解説の医師に関する話題
61 ~100件/154件
-
心筋梗塞増の可能性も…気をつけたい「黄砂対策」重要なのは“マスクの付け方”
2025/04/09 06:00この春はスギ、ヒノキ、黄砂が同時に大量飛散しアレルギーが重症化! しかし、黄砂からはただのアレルギーでは済まされない影響が!! 手立てはないのか?「ここ数日、当クリニックの受診者数は、いつもの1.5倍に膨らんで受付はパンク状態です。『苦しくて呼吸ができない』『咳が止まらなくて夜も眠れない』など、“黄砂”による健康被害を訴える患者さんが、ひっきりなしに来院されているからです」そう切迫した状況を明かす -
認知症予防に歌いたい「カラオケ」春の歌ベスト5“歌い方”にもポイントが!
2025/04/03 11:00桜のつぼみもどんどん膨らみを増し、いよいよ春到来。すがすがしい春の空気を胸いっぱいに吸い込みたいところだが……。「猫背だけでなく、スマホの使いすぎによるストレートネック、さらにはマスク習慣によって正しい呼吸ができていない人が増えています。じつは、呼吸と認知症には深い関わりがあるのです」と言うのは『医師が教える元気脳の作り方』(自由国民社)の著者で脳神経内科医の米山公啓先生だ。そもそも、正しい呼吸と -
厚労省も基準改訂…鉄分摂取の“新常識”レバー以外におすすめの食材とは?
2025/04/02 11:00体に不可欠なミネラル「鉄」と日本人との付き合い方が変わるかもしれない。最新の科学的知見に基づいて、5年に1度改訂される厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」は、4月から2025年版が使用される。注目は1日あたりの鉄の推奨量が、18~64歳の月経がない女性の6.5mg(月経あり10.5~11.0mg)から6.0mg(同10.0~10.5mg)に変更になった点だ。「食べ物から摂取できる鉄には、肉や魚に含 -
食物繊維たっぷりで便秘解消に!「無糖煮あずき」の作り方
2025/04/02 06:00野菜の値段が高止まりしている。たとえばキャベツは、ピーク時より値下がりしたものの、平年比を大幅に上回る状態が続いている(農林水産省の発表)。「高騰のせいで野菜を買い控え、野菜不足に陥ると、体調を崩すこともあります。こんなときはあずきを活用してください」そう話すのは『「小豆の力」はなぜスゴイ?』(キクロス出版)の著者で名寄市立大学前副学長の“あずき博士”こと加藤淳先生だ。確かに、食物繊維の不足は便秘 -
枝元なほみさんも死去…「間質性肺炎」とは?階段の息切れ、長引く乾いた咳に注意!
2025/03/27 11:00日本人の死亡原因11位にもなっている間質性肺炎。なかでも、原因不明の特発性は余命宣告されてしまうことも。知らぬ間にジワジワと進行するという病魔に予防策は?料理研究家の枝元なほみさんが、2月27日に69歳で亡くなっていたことがわかった。3月12日付の本人のX上で「チームむかごスタッフ一同」により公表された。5年ほど前に間質性肺炎と診断されていた枝元さんは「かねてより病気療養中」だったという。2023 -
いしだあゆみさん死去 「甲状腺機能低下症」とは?更年期症状と勘違いするケースも
2025/03/27 11:003月11日、女優のいしだあゆみさん(享年76)が「甲状腺機能低下症」のため都内の病院で亡くなったというニュースが飛び込んできたが、その死因について衝撃が広がっている。「明日はわが身かも……」と、案じているというのは都内に住む50代の女性・Aさん。40代後半から更年期障害の治療を受け続け、医師からは何度も「甲状腺に異常があるかもしれないから、念のため内科に行って血液検査を受けてもらってください」と、 -
亜鉛で花粉症の症状改善の可能性…日々の食材での“ベストな取り入れ方”を解説
2025/03/26 11:00目はショボショボ、鼻はぐずぐず、ティッシュが手放せない!ここ10年で最恐の飛散量ともいわれ、現在、各地で被害甚大なスギ花粉。鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの症状に「なんとかして!」と思っている人も多いだろう。そんな花粉症の症状軽減が期待できる研究報告があった。名古屋大大学院医学系研究科の加藤昌志教授が語る。「私たちの研究チームでは、花粉症のモデルマウスの鼻腔内に亜鉛を曝露(点鼻)したところ花粉症の -
はしか、おたふく…春は感染症に注意!50歳以上がチェックすべきワクチン接種歴は?
