77)を遠距離介護をしながら支えている。通常であれば年 -
親に代わってエアコンを調節…“老親守るIT機器”最前線
2020/11/11 11:00コロナ禍の今、離れて暮らす親を心配する人が増えている。 「新型コロナで帰省を自粛した人も多いでしょう。ふだんであればすぐに気が付く異変にも、気が付くのが遅れるため、心配が尽きないという声をよく聞きます」 そう語るのは、介護作家・ブロガーの工藤広伸さん。工藤さんは岩手県で一人暮らしの認知症の母(77)を遠距離介護をしながら支えている。通常であれば年 -
真矢ミキ「10年介護した母が人間のおもしろさを教えてくれた」
2020/09/22 11:00「私、料理を人に振る舞うときは、品数や栄養面などを考えて、わりと頑張れるほうなんです。でも、自分のことになると、そのへんにあるものを、ただ口に入れているようなひどいありさまで(笑)。自粛期間中は料理をする時間が十分すぎるくらいあったので、これを機に自分の食生活をあらためようと張り切りました」 そう話すのは、10月17日スタートの新ドラマ『さくらの親子丼』(東海テレビ・フジ -
コロナ禍での介護うつに警鐘、負担減らすのは“甘え”じゃない
2020/09/20 11:00「現在のコロナ禍にあっては、とくに介護うつ発症のリスクが高いといえるでしょう。ただでさえ弱っている高齢の家族に万が一のことがあってはいけないと、外出や友人との食事を控えたりしているうちに、家に閉じこもって介護に向き合う時間が増え、逃げ場がなくなる。こうした傾向は、うつ病の発症につながります」 そう話すのは、高齢者の訪問診療に取り組む、つばさクリニック院長の鈴木智広先生だ。 -
コロナ禍でリスク高まる介護うつ、最善の対策は「相談」
2020/09/20 11:00身の回りのことは、全部自分で決めたい。そういえば、趣味が少ないほうかも……。思い当たるフシがある人は要注意! 介護によるストレスで、「介護うつ」になってしまうかも。回避のポイントは“頼る”ことだーー。 「現在のコロナ禍にあっては、とくに介護うつ発症のリスクが高いといえるでしょう。ただでさえ弱っている高齢の家族に万が一のことがあってはいけないと、外出や友人との食事を控えたり -
コラムニスト・神足裕司 在宅介護の身を支えるのは“夫婦力”
2020/09/09 15:50長年連れ添い、紆余曲折を経ながら、最後は「夫を介護する」という試練と向き合うことになった妻たち。そのとき、夫に何を思うのか。きれいごとだけでは片づけられない複雑な思いを超え、見えてきた「夫婦って何?」の答えに、耳を傾けましたーー。 ■神足裕司さん(63・コラムニスト)/妻・明子さん(60) 「結婚して34年。主人が元気なころは忙しすぎて一緒に過ご -
料理研究家・クリコさん“介護食のプロ”の原点は夫の闘病
2020/09/09 15:50長年連れ添い、紆余曲折を経ながら、最後は「夫を介護する」という試練と向き合うことになった妻たち。そのとき、夫に何を思うのか。きれいごとだけでは片づけられない複雑な思いを超え、見えてきた「夫婦って何?」の答えに、耳を傾けましたーー。 ■クリコさん(60・料理研究家、介護食アドバイザー) 「病気には負けない。料理研究家のはしくれとしてやってきた私が、 -
小山明子が振り返る夫・大島渚監督の介護、自身も重度のうつに
2020/09/09 11:00長年連れ添い、紆余曲折を経ながら、最後は「夫を介護する」という試練と向き合うことになった妻たち。そのとき、夫に何を思うのか。きれいごとだけでは片づけられない複雑な思いを超え、見えてきた「夫婦って何?」の答えに、耳を傾けましたーー。 ■小山明子さん(85・女優)/夫は故・大島渚(享年80) 「ロンドンで倒れて帰国した夫の大島には、右半身のマヒが残り