米軍の琉球新報に関する話題
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米軍普天間飛行場内で軍属複数がコロナ感染 海兵隊、感染者数明らかにせず
2020/07/08 14:00米軍普天間飛行場に住む米軍属複数人が新型コロナウイルスに感染したことが7日、判明した。米海兵隊は発表で「複数人」にとどめ、感染者数を明らかにしていない。5人との情報もある。県も複数人としか知らされておらず、感染者数を把握していないと本紙に答えた。沖縄防衛局、外務省沖縄事務所も午後8時現在、感染者数を把握できていない。感染者らは同じ場所で働いており、5人以上なら「クラスター(集団感染)」に分類される -
辺野古新基地きょう工事再開 沖縄県議選から5日後、玉城知事「極めて遺憾」
2020/06/12 15:00沖縄防衛局は11日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた工事を12日に再開すると発表した。工事関係者の新型コロナウイルス感染を受け、4月17日から約2カ月間、工事を止めていた。7日投開票の県議選では、新基地建設に反対する当選者が過半数を占めていた。県議選から5日後の工事再開について、玉城デニー知事は報道陣の取材に「工事をするなら極めて遺憾だ」とけん制した。菅義偉官房長官は8日、県議選で自民党 -
米軍が伊江島滑走路を改修 訓練増える恐れ 補助飛行場「運用能力を最大化」
2020/05/14 13:30米海兵隊が沖縄県伊江村の伊江島補助飛行場内で滑走路と離着陸帯を改修する工事を始めていることが13日までに分かった。工事は6月下旬ごろまでの予定。海兵隊は情報を発信するウェブサイトで改修の目的について「島の運用能力を最大化するため」と説明しており、基地機能を強化する方針を示している。工事完了後、米軍機の訓練が増えて騒音などの基地負担が増す恐れがある。改修工事について村や村議会には米軍から説明があった -
道路に散らばる薬きょう 米軍トラックから落下、後続車はパンク
2020/04/22 14:5021日午前9時50分ごろ、沖縄県北中城村安谷屋の県道81号で「弾が大量に落ちている」などと目撃者から通報があった。沖縄署によると、県道29号を走っていた米軍トラックが左折して県道81号に進入した際、荷台に積んだ空の薬きょうを大量に落下させた。トラックの後続を走っていた車1台が落ちた薬きょうを踏み、前輪がパンクした。薬きょうは道路一帯に散らばり、米兵らが薬きょうを回収した。同署は同午前10時ごろから -
有害な物質含む泡消火剤の流出に 米司令官「雨降れば収まる」 基地内の対策を優先
2020/04/13 14:30【沖縄・宜野湾】米軍普天間飛行場から有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が流出した問題で、同飛行場の基地司令官デイビッド・スティール大佐は11日、宇地泊川の除去作業現場を訪れ「雨が降れば収まるだろう」と市職員らに発言した。泡消火剤を回収せずに放置するとも受け取られる姿勢を示した。スティール大佐は「最優先は(飛行場内からの流出を)止めることだ」と強調。飛行場の排水路で、土のうを使って泡消火剤が流れ -
沖縄に米海兵隊が沿岸連隊を創設へ 再編し全体で兵士1万2000人削減 米メディアが報道
2020/03/25 13:50【与那嶺路代本紙嘱託記者】米海兵隊は今後10年間で兵士を1万2000人減らし、第3海兵遠征軍(3MEF、うるま市)に新しい沿岸連隊をつくるなど軍を再編成する。複数の米メディアが23日、伝えた。海洋進出する中国に対抗するため、小規模で迅速に対応できるようにする。米海兵隊トップのバーガー司令官は昨夏以降、必要な部隊や装備の検証を進めてきた。海兵隊は近く、計画の全容を公表する。星条旗新聞などによると、海 -
F35戦闘機の未解決欠陥883件 米国防総省まとめ 安全性に問題のある深刻な欠陥は9件
