医師の最新ニュース
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65歳以上の定期接種開始…帯状疱疹ワクチンが認知症リスクを20%減!医師が最新研究を解説
2025/04/23 11:0050歳以上の65%が発症するといわれる痛~い帯状疱疹。その予防策として国はワクチン接種を推奨しているが、その意外な副次的効果が世界レベルで注目を集めている――。「今年4月から、帯状疱疹ワクチンが定期接種となりました。今年度に65歳、70歳など65歳以上で5歳おきの年齢の人などを対象に、ワクチン接種費用の一部が公費補助されています。じつはこの帯状疱疹ワクチンは、これまでも“認知症予防に効果があるので -
春に急増する食中毒!精肉を持ち帰る際に気をつけたい“意外な点”
2025/04/23 11:004月の初め、富山県にある回転ずし店で起きたノロウイルスによる食中毒で、嘔吐や下痢の症状を訴えいている人が101人に。また、今月9日に栃木県の仕出し弁当店が調理、提供した弁当を食事をした人の討ち2人が下痢や嘔吐、発熱の症状を訴え、うち1人が死亡した。県はノロウイルスによる集団食中毒と断定した。このような事例は、春を迎え暖かくなってきた今珍しいことではない。食中毒とひと口に言っても、さまざまな原因があ -
りんご、桃を食べるとイガイガ…花粉症で誘発される「食物アレルギー」に注意!医師が解説
2025/04/21 11:00ある日突然、特定の食べ物を口にすると「食べるとのどがイガイガするようになった」「唇が腫れるようになった」などの症状が現れたなら、それは食物アレルギーかもしれない。はらだ皮膚科クリニックの院長、原田晋先生はこう説明する。「食物アレルギーとは、食物の摂取後に突然起こる免疫の抗体反応なのですが、花粉が飛散するこの時季に“花粉-食物アレルギー”として現れるケースがあります。これは比較的大人になってから現れ -
はなびらたけ 4時間天日干しでビタミンDがぶなしめじの7倍に爆増!骨粗しょう症予防に最適
2025/04/18 11:00健康な人が1日に摂取するべきエネルギーや栄養素の量を示した「日本人の食事摂取基準」が4月から新しくなっている。最新の知見に基づき5年に1度見直されている食事摂取基準。最新版で注目されているのが、ビタミンDの1日の摂取目標が成人男女とも9.0マイクログラムとさらに高く設定されたこと。2005年版では1日に必要なビタミンDは5.0マイクログラムだったので、この20年で2倍近く引き上げられたことになる。 -
百日咳の患者数が急増中!乳児は突然死の可能性も…医師が緊急警鐘
2025/04/14 11:00赤ちゃんが感染し、重症化すると「死をもたらす病」になりえる感染症・百日咳の患者数が急増している。「国立感染症研究所などが統合して発足したばかりの国立健康危機管理研究機構が4月1日に発表した速報値で、3月17?23日に全国の医療機関から報告された百日咳の患者数は458人。今年に入ってから百日咳の患者数は累積で4千100人になり、すでに昨年1年間の患者数(4千54人)を超えました」(医療ジャーナリスト -
「飲み水が足りないと連絡が…」ミャンマー大地震 日本人医師が明かす“炎天下”被災地の惨状
2025/04/11 06:00200年ぶりともいわれた巨大地震は、ミャンマーに甚大な被害をもたらした。建物の耐震性も高く、震災に慣れている日本は大丈夫、とは安心できない、ある共通点があった。ミャンマー中部で3月28日に発生したマグニチュード7.7の巨大地震。その被害は、日を追うごとに深刻さを増している。ミャンマー軍事政権の発表によると、死者は4月4日時点で3千145人、負傷者は4千589人、221人が行方不明になっている。一部 -
