解説の医師に関する話題
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《皮膚科医が警鐘!》「帯状疱疹は夏から秋にかけて最も気をつけるべき」と語る理由
2025/08/22 11:00「7月下旬にかぜをひいて発熱し、数日寝込んでいたら、今度は首から背中にかけてチクチクと痛みだし、赤い発疹が出てきたんです。最初は我慢できたのですが、日を追うごとに痛みがひどくなり、そのうち皮膚が水ぶくれ状態に。急いで病院を受診したところ“帯状疱疹”と診断され、抗ウイルス薬を点滴。それから2週間以上経過しましたが、痛みはまだ続いています」(東京都・主婦55歳)長引く暑さのなか、新型コロナ、百日ぜきな -
コロナ?インフル?百日咳?《“しつこい咳”原因の見分け方》を医師に聞いてみた!
2025/08/22 06:00「のどの激しい痛みに加え、5日以上、せきが止まりませんでした。熱はなかったので様子を見ていたら、同じ職場の人から新型コロナと診断されたと連絡が……。急いで病院に行ったら、百日咳と診断されました」(都内の30代女性)今夏、せきを伴う感染症が全国的に流行している。国立健康危機管理研究機構によると、7月28日~8月3日の百日咳の新規感染者数は3599人。2025年に入ってからの累計の感染者数は6万826 -
認知症の専門医が解説!帰省でチェックすべき「認知症が疑われる“親の異変”」
2025/08/20 11:00夏の帰省シーズンを迎え、久々に親と対面する人も多いだろう。しかし、その際に「親の様子が何となくおかしい」と感じた場合は、認知症のサインかもしれないーー。「異変は実家に到着したときから感じるものです。いつも手入れが行き届いていた庭の草木が枯れている、台所に洗っていない食器が積み上がっている、など。『いつもとちがう』とピンときたら、注意が必要です」そう話すのは、脳神経外科専門医で認知症サポート医でもあ -
《痛いところだけ貼らないがポイント》人気接骨院の院長に聞いた「腰痛のタイプ別に効く“湿布の貼り方”」6パターン
2025/08/20 06:0040代以上の日本人のおよそ3人に1人、約2千800万人が悩まされているという腰痛。さまざまなタイプの腰痛があるが、まず腰が痛いと感じたら多くの人がお世話になるのが湿布薬だろう。「腰痛のある高齢者の2人に1人は湿布を使用しているという報告もあります」こう話すのは、広島市にあるシムラ病院の特別院長で整形外科医の藤林俊介先生だ。腰痛はその症状や痛みの幅が広く、脊椎の下部にある腰椎や仙骨周辺の骨や関節によ -
《猛暑で危険がさらに増加》医師に聞いた「50代女性に尿路結石が急増する理由」
2025/08/18 11:00「家事をするにも大量の汗をかいてしまう毎日です。猛暑のなか、50代以上の女性に意識してほしいのは、尿路結石の予防です」そう警鐘を鳴らすのは、医療法人社団五良会理事長で、竹内内科小児科医院院長の五藤良将さんだ。尿路結石とは、腎臓や尿管、膀胱、尿道など尿の通り道である尿に結石ができる病気だ。「結石の詰まりによって、主に側背部痛を起こします。その痛みはかなり激しく、のたうち回るほどで、痛みのあまりに吐き -
物価高、マイナ対応で医療機関が倒産ラッシュ…将来真っ先に「切り捨てられる診療科」とは
2025/08/14 11:00「全国で医療機関の倒産ラッシュが起きつつあります。このまま何の手立ても講じられなければ、救急の受け入れ制限や手術の先送りなど、さらなる影響が起こるはずです」こう警鐘を鳴らすのは、全国の開業医や勤務医が加盟する「全国保険医団体連合会」(以下、保団連)事務局の岩下洋さんだ。危機感のあらわれは、東京商工リサーチが7月26日、2025年上半期の「病院・クリニック」の倒産件数が21件(前年同期比16.6%増 -
「熱中症リスクはかなり高い」横山裕がランナーの『24時間テレビ』100キロマラソンに医師が警鐘、都内でも40℃越え
2025/08/12 06:008月30日と31日に放送を控える『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』(日本テレビ系)。7月31日には、毎年恒例のチャリティーマラソンのランナーをSUPER EIGHT・横山裕(44)が務めることが発表されたチャリティーランナー就任にあたり横山は《僕は子どもの頃、経済的にも不安の中で生きていました。そういう境遇の子どもたちが、今の時代も沢山いるんだということを僕が走ることによって知ってもらうだけ -
睡眠専門医に聞いた「お金をかけずに朝までぐっすり眠る方法」がお手軽で最高だった!