2020/03/18 14:20【与那嶺路代本紙嘱託記者】米独立監視機関「政府監視プロジェクト(POGO)」は11日、最新鋭戦闘機F35の欠陥に関する内部資料を入手したと発表した。それによると、未解決の欠陥が883件あり、うち162件は「修正の予定なし」だった。安全性に問題がある深刻な欠陥は9件あった。米政府監査院(GAO)もこれまでF35の技術的問題を指摘している。F35を巡っては、日本政府が米国から105機を購入することを決 -
辺野古埋め立て工事は「続行」 新型コロナ感染防止策で沖縄防衛局 受注業者に「中止の意向なかった」
2020/03/04 14:00沖縄防衛局は2日、新型コロナウイルス感染症対策として、名護市辺野古への新基地建設に伴う埋め立て工事を中止することについて「工事受注者の意向を確認したところ中止の意向はなかった」と述べ、工事を中止しない意向を示した。同日、沖縄県選出国会議員団による要請の場で明らかにした。赤羽一嘉国土交通相は2月28日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止策として、国の公共工事の一時中止や工期延長を認める意向を示 -
米軍、落下からわずか2日でつり下げ輸送を再開 原因究明できるまで停止と発表するも… CH53、トリイでフォークリフトつり下げ
2020/02/28 14:00米陸軍トリイ通信施設で27日午後1時45分ごろ、米海兵隊のCH53大型輸送ヘリコプターがフォークリフトをつり下げて飛行する様子が確認された。CH53ヘリはトリイ通信施設の西側の洋上から侵入し、基地内の管理着陸帯に着陸した。同型機は25日にトリイ通信施設の沖合に鉄製の戦車型標的を落下させる事故を起こした。事故後、ヘリが所属する第1海兵航空団は落下の原因究明ができるまで物体のつり下げ輸送を停止すると自 -
米軍が鉄製構造物を落下 読谷トリイの西1・3キロ
2020/02/26 13:10在沖米海兵隊は25日午後1時10分ごろ、読谷村のトリイ通信施設の西1・3㌔の海上で普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターから鉄製の物体を落とした。ヘリで物体をつり下げて輸送していたところ、物体が不安定なったため海上に投下したという。ヘリはトリイ通信施設から軍事射撃場に向かっていた。この日、トリイ通信施設内に射撃訓練用の標的とみられる鉄製の物体が並べられているのが目撃された。CH53Eが離 -
米軍基地内で感染者… 新型肺炎で真偽不明な情報が氾濫 SNS上で 米軍は否定
2020/02/07 14:00新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県内でも真偽不明の情報が氾濫している。会員制交流サイト(SNS)では「沖縄にコロナの感染者」「マジ中国人勘弁」などの書き込みが拡散。「ガセだ」などと否定する投稿も散見されるが、感染を恐れる不安心理も重なってデマは完全には消えない。「中国語を話したら周りの人が離れていった」。実生活でも中国出身者というだけで警戒されるなど波紋が広がっている。6日現在、県内で感染者は -
沖縄本島沖で米軍ヘリが墜落 那覇市から東の海上 MH60ヘリ乗務員5人を救助
2020/01/27 14:45米軍の特殊作戦用MH60ヘリコプター1機が25日夕、沖縄本島東沖約150キロで墜落した。航空自衛隊や海上保安庁第11管区保安本部が救助に当たっている。関係者によると、少なくとも乗員5人が救出されたという。けが人の情報は入っていない。防衛省は「不時着水」と説明している。11管は同日午後8時現在、周辺海域で情報収集中という。関係者によると、事故機は沖縄県外の部隊に所属しているという。25日から米海軍と -
米兵の飲酒運転が4年連続増加 前年から1.6倍 海兵隊員が半数以上占める