頭痛、めまい…春の寒暖差疲労は不調の引き金に!医師が教える“自律神経セルフケア”
2025/04/10 11:00すっかり暖かくなったと思って衣替えをしたら、一転して厚手のコートがないと震えるような寒さに……。そんな春の気温差を前に、私たちの体にダメージが蓄積しているのだという。この春、東京都内や北関東で、「満開寸前の桜の花に雪が降り積もる」という、まれに見る現象が起きた。背景にあるのは、前日の最高気温25.7度から一転、最低気温が4.3度にまで急低下するなど、一日で20度以上になることもあった“寒暖差”だ( -
日本人の死因 虚血性心疾患、脳卒中よりも多い“意外な病気”とは?新研究で判明
2025/04/09 11:00今や日本人の“国民病”ともいわれている認知症。現在、65歳以上の約16%、すなわち7人に1人が発症しているとされている。世界的に見ても、日本はOECD加盟35カ国中、最も「認知症」の人の割合が多い国ということでも知られる。そんななか、驚きのデータが3月下旬に公表された。慶應義塾大学や米ワシントン大学の研究グループが日本人の過去30年の健康状態を解析した結果、’15~’21年で最も多い死因が「認知症 -
心筋梗塞増の可能性も…気をつけたい「黄砂対策」重要なのは“マスクの付け方”
2025/04/09 06:00この春はスギ、ヒノキ、黄砂が同時に大量飛散しアレルギーが重症化! しかし、黄砂からはただのアレルギーでは済まされない影響が!! 手立てはないのか?「ここ数日、当クリニックの受診者数は、いつもの1.5倍に膨らんで受付はパンク状態です。『苦しくて呼吸ができない』『咳が止まらなくて夜も眠れない』など、“黄砂”による健康被害を訴える患者さんが、ひっきりなしに来院されているからです」そう切迫した状況を明かす -
認知症予防に歌いたい「カラオケ」春の歌ベスト5“歌い方”にもポイントが!
2025/04/03 11:00桜のつぼみもどんどん膨らみを増し、いよいよ春到来。すがすがしい春の空気を胸いっぱいに吸い込みたいところだが……。「猫背だけでなく、スマホの使いすぎによるストレートネック、さらにはマスク習慣によって正しい呼吸ができていない人が増えています。じつは、呼吸と認知症には深い関わりがあるのです」と言うのは『医師が教える元気脳の作り方』(自由国民社)の著者で脳神経内科医の米山公啓先生だ。そもそも、正しい呼吸と -
厚労省も基準改訂…鉄分摂取の“新常識”レバー以外におすすめの食材とは?
2025/04/02 11:00体に不可欠なミネラル「鉄」と日本人との付き合い方が変わるかもしれない。最新の科学的知見に基づいて、5年に1度改訂される厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」は、4月から2025年版が使用される。注目は1日あたりの鉄の推奨量が、18~64歳の月経がない女性の6.5mg(月経あり10.5~11.0mg)から6.0mg(同10.0~10.5mg)に変更になった点だ。「食べ物から摂取できる鉄には、肉や魚に含 -
食物繊維たっぷりで便秘解消に!「無糖煮あずき」の作り方
2025/04/02 06:00野菜の値段が高止まりしている。たとえばキャベツは、ピーク時より値下がりしたものの、平年比を大幅に上回る状態が続いている(農林水産省の発表)。「高騰のせいで野菜を買い控え、野菜不足に陥ると、体調を崩すこともあります。こんなときはあずきを活用してください」そう話すのは『「小豆の力」はなぜスゴイ?』(キクロス出版)の著者で名寄市立大学前副学長の“あずき博士”こと加藤淳先生だ。確かに、食物繊維の不足は便秘 -
枝元なほみさんも死去…「間質性肺炎」とは?階段の息切れ、長引く乾いた咳に注意!
