米軍の琉球新報に関する話題
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米海軍機、夜間離着陸繰り返す 普天間飛行場 騒音最大94デシベル、市民が苦情
2019/07/24 14:00【宜野湾】米海軍所属のP8A対潜哨戒機が22日午後9時台に10回以上にわたり、宜野湾市の米軍普天間飛行場で離着陸訓練のタッチアンドゴーを繰り返した。最大94.3デシベルの騒音が発生し、市民から苦情があった。参院選期間中は目立った訓練が見られなかったことに、ある市民は「気を使って飛んでいなかったのか」と疑問を呈した。哨戒機は午後9時ごろから10時前まで、約4分ごとに旋回して離着陸した。県と宜野湾市の -
60年前の米軍機墜落事故を取材した記者が今伝えたいこと 「沖縄の異常さ気付いて」
2019/07/01 13:36【うるま】1959年6月30日に起きた石川・宮森小米軍ジェット機墜落事故の際、琉球新報の社会部記者として現場に駆け付け、取材に奔走した森口豁さん(81)=千葉県=が、事故から60年を迎えるにあたり当時の様子や自身の心境を語った。今年2月には、がんで余命1年と宣告された。揺れ動く沖縄をつぶさに見てきたからこそ、今の若者に伝えたいこともあるという。森口さんは入社2年目の21歳で、同僚と那覇市の泊港にい -
米軍ヘリからの落下物と認める 米海兵隊「人身や財産に脅威与えない」と安全性強調 沖縄県は飛行停止求める
2019/06/06 12:004日午後3時半ごろ、浦添市立浦西中学校のテニスコートで米軍機からの落下物とみられる重さ約20グラムのゴム製部品が発見された問題で、米海兵隊は5日、米軍普天間飛行場所属のCH53Eヘリコプターのプロペラの部品と認めた。また、米海兵隊は防衛省からの照会に対し、部品落下の事実を認め、部品の大きさや重さから「人身や財産に脅威与えない」と安全性を強調した。報道陣の取材に応じた謝花喜一郎副知事は「米軍における -
軍非常食違法転売か 沖縄県内からネット出品多数
2019/05/09 11:52インターネットのオークションサイトなどで、米軍基地内からの横流しや転売品とみられる品が沖縄県内から多数出品されている。特に米軍の野戦非常食(レーション)の出品が多く、あるオークションサイトでは1箱1万円以上で取引されていることが確認された。基地内の免税品が転売される場合、売り主も買い主も税関への申告が必要となり、レーションも同様の扱いを受けるとされる。オークションサイトなどで出品されている品は、税 -
お墓参りができるのは年に1回 米軍の許可が必要 米軍基地の中の「清明祭」
2019/04/17 11:46沖縄では毎年、3月~5月の週末、お墓の前で親戚が集まり、ごちそうを食べるピクニックのような光景が見られる。これは旧暦3月に行われる祖先供養の行事「清明祭(シーミー)」。先祖崇拝の文化を持つ沖縄県民にとって大事な行事だ。このシーミーをするのに米軍の許可が必要な人たちがいる。■「墓を返して」宜野湾市の米軍普天間飛行場内に先祖の墓がある住民らが14日、米軍から許可を得て清明祭(シーミー)のため飛行場内に -
「首相にダンスレッスン」辺野古反対動画に反響 差別受けた経験を糧に発信
2019/03/11 13:15名護市辺野古の新基地建設に反対するよう呼び掛ける県内在住者が作った動画がインターネットで反響を呼んでいる。「辺野古の浜で安倍晋三首相にカチャーシーを教える」という設定の動画がツイッターで視聴回数約8千回、昨年9月の県知事選で期日前投票を呼び掛けた動画は同5万3千回を超えた。動画を公開したのはツイッターで「Ryukyu Ishigame(リュウキュウ イシガメ)」のアカウント名で活動する女性(41) -
新基地反対72% 沖縄県民投票43万4273票、有権者4分の1超 投票率52・48%、賛成は19%