2025/08/11 11:00今年の夏の睡眠に「満足していない」人は全体の63%──。パナソニックが7月9日に発表した、夏の睡眠に関するアンケート調査では、約3人に2人が眠りについて何らかの悩みを抱えている実態が明らかになった。その最大の要因が、寝苦しさ。一日の最低気温が25度以上という熱帯夜が続いている。しかも、気象庁の予報によれば、8~9月も全国的に厳しい暑さが続くとのこと。これまで年々増加していた熱帯夜の日数も、過去最多 -
《理想のエアコン温度は?寝る姿勢は?》睡眠専門医に聞いた「不眠に悩まない寝室の条件」
2025/08/11 11:00一日の最低気温が25度以上という熱帯夜が続いている。しかも、気象庁の予報によれば、8~9月も全国的に厳しい暑さが続くとのこと。これまで年々増加していた熱帯夜の日数も、過去最多を記録する勢いだ。疲れを残さないためにも、どうにか質のよい睡眠を確保したいところだが――。「快眠のためには、寝室を“眠ること以外は何もしない空間”にすることが理想です。寝床=眠る場所というイメージを脳に定着させることが大事。そ -
破傷風ワクチン出荷停止で感染リスク増…医師が語る“45歳以上”が注意したほうがいいワケ
2025/07/31 11:00「7月9日、製薬メーカーのデンカ、販売元の田辺三菱製薬は連名で、破傷風の予防のために用いられる『沈降破傷風トキソイド「生研」』の出荷を停止したことを発表しました。理由は、製造工程の適格性の検証結果に疑義が生じ、再検証にさらなる時間を要するためのようです。出荷再開の時期は明らかにされておらず『当面の間』とされているため、トキソイド(ワクチン)不足を不安視する医療関係者もおり、ワクチンの接種制限、一時 -
《クマ被害が拡大》生存しても顔の皮が剥がされ、眼球破裂した人も…治療の第一人者が語る「クマ外傷の恐ろしい実態」
2025/07/24 14:40クマが出没し、人を襲った──このニュースを聞かない日がない。7月21日には、農作業中の75歳の男性が、クマに襲われ頭に大けがをした。また7月12日に北海道福島町では新聞配達員がヒグマに襲われて亡くなったが、このクマは、4年前にも同町で、70代の女性を死亡させたことがあきらかに。岩手県北上市では、7月4日に自宅の居間でクマに襲われた高齢女性が命を落としている。被害者は、クマが出没する地域に住んでいる -
虫刺されのような腫れ、かゆいイボが増える…肌に現れる「がん」の初期症状10
2025/07/24 11:00「突然の赤みやかゆみ、ガサガサした湿疹が出たら、もしかするとがんのサインかもしれません」そう警鐘を鳴らすのは、東京都江戸川区のひまわり医院の院長で内科・皮膚科医の伊藤大介先生だ。蒸し暑い日本の夏はあせも、水イボ、虫刺されなどの肌トラブルが増える時季だ。しかし、これらとよく似た皮膚の症状=がんのサインの恐れがあるという。「内臓の悪性腫瘍が原因となって、皮膚に何らかの兆候が現れることを『デルマドローム -
風呂上がりの耳掃除はキケン!放置すると怖い「外耳道真菌症」になる「4つの習慣」
2025/07/23 11:00暑さがまとわりつくような日々。高温多湿で、家のあちこちにカビが発生しやすい時期が続いているが、カビが好む環境は、人の体のこんなところにもあるという――。「耳の中にカビが発生する『外耳道真菌症』という疾患の患者さんが、この時期増えています」こう話すのは、耳鼻咽喉科専門医でさいたま市のおくクリニック院長の奥雄介先生だ。耳の穴にカビが生える! 症例写真を見せてもらったところ、黒色のカビや白くふわふわした -