2025/03/27 11:00日本人の死亡原因11位にもなっている間質性肺炎。なかでも、原因不明の特発性は余命宣告されてしまうことも。知らぬ間にジワジワと進行するという病魔に予防策は?料理研究家の枝元なほみさんが、2月27日に69歳で亡くなっていたことがわかった。3月12日付の本人のX上で「チームむかごスタッフ一同」により公表された。5年ほど前に間質性肺炎と診断されていた枝元さんは「かねてより病気療養中」だったという。2023 -
いしだあゆみさん死去 「甲状腺機能低下症」とは?更年期症状と勘違いするケースも
2025/03/27 11:003月11日、女優のいしだあゆみさん(享年76)が「甲状腺機能低下症」のため都内の病院で亡くなったというニュースが飛び込んできたが、その死因について衝撃が広がっている。「明日はわが身かも……」と、案じているというのは都内に住む50代の女性・Aさん。40代後半から更年期障害の治療を受け続け、医師からは何度も「甲状腺に異常があるかもしれないから、念のため内科に行って血液検査を受けてもらってください」と、 -
亜鉛で花粉症の症状改善の可能性…日々の食材での“ベストな取り入れ方”を解説
2025/03/26 11:00目はショボショボ、鼻はぐずぐず、ティッシュが手放せない!ここ10年で最恐の飛散量ともいわれ、現在、各地で被害甚大なスギ花粉。鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの症状に「なんとかして!」と思っている人も多いだろう。そんな花粉症の症状軽減が期待できる研究報告があった。名古屋大大学院医学系研究科の加藤昌志教授が語る。「私たちの研究チームでは、花粉症のモデルマウスの鼻腔内に亜鉛を曝露(点鼻)したところ花粉症の -
はしか、おたふく…春は感染症に注意!50歳以上がチェックすべきワクチン接種歴は?
2025/03/24 11:00寒暖差の影響で免疫力が低下する春も感染症に警戒が不可欠だ。例年以上の人流増加が見込まれる今春は、ウイルスにつけ込まれるリスクがさらに高まっている。「3月に入ってからも、冬に流行する、激しい嘔吐と下痢症状を引き起こすノロウイルスが猛威を振るい、北海道の焼き肉店で11人、名古屋の料理店で37人の集団感染が報告されるなどしています。同時に、今月4日に山口県の20代女性と、同居している20代男性、5日に兵 -
歯周病にも、口臭対策も「もふもふ歯ブラシ」が正解!【「モフらし」が177万本の大ヒット】
2025/03/23 11:00触りごこちよし、見た目もよし。「モフらし」登場により、いまにわかにヒットしているのが細毛が密集したもふもふ系の歯ブラシ。弱った歯茎や歯周病に悩む人を中心に人気を集めている。もふもふ歯ブラシを最大限に生かす磨き方も伝授!■爆売れ中の「モフらし」って?「濃密極細毛歯ブラシ」という商品名で’21年4月より発売。ふわふわした毛先の柔らかさは歯茎に優しく磨きごこちがよく、子供からお年寄りまで幅広い層から支持 -
イタリアで発見された「完璧なゆで卵の作り方」は、不老長寿に役立つ?医師が解説
2025/03/17 11:00《“完璧なゆで卵の作り方”を見つけた》という、一風変わった研究が2月6日、イギリスの科学誌で発表された。行ったのは、イタリア・ナポリ大学などの研究チーム。さまざまなゆで方のなかから、白身と黄身の絶妙な固まり具合、さらに栄養価をもっとも引き出すという“完璧なゆで卵”とは――。作り方は、30度と100度、2種類のお湯を用意し、卵を2分間ずつ交互にそれぞれのお湯に入れる。これを8回繰り返し、計32分かけ -
みのもんたさんは牛タンを詰まらせ…食事中の会話が誤嚥を招く!