2019/02/25 14:34米軍普天間飛行場の移設に伴う辺野古沿岸部埋め立ての賛否を問う県民投票が24日投開票され、即日開票の結果、開票率100%で埋め立て「反対」の得票が有効投票総数の72・15%の43万4273票に達した。反対票は、県民投票条例で「結果を尊重」し、首相と米国大統領への通知を義務付けた全投票資格者数(有権者数)の4分の1を大きく上回る37・65%に上った。玉城デニー知事は「新基地建設の阻止に改めて全身全霊を -
入試中に…米軍機騒音121デシベル 自粛要請したのに…
2019/02/06 12:09【宜野湾】沖縄国際大学で入学試験が実施していた1日午後3時9分、宜野湾市上大謝名で121・1デシベルの騒音が測定されていたことが4日までに分かった。市内8カ所に設置された騒音測定器では、計304回の騒音発生が確認された。1日には、米軍普天間飛行場に岩国基地(山口県)のFA18戦闘機などの外来機飛来が相次いだ。大学側は米軍の訓練の自粛を求めるよう事前に文書で沖縄防衛局に要請。しかし、1日午前に米軍機 -
米軍部品落下事故の風化防止イベント 宜野湾市、後援せず 市長「政治的懸念」
2018/12/14 12:00【宜野湾】昨年12月に緑ヶ丘保育園と普天間第二小で起きた米軍の部品落下事故の風化を防ぐため、緑ヶ丘保育園の父母らが今月22日に開くイベント「ことりフェス」(同実行委員会主催)について、宜野湾市が後援を断っていたことが12日、分かった。松川正則市長は12日の市議会本会議で理由について「政治的になる可能性が懸念がある」と説明し、市長判断で決定したとした。一方、実行委の与那城千恵美委員長は「子どもを守り -
わが子の通う保育園が事故現場になった…あれから1年 母親たちの思い
2018/12/07 12:00【宜野湾】宜野湾市の緑ヶ丘保育園に米軍機の部品カバーが落下した事故から、7日で1年を迎えた。園の保護者らでつくる「チーム緑ヶ丘1207」は原因究明や園上空の飛行禁止を訴え続けている。会長の宮城智子さん(49)、書記の与那城千恵美さん(45)、佐藤みゆきさん(37)に今の思いを聞いた。―部品落下から1年が経過した。宮城 米軍機は今も上空を飛び続けている。空の状態は全く変わっていない。最近は飛行する機 -
「世界の米軍基地撤去を」 アイルランドで国際会議開幕 「沖縄」も討論へ
2018/11/19 11:57米国が国外に置く全米軍基地とNATO基地の撤退を求める国際会議が、現地時間の16日、アイルランドの首都ダブリンで始まった。沖縄と同じく環境汚染や騒音被害などの米軍基地問題を抱える世界約30の国と地域から約230人が参加した。開会式で「米軍とNATOが主導する戦争により地球規模の環境破壊と健康被害が引き起こされてきた」とし、全世界から米軍、NATO基地を撤去することを提起する共同宣言を発表した。会議 -
米軍基地内で英語研修会を企画 外務省沖縄事務所 4市町が参加へ
2018/11/16 12:00外務省沖縄事務所(川村裕沖縄担当大使)は、米軍嘉手納基地内にある小学校で公立小学校教諭を対象とする英語研修会を企画し、宜野湾市、沖縄市、浦添市、嘉手納町の4教育委員会が参加することが13日までに分かった。学校現場からは「教育目的というより米軍を『よき隣人』と印象付けたいだけではないか」「基地内でなくてもできるのではないか」との批判や疑問が出ている。小学校では、2020年度から英語が正式教科となる。 -
米軍機墜落、沖縄復帰後50件に FA18の南大東沖墜落、日米共同訓練中