2020/01/24 14:002019年に沖縄県内の米軍関係者が飲酒運転で逮捕された事例は38件で、18年の24件と比べ約1・6倍に増加した。4年連続で増え続けている。19年の逮捕者のうち海兵隊所属は過半数を占める21件で、18年の11件と比べ約1・9倍だった。県が22日までに集計した。在沖米軍は19年2月に深夜の外出や基地外での飲酒を規制する「リバティー制度」を大幅に緩和している。今月19日にうるま市で海兵隊員が酒気帯び運転 -
辺野古の2工事見送り 防衛省 軟弱地盤対応を優先
2020/01/06 14:30【東京】沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡って、防衛省は2019年度予算に計上していた米軍キャンプ・シュワブ内の河川切り替えなど2件の工事を見送ることを決めた。軟弱地盤の改良工事を先に進める必要があるため。見送る分の予算は、米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている鹿児島県・馬毛島(西之表市)の用地取得費(160億円)に回す。軟弱地盤改良に伴う設計変更について県は承認しない -
辺野古新基地、埋め立てに10年 政府見積もり、軟弱地盤で当初の倍 普天間返還は2030年代
2019/12/23 15:00米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、政府が埋め立てに必要な工程を10年程度と見積もっていることが22日、分かった。政府関係者が明らかにした。軟弱地盤の存在が発覚し、当初予定していた5年から2倍の時間がかかると判断した。埋め立て完了後の滑走路整備などに見込まれる工程3年を含めると、現行計画で早ければ2022年度とされた米軍普天間飛行場の返還は、30年代にずれ込む見通しだ。防衛 -
米軍、照明弾訓練を再開へ 金武の民間地落下事故、調査終了 米軍「強風で流された」
2019/12/20 14:00沖縄県金武町伊芸の民間地に米軍の照明弾3発が落下した事故で、米海兵隊は18日までに調査が終了したとして、今後、再発防止策を実施し60ミリ迫撃砲照明弾の訓練を再開する意向を沖縄防衛局を通じ県や町に伝えた。キャンプ・ハンセン射撃場の運用規則が緩く強風の中で照明弾を使って風に流されたことが原因だと結論付けた。県は「説明が不十分だ」として、県や町に詳しく説明し理解を得るよう求めている。事故当時、訓練で使っ -
「ウチナーンチュと米兵、どちらの気持ちも分かった」 基地の街で育った伝説のバンド「紫」のドラマーが明かした思い コザ騒動から49年
2019/12/20 14:00【沖縄】街に充満する焼け焦げた臭い、民衆の怒号―。49年前の1970年12月20日、コザ市(現沖縄市)米軍人が起こした交通事故と米憲兵隊の事故処理に憤慨し、民衆が車両を焼き払った「コザ騒動」が起こった。ロックバンド「紫」のドラマー宮永英一さん(68)も目撃者の一人だ。当時、米兵相手にライブ活動をしていた宮永さん。「ウチナーンチュと米兵、どちらの気持ちも分かった」と複雑な心境を振り返りつつ、戦後の歴 -
楽しいクリスマスの準備が一変 事故の不安に誹謗中傷… 米軍の部品が落下した保育園の2年
2019/12/09 14:00【沖縄・宜野湾】園児が遊具や砂場で遊ぶにぎやかな園庭。突然米軍機の「ゴー」という轟音(ごうおん)が周辺を支配し、園児は上空を見上げたり、耳をふさいだり。2年前に米軍機部品が落下した緑ヶ丘保育園(宜野湾市野嵩)の日常だが、保育士の瑞慶覧愛美さん(28)=中城村=は事故を機に「日常ではない」と気付かされた。園が求める園上空の飛行禁止は無視され、「声を上げても変わらないのは悔しい」と話す。事故時、瑞慶覧 -
照明弾が田んぼ落下 民家まで最短50メートル 金武町伊芸 米軍、ハンセンで演習