2025/03/13 06:00最盛期には16本もレギュラーを抱え“日本一忙しい司会者”と言われたタレントのみのもんたさんが3月1日未明に亡くなった。80歳だった。「今年1月16日に知人らとの会食で訪れた高級焼き肉店で、みのさんは、牛タンをほぼかまずに飲み込んでのどを詰まらせました。知人が背中をさすったりしましたが、息ができないまま苦しそうにしていたため救急搬送。一時は心肺停止状態に。その後、治療を受けていましたが残念ながら、4 -
花粉症の鼻詰まり「玉ねぎの匂いと嗅ぐ」とスッキリ!? 仕組みを医師が解説
2025/02/28 11:00本格的な花粉シーズンがやってきた。しかも今シーズンは、昨夏の猛暑、昨年の飛散量の少なさ、乾燥している気候などの条件が重なり、この10年で花粉が飛ぶ量がもっとも多いとの予測もある。そんな“最恐花粉”の襲来に立ち向かうべき、鼻やのどの「粘膜」のコンディションが悪化している人が急増中だという。神鋼記念病院耳鼻咽喉科部長の浦長瀬昌宏先生が語る。「もっとも外敵にさらされる鼻やのどの粘膜には、免疫細胞が存在し -
松田聖子 歯科医夫が学系長、セレブクリニックで医院長就任の大出世!実った高級送迎車プレゼントの“献身サポート”
2025/02/26 11:00「毎年恒例となっている夏の全国ツアーですが、今回は例年より発表時期が早かったです。45周年ということもあり、聖子さんも気合が入っているといいます」(スポーツ紙記者)2月17日、松田聖子(62)が6月から8月にかけて、コンサートツアーを開催することを公式ホームページで発表した。中央大学法学部通信教育課程を昨年3月に卒業するなど、進化し続ける聖子。実はそのほぼ同時期に吉報が届いていた。「聖子さんの夫で -
「冬の月曜日の朝」は心筋梗塞が増える!? 医師が教える突然死防ぐ「体内時計」の整え方
2025/02/17 11:00《冬の月曜日の朝は死亡率が2~3倍上昇する》こんなショッキングな報告をするのは、『時間治療 病気になりやすい時間、病気を治しやすい時間』(ブルーバックス)の著者であり、東京女子医大名誉教授で戸塚ロイヤルクリニック医師の大塚邦明先生だ。「『冬』『月曜日』『朝』というのは、いずれも心臓、脳血管の重篤な疾患が現れやすいタイミングです。時間医学の生みの親と呼ばれているミネソタ大学のフランツ・ハルバーグ教授 -
「手抜き歯磨き」がインフルエンザ感染リスクを高める!専門家が指摘する口腔ケアの重要性
2025/02/06 11:00日本人が歯を失う原因で最も多いのが歯周病。歯周病で治療を受けている患者数は、約8,604,000人(「令和2年 患者調査の概況」より)。また、15歳以上の日本人の約2人に1人は歯周病を患っているという(「令和4年 歯科疾患実態調査」より)。もはや国民病ともいえる歯周病だが、単なる口の中のトラブルに収まらない可能性があるという衝撃の事実が。日本大学の研究チームの研究によると、歯周病の原因菌がインフル -
今年も大量飛散のスギ花粉 症状が軽くなる「初期療法」とは?医師が解説
2025/01/30 11:00鼻がムズムズ、目はショボショボで、ティッシュが手放せない……。スギ・ヒノキの花粉が飛び交う厄介な季節がやってきた──。しかも、今シーズンの花粉はいっそう手ごわそうだ。すでに東京都では1月8日にスギ花粉の飛散を確認したと発表。これは’85年に調査を開始して以来、過去最速。昨年(2月9日)よりも1カ月も早くスギ花粉が暴れはじめているのだ。いったい何が起きているのか?「スギ花粉は、飛散開始と認められる前 -
hMPV、侵襲性髄膜炎、マールブルグ病…外国人観光客の増加で上陸懸念される「8つの感染症」
2025/01/27 11:00この冬は年末からインフルエンザが猛威を振るっており、これまでに700万人以上が感染しているという報告が出ている。いまだ流行警戒レベルを超えている都道府県もあり、寒さも続いているから、引き続き注意が必要だ。「昨年はインフルエンザに加えて、マイコプラズマ肺炎、新型コロナウイルスなど複数種の感染症が次々と拡大した年でした。ここまで感染症が広がった理由に、コロナ禍で厳しかった感染症対策が緩和されたことや、