2025/03/24 11:00寒暖差の影響で免疫力が低下する春も感染症に警戒が不可欠だ。例年以上の人流増加が見込まれる今春は、ウイルスにつけ込まれるリスクがさらに高まっている。「3月に入ってからも、冬に流行する、激しい嘔吐と下痢症状を引き起こすノロウイルスが猛威を振るい、北海道の焼き肉店で11人、名古屋の料理店で37人の集団感染が報告されるなどしています。同時に、今月4日に山口県の20代女性と、同居している20代男性、5日に兵 -
歯周病にも、口臭対策も「もふもふ歯ブラシ」が正解!【「モフらし」が177万本の大ヒット】
2025/03/23 11:00触りごこちよし、見た目もよし。「モフらし」登場により、いまにわかにヒットしているのが細毛が密集したもふもふ系の歯ブラシ。弱った歯茎や歯周病に悩む人を中心に人気を集めている。もふもふ歯ブラシを最大限に生かす磨き方も伝授!■爆売れ中の「モフらし」って?「濃密極細毛歯ブラシ」という商品名で’21年4月より発売。ふわふわした毛先の柔らかさは歯茎に優しく磨きごこちがよく、子供からお年寄りまで幅広い層から支持 -
イタリアで発見された「完璧なゆで卵の作り方」は、不老長寿に役立つ?医師が解説
2025/03/17 11:00《“完璧なゆで卵の作り方”を見つけた》という、一風変わった研究が2月6日、イギリスの科学誌で発表された。行ったのは、イタリア・ナポリ大学などの研究チーム。さまざまなゆで方のなかから、白身と黄身の絶妙な固まり具合、さらに栄養価をもっとも引き出すという“完璧なゆで卵”とは――。作り方は、30度と100度、2種類のお湯を用意し、卵を2分間ずつ交互にそれぞれのお湯に入れる。これを8回繰り返し、計32分かけ -
みのもんたさんは牛タンを詰まらせ…食事中の会話が誤嚥を招く!
2025/03/13 06:00最盛期には16本もレギュラーを抱え“日本一忙しい司会者”と言われたタレントのみのもんたさんが3月1日未明に亡くなった。80歳だった。「今年1月16日に知人らとの会食で訪れた高級焼き肉店で、みのさんは、牛タンをほぼかまずに飲み込んでのどを詰まらせました。知人が背中をさすったりしましたが、息ができないまま苦しそうにしていたため救急搬送。一時は心肺停止状態に。その後、治療を受けていましたが残念ながら、4 -
花粉症の鼻詰まり「玉ねぎの匂いと嗅ぐ」とスッキリ!? 仕組みを医師が解説
2025/02/28 11:00本格的な花粉シーズンがやってきた。しかも今シーズンは、昨夏の猛暑、昨年の飛散量の少なさ、乾燥している気候などの条件が重なり、この10年で花粉が飛ぶ量がもっとも多いとの予測もある。そんな“最恐花粉”の襲来に立ち向かうべき、鼻やのどの「粘膜」のコンディションが悪化している人が急増中だという。神鋼記念病院耳鼻咽喉科部長の浦長瀬昌宏先生が語る。「もっとも外敵にさらされる鼻やのどの粘膜には、免疫細胞が存在し -
「冬の月曜日の朝」は心筋梗塞が増える!? 医師が教える突然死防ぐ「体内時計」の整え方
2025/02/17 11:00《冬の月曜日の朝は死亡率が2~3倍上昇する》こんなショッキングな報告をするのは、『時間治療 病気になりやすい時間、病気を治しやすい時間』(ブルーバックス)の著者であり、東京女子医大名誉教授で戸塚ロイヤルクリニック医師の大塚邦明先生だ。「『冬』『月曜日』『朝』というのは、いずれも心臓、脳血管の重篤な疾患が現れやすいタイミングです。時間医学の生みの親と呼ばれているミネソタ大学のフランツ・ハルバーグ教授 -
「手抜き歯磨き」がインフルエンザ感染リスクを高める!専門家が指摘する口腔ケアの重要性
2025/02/06 11:00日本人が歯を失う原因で最も多いのが歯周病。歯周病で治療を受けている患者数は、約8,604,000人(「令和2年 患者調査の概況」より)。また、15歳以上の日本人の約2人に1人は歯周病を患っているという(「令和4年 歯科疾患実態調査」より)。もはや国民病ともいえる歯周病だが、単なる口の中のトラブルに収まらない可能性があるという衝撃の事実が。日本大学の研究チームの研究によると、歯周病の原因菌がインフル -
今年も大量飛散のスギ花粉 症状が軽くなる「初期療法」とは?医師が解説
2025/01/30 11:00鼻がムズムズ、目はショボショボで、ティッシュが手放せない……。スギ・ヒノキの花粉が飛び交う厄介な季節がやってきた──。しかも、今シーズンの花粉はいっそう手ごわそうだ。すでに東京都では1月8日にスギ花粉の飛散を確認したと発表。これは’85年に調査を開始して以来、過去最速。昨年(2月9日)よりも1カ月も早くスギ花粉が暴れはじめているのだ。いったい何が起きているのか?「スギ花粉は、飛散開始と認められる前 -
hMPV、侵襲性髄膜炎、マールブルグ病…外国人観光客の増加で上陸懸念される「8つの感染症」