2019/12/06 15:00【金武】5日午後5時半ごろ、金武町伊芸の田んぼに「照明弾らしき物が落ちてきた」という消防への通報が住民からあった。石川署や沖縄防衛局によると、落下物は金属製とみられ、落下傘が付いていた。金属部分は長さ約10センチ、直径約5センチの円筒状、重さ250グラム。落下傘部分を含めると全長1メートル60センチ。けが人や物的被害は確認されていない。現場は米軍キャンプ・ハンセンまで約200メートルの距離にあり、 -
思いやり予算って何? アメリカの要求に応じ負担膨張 労務費から訓練移転費まで 19年度は1974億円
2019/11/18 13:20在日米軍駐留経費のうち、日本による米側負担の肩代わり分を指す「思いやり予算」。1978年、米軍基地で働く日本人従業員の「労務費」の一部(62億円)を対象に日本側の支払いが始まったが、その後も米国の負担要求に応じる形で支払い範囲は拡大。87年度から日米間の「特別協定」が根拠となり、5年ごとの締結を繰り返して現在に至る。本年度は1974億円が支出されている。78年当初、対象は「労務費」の一部に当たる福 -
米兵の酒酔い犯罪続発 パトカー損壊、民家侵入疑いで外来部隊4人逮捕 沖縄県恩納村
2019/10/30 14:45石川署は27日、恩納村内で酒に酔ってパトカーを損壊したり、民家に侵入したりしたとして、公務執行妨害や住居侵入の容疑でいずれも米ハワイ州海軍所属の米兵4人を逮捕した。県内では23日、那覇市内で米カリフォルニア州サンディエゴ海軍基地所属の海兵隊員が暴行容疑で逮捕された事件も発生しており、外来部隊の兵士による犯罪が相次ぐ事態となっている。石川署は27日、恩納村冨着の路上でパトカーの窓ガラスを手で複数回た -
普天間離着陸、前年2・6倍の1142回 市民負担増す
2019/10/23 14:10【宜野湾】沖縄防衛局の目視調査によると、航空機が9月に宜野湾市の米軍普天間飛行場で離着陸などした回数は、8月の1632回より3割少ない1142回だった。一方、2018年9月の432回と比べると2・6倍に増加しており、市民の負担感は増している。内訳は外来機の飛来が、17年4月の調査開始以降最多だった8月の425回から減少し、236回となっている。前年同月(56回)の4・2倍だった。機体別ではセスナ機 -
年たっても損害補償なく、事故原因も不明 民間地でヘリが炎上したのに 住民に募る不信感
2019/10/11 14:00【東】2017年10月に東村高江で米軍のCH53E大型輸送ヘリコプターが不時着・炎上した事故から11日で2年が経過した。事故現場となった牧草地の所有者、西銘晃さん(66)に対し国が約束していた損害補償は依然支払われず、西銘さんは「突然音沙汰もなくなり、まるで忘れられたようだ」と懸念を募らせている。事故原因も特定されないまま、同区では米軍機による60デシベル以上の騒音の記録回数が増え続け、住民は不信 -
玉城知事、河野防衛相に反論 米軍の民間港使用
2019/09/20 14:00玉城デニー知事は19日の定例記者会見で、米軍が伊江島での訓練のため本部港(本部町)で救助ボートを使用することを通告していたことについて、「民間港湾は民間船舶の運航を目的に設置されたもので、県はこれまで安全な運航を確保するため、緊急時以外の民間港湾や空港の使用について自粛を要請している」と述べ、米軍の使用自粛を求める県の立場を改めて強調した。米軍の本部港使用が市民の抗議で阻止されたことについて、河野 -
米軍ヘリから窓が落下 沖縄本島の東海上に 普天間所属のCH53
2019/08/30 14:0027日午後5時30分ごろ、米軍普天間飛行場所属のCH53ヘリコプターからプラスチック製の窓が沖縄本島の東海上約8キロに落下したことが29日、分かった。沖縄防衛局が29日午後、沖縄県、北谷町、沖縄市、嘉手納町などに連絡した。米軍から日本政府への連絡は28日だった。防衛省によると、落下した窓は縦58センチ、横47センチで、重さは約1キロ。機体後方にある貨物室に付いている窓とみられる。けが人などの情報は