2018/11/13 13:00米海軍第5空母航空団所属のFA18戦闘攻撃機1機が12日午前11時45分ごろ、南大東島の南西約140キロ、那覇市の東南東約290キロの海上でエンジントラブルのため墜落した。事故機は自衛隊と日米で共同巡航訓練を実施中、米空母ロナルド・レーガンから発艦した。搭乗員2人は緊急脱出し、米軍ヘリに救助された。その後、ロナルド・レーガンは通常運用を再開した。県内で発生した米軍機の墜落事故は1972年の沖縄の日 -
辺野古工事あすにも再開 国、撤回の執行停止 県、係争処理申し出検討
2018/10/31 12:39米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、石井啓一国土交通相は30日、県の埋め立て承認撤回の執行停止を行うと発表した。沖縄防衛局による行政不服審査法に基づく申し立てを認めた。これを受け、政府は必要書類が31日にも沖縄防衛局に届いた後、来月にも土砂投入に着手し、準備として1日にも関連工事に踏み切る方針だ。県は第三者機関「国地方係争処理委員会」への審査申し出を軸に対抗策を検討している -
自宅に突然、米兵侵入 少女「殺される」 沖縄・読谷 不法侵入事件 5カ月の妹抱きかかえて逃げる
2018/09/21 13:06【読谷】9月7日午後10時半ごろ、沖縄県読谷村で発生した米兵による住居侵入事件で、発生時、事件があった男性宅には男性の娘である高校2年の少女と生後5カ月の女児だけだったことが19日までに分かった。家に侵入した米兵に、少女は「殺される」と妹を抱きかかえてはだしで窓から飛び出し、近隣の知人宅に逃げ込んでいたことも明らかになった。19日、村や村議会による沖縄防衛局への抗議の場で分かった。住居侵入の疑いで -
米軍関係者、不起訴8割 17年一般刑法犯 “特別扱い”浮き彫り
2018/08/15 14:502017年に国内で発生した米軍関係者(米兵、軍属、家族)による一般刑法犯(刑法犯から自動車による過失致死傷などを除く)の起訴率が16・3%だったことが14日までに、日本平和委員会の調べで分かった。起訴件数が14件だったのに対し、不起訴件数は72件だった。沖縄に限定した場合の起訴率はさらに低い、15・8%だった。国内全起訴率である約38%と比べ、どちらも半分以下にとどまった。米軍関係者の犯罪が特別に -
全米軍機の飛行中止を要求 宜野湾議会がF15墜落で抗議決議
2018/06/26 12:00米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)所属のF15戦闘機の墜落を受け、同県の宜野湾市議会(大城政利議長)は25日の本会議で、県内に配備されている全米軍機の飛行中止を求める抗議決議と意見書を全会一致で可決した。市議会事務局が把握している限り、同市議会が全米軍機の飛行中止を求めるのは沖縄が日本復帰した1972年以降初めて。米軍普天間飛行場の所属機が昨年12月に同市の普天間第二小学校に窓を落下させるなど事 -
またか住民恐怖 ガラス割れ壁に傷 「自分がいたら」頰こわばらせ 名護・農園に「流弾」
2018/06/22 14:49【名護】また流弾か―。沖縄県名護市の市街地から南に位置する数久田の民間地に21日午後、銃弾とみられる物が見つかり、住民を驚かせている。隣接する米軍キャンプ・シュワブ内の訓練場から飛んできた可能性がある。過去にも実弾が久志岳を越え数久田に着弾し、住民を幾度も恐怖の底に陥れた。現場を確認した区長は、訓練場からの流弾であれば訓練自粛を米軍に求める考えを示した。住民の生命を脅かすような事態に地域は緊張に包 -
墜落から2日 F15が嘉手納で飛行再開
2018/06/13 15:07米軍嘉手納基地の第18航空団は、11日に起きたF15戦闘機墜落を受けて停止していた同型機の飛行訓練を13日午前7時52分、再開した。米空軍は地元自治体が求めている原因究明については明らかにしていない。F15は午前9時までに10機が相次いで離陸した。一方、嘉手納基地では午前6時すぎからF22ステルス戦闘機が訓練を開始し、住宅地上空を旋回する様子も確認された。事故から間もない中で早朝から戦闘機の訓練が -