スポドリで熱中症予防、夏バテ予防にカレー…猛暑の夏バテを招く意外とやりがち「NG習慣」10選
2025/07/21 11:006月のうちに全国各地で猛暑日を観測するなど、この夏も記録的な暑さが広がりそうだ。気象庁が発表した7月から9月にかけての3か月予報も、全国的に厳しい暑さとなるため、注意を呼び掛けている。「猛暑の時季は、熱中症や胃腸トラブルなどの不調に陥る人が続出します。同時に、見た目にはわかりにくいですが、私たちの体の重要な機能を担っている肝臓も大きなダメージを負っているのです」そう警鐘を鳴らすのは、肝臓専門医で栗 -
《本誌記者も1週間で効果を実感》長引く咳を鎮める!コーヒーに足すといい“4文字の調味料”
2025/07/07 11:00「熱は下がったものの、しつこい咳が……。いつまで続くの?」「咳止めを飲んでも効かなくて、しんどい……」いま、長引く咳にわずらわされ、家事や仕事がままならないという人が増えている。さらに、例年になく猛威を振るっているのが「百日咳」だ。国立健康危機管理研究機構によると、百日咳の累計感染者数は今年に入り、確認されているだけでも2万8千553人(6月8日までの統計)に。すでに昨年の約7倍以上と、過去最多と -
抜け毛の原因は“2文字の栄養素”!?医師オススメの「簡単すぎる栄養食レシピ」4選
2025/07/02 11:00湿度の高い日本の夏は、うねり・べたつきなどの髪悩みが目立つが、「最近髪が細くなって毛先がバサバサ」「抜け毛が増えている気がする」といった悩みを抱えている場合は、季節とは別の要因を疑ったほうがいいかもしれない。『長生きの切り札! 亜鉛チャージ健康法』(アスコム)の著者でマイシティクリニック総院長の平澤精一医師は次のように語る。「抜け毛などの髪悩みで受診された方を検査すると、実は亜鉛不足だったというケ -
50代60代女性の「尿もれ」引き起こす意外なモノ《身近で使いがちな“カタカナ4文字”の存在も》
2025/06/25 11:00「ハクション!」と、思いっきりくしゃみをした瞬間、下着にジュワッと染み出てくる尿の“ちょいもれ”は、閉経後、約4割の女性が悩んでいるという。「くしゃみやせき、重い荷物を持ったときなど、おなかに力が入って尿がもれることを腹圧性尿失禁といいます。最大の要因は骨盤底筋の衰えです。骨盤底筋とは、骨盤の内側にハンモック状に張られた排泄をつかさどる筋肉です。膀胱や子宮、直腸などの臓器を支えているので、この筋肉 -
認知症かと思ったら…10人中9人が気づかない「ハキム病」の“症状”と“見分け方”
2025/06/25 11:00東京都内に住む72歳の女性は、呼びかけへの反応が鈍く、椅子に座ったままボーッとしている時間が増え、足をすって歩くようになった。同居の家族が「認知症ではないか」と心配し、女性は家族と一緒に脳神経外科を受診。すると、認知症ではなくハキム病(特発性正常圧水頭症)だと判明した。アルツハイマー型認知症などであれば、進行を遅らせることはできても、劇的な改善は難しいと考えるのが一般的だ。しかし、この女性が患って -
《国立がん研が警鐘》イソフラボンの過剰摂取が肝臓がんリスクを高める…適切な摂取量とは?