沖縄では年1回ペース 米軍機の墜落 復帰後49件目, 最多はF15の10件
2018/06/12 13:40沖縄の日本復帰後に県内で起きた米軍機の墜落事故は49件となった。このうち機種別ではF15戦闘機の墜落が最も多く、1979年に配備されて以降、11日に起きた事故を含めて10件11機に上っている。F15は2013年5月にも沖縄本島東の海上で訓練中に墜落した。墜落9件は海上での墜落だが、94年4月には嘉手納基地から離陸した直後に嘉手納弾薬庫内の黙認耕作地に墜落炎上する事故を起こしている。県内では、201 -
県民投票へ署名開始 那覇で集会、目標11万5千筆
2018/05/24 12:00米軍普天間飛行場の移設に伴う辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票条例制定請求に向け「『辺野古』県民投票の会」は23日午後、署名集めを開始した。同日夜、会の趣旨に賛同する市民ら約220人が参加し、那覇市のかりゆしアーバンリゾート・ナハでキックオフ集会を開いた。県民条例制定請求には有権者の50分の1の署名約2万3千人分が必要だが、同会は2カ月間で約11万5千筆の署名獲得を目指す。呉屋守将顧問はあいさつで -
新年度始まって1カ月半 体育の授業に避難……もう146回 「異常」が続く普天間第二小学校 授業中断も頻発 子どもたちの学習権はどこに?
2018/05/23 13:00【宜野湾】昨年12月、沖縄県の米軍普天間飛行場所属の大型輸送ヘリCH53Eから窓が落下した宜野湾市新城の普天間第二小学校。その後、同校方面に米軍機の離陸が確認されると避難指示が出されるようになり、運動場からの児童の避難が頻繁に繰り返されている。避難回数は、運動場の使用を再開した今年2月から3月23日までに216回、新学期の始業式があった4月9日以降も既に146回(5月15日時点)に上る。監視カメラ -
米軍が車両投下訓練 伊江飛行場 地元が中止要請するも強行
2018/05/23 13:00【伊江】在沖縄米海兵隊は22日、沖縄県伊江村の伊江島補助飛行場で車両と兵士を投下する訓練を実施した。村によると車両と兵士は同飛行場内に降下し、民間地に被害は出ていない。村は17日の沖縄防衛局からの事前通告を受けて、翌18日に訓練中止を要請していた。米軍が村の中止要請がありながらも訓練を強行した格好だ。村関係者によると、車両の投下訓練はこの10年は実施していないという。村や沖縄防衛局によると、降下訓 -
火の破片、恐怖今も 沖縄県うるま市川崎米軍機墜落から56年
2017/12/07 12:00静かに事故の日のことを語る多嘉良初子さん=沖縄県うるま市川崎1961年、沖縄県旧具志川村(現うるま市)の川崎地区に、米軍のジェット機が墜落した事故から7日で56年になる。死者2人、重軽傷者6人と地元に大きな被害をもたらした事故だ。うるま市立川崎小学校では7日に平和集会を開き、平和への思いを新たにする。墜落事故を目の当たりにした多嘉良初子さん(85)=市川崎=は「また戦争が来たと思った」と、当時の恐 -
米軍基地ごみ収集停止 嘉手納、倉敷産廃取り消しで
2017/11/24 15:00収集されずに、住宅地域内に積まれたごみ=23日、米軍基地内在沖米軍から排出されるごみの多くを受け入れていた倉敷環境(沖縄市池原)の産業廃棄物処分業の許可を沖縄県が取り消したことに関連し、米軍基地内のごみ収集に影響が出ている。米軍嘉手納基地は公式フェイスブックで、21日から7~10日間、ごみ収集の中止を報告。リサイクルの実施を強く求めている。投稿はキャンプ・フォスターの公式フェイスブックもシェアし、