2025/06/18 11:00女性ホルモンの分泌量が減少する更年期の対策として、イソフラボンをサプリなどで積極的に摂取している女性は多いだろう。しかし、国立がん研究センターから、イソフラボンの過剰摂取ががんのリスクを高めるという驚きの調査結果が発表されている。「肝臓がんは男性よりも女性に少ないことから、女性ホルモンのエストロゲンが予防的に作用する可能性が考えられています。そのため、この研究は、エストロゲン構造に似た成分であるイ -
《免疫回避能力は従来株の2倍》新型コロナ“危険な変異株”が台湾で大流行…日本上陸で感染爆発の可能性も
2025/06/13 06:00「コロナ禍は過去のこと」、そう思いたいところだが、現実はまだまだそうはいかないようだ。新型コロナウイルスのオミクロン株の派生型である「NB.1.8.1」が東アジアを中心に急速に広がっている。入院患者や死者数も急増し、WHO(世界保健機関)も5月に監視対象に位置付けた。「台湾では、5月末のコロナ患者の外来・救急外来の受診件数が約6万3千件と、今年最多になっています。この数字は昨年同時期の倍以上。同期 -
コーヒー1日2杯で認知症を予防できる!?最新研究を医師が解説
2025/06/11 06:00往年のスター、橋幸夫(82)が、中等度の“アルツハイマー病”であることを発表し、ファンの間にショックが広がっている。アルツハイマー病は、認知症のなかでもっとも罹患数が多く、いつわが身にふりかかってもおかしくない。厚生労働省が昨年末に発表した調査によれば、2040年には国内の高齢者の約3.3人に1人が、“認知症”および“軽度認知障害”になると見込まれているのだ。効果的な治療薬も乏しいなか、「手軽にリ -
「もしかして更年期?」ホットフラッシュと普通の汗の“見分け方”を医師が解説
2025/06/09 16:00だらだらと顔の汗が止まらない——。蒸し暑い日が増えてきた6月、首や背中にまで流れ落ちる滝のような汗をかくなら、更年期の“ホットフラッシュ”かもしれない。「夏にホットフラッシュがひどくなる女性は多いです。暑くて汗をかきやすいうえに、冷房のきいた室内と日差しの強い屋外との温度差が大きくなって自律神経が乱れやすい。女性ホルモンが減少する更年期は、ただでさえ自律神経が不安定な状態です」そう話すのは、婦人科 -
豆乳を飲む、お風呂に入る…更年期の「ホットフラッシュ症状」への対処法6
2025/06/09 16:00急に顔が熱くなって胸や背中まで汗でぐっしょりに……。更年期障害の症状の一つである“ホットフラッシュ”は、ただでさえ不快感の多い夏に追い打ちをかける……。「ホットフラッシュは、更年期で女性ホルモンが減少したり戻ったりと急変動を起こし、それにつられて体温の調節機能をもつ自律神経が乱れることで起こります。血管の収縮と拡張をコントロールできなくなり、のぼせて顔が赤くなったり、上半身から汗が滝のように流れた -
《肩こりが改善》快眠招く枕は「玄関マット」で作れる!医師が教える簡単な作り方
2025/06/09 11:00朝起きたとき、体のあちこちが痛む。ぐっすり眠れず、疲れが取れない……。その不調、もしかしたら枕が原因かもしれない。「自分の体格に合わない枕は、寝姿勢を悪くし、肩こりや首・腰の痛み、頭痛の原因になります。さらに、首や肩の不快感が睡眠の質を下げ、不眠症や睡眠障害につながることも少なくありません」こう話すのは、16号整形外科院長で医学博士の山田朱織先生だ。クリニックには、睡眠のトラブルに悩む患者が多く訪 -
OTC類似薬の保険外しに医師警鐘!ロキソニンテープ1枚2000円、リンデロンVs軟膏2万円に
2025/06/04 11:00「“OTC類似薬”が保険適用外になると、処方箋は発行されなくなり、病院で診断を受けたのに、『市販薬を薬局で買ってください』と言われかねない事態になります。そうなれば、患者の負担が増えるだけでなく、健康まで損ないかねません」そう警鐘を鳴らすのは、野田阪神駅前いまい皮フ科小児皮フ科アレルギー科院長の今井康友さん。“OCT類似薬”とは、市販薬とほぼ同じ成分だが、医療機関で処方され、保険適用となる薬のこと