2025/01/27 11:00この冬は年末からインフルエンザが猛威を振るっており、これまでに700万人以上が感染しているという報告が出ている。いまだ流行警戒レベルを超えている都道府県もあり、寒さも続いているから、引き続き注意が必要だ。「昨年はインフルエンザに加えて、マイコプラズマ肺炎、新型コロナウイルスなど複数種の感染症が次々と拡大した年でした。ここまで感染症が広がった理由に、コロナ禍で厳しかった感染症対策が緩和されたことや、 -
食後の胃もたれ、みぞおちの焼けるような痛み…それ「機能性ディスペプシア」かも
2025/01/27 11:00「3カ月以上、ずっと胃の不調が続いたので、自宅近くの内科を受診し、薬を処方してもらいました。ところが、症状がいっこうによくならない。もしかして、何か重大な病気なのかも……と怖くなり、消化器内科専門のクリニックで検査を受けることにしました。胃カメラやレントゲン、血液検査などをやった結果、聞いたこともない『機能性ディスペプシア』という診断でした。すぐに治療薬を処方してもらい、2週間ほどで胃の不調は改善 -
《インフルエンザ予防の新常識》帰宅後すぐに「喉のうがい」をするのがNGな理由
2025/01/23 11:00昨年12月23日から29日までに全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり64.39人。統計を取り始めた’99年以降で最多となった。これを受け、入院先が見つからない“救急困難事例”も各地で急増。報道によると、名古屋市では12月の救急出動件数が過去最多の1万6千79件に。仙台市内でも1月6~12日に236件の救急困難事例が発生し、コロナ禍を上回った。いまなお感染症予防が引 -
《医師解説》インフルエンザ大流行 処方薬不足のなか、備えておくべき「市販薬」
2025/01/23 11:00「年末年始は『40度以上熱があるので受診したい』という急患の電話が朝から鳴り続けていました。結果的に、1日あたり100~130人のインフルエンザの急患を診ましたね。こんな経験は医師になって初めて。まさに異常事態でした」そう明かすのは、公平病院(埼玉県戸田市)の院長・公平誠さん。昨年12月23日から29日までに全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり64.39人。統計を -
透析招く「慢性腎臓病」健康診断の結果で注意すべき“eGFR”値とは?
2025/01/10 11:00「成人の7人に1人、45歳以上の4人に1人が“慢性腎臓病(CKD)”にかかっています。腎臓が悪くなると、血管系の病気や感染症にもかかりやすくなり、寿命を縮める大きな要因になるのです」そう警鐘を鳴らすのは、看護師で腎臓病療養指導士の磯崎祐聡さん。登録者数18万人を超えるYouTubeチャンネルでも腎臓の大切さを発信している。腎臓の役割は、体の老廃物をろ過し、尿として排出すること。尿中に溶け出している -
【花粉症対策】医師も実践!「今すぐ食べたほうがいい食材」で2月のピークに備えよう
2025/01/10 11:00気象情報会社「ウェザーニューズ」の発表によると、2025年は全国的に花粉飛散量が多くなると予想されている。多くの地域で平年を上回る予想で、特に関西地方では、過去10年間で最も多い飛散量になる見込みだ。最大級の警戒が必要だろう。「もはや春が来るのが怖い……」と、この情報に絶望的な気持ちになった人も多いかもしれない。しかし、諦めるのはまだ早い。「花粉症の方には、今の時期から青魚の油やアマニ油に多く含ま -
カロリーゼロ飲料が尿漏れを招く?驚きの研究内容を医師が解説
2025/01/02 11:00「寒さが厳しくなり、頻尿を感じる人が多いようです。寒さと頻尿の関連を示す決定的な研究論文はありませんが、尾骨と恥骨の間にある骨盤底筋が寒さで緊張して膀胱に圧がかかること、暖かい季節のように余分な水分を汗で排出しないことなどから、冬は『過活動膀胱』になりやすいと考えられています」こう語るのは、米国・ボストン在住の内科医・大西睦子さんだ。じつはこの過活動膀胱症状のある人の半数が、尿失禁、すなわち尿漏れ -
元HKT兒玉遥が失敗告白で話題…“20代で卵子凍結”が急増する理由と「知っておいたほうがいいリスク」
2024/12/27 16:00《卵子凍結失敗しました! あまり聞いた事がなかったので正直驚きです。料金を支払って普通に言われた通り治療をしたら簡単に凍結できると思っていたから少しショック》12月13日、自身のSNSで卵子凍結の失敗について明かしたのは元HKT48センターで、現在ではNHK連続テレビ小説『おむすび』での警察官役など女優として活躍中の兒玉遥(28)。コメントをくれたXユーザーに応答する形で、兒玉は卵子凍結に至った経 -
睡眠の質を高める「レンチン」ヨーグルト 腸内環境整えて免疫力もアップ!
2024/12/23 11:00厳しい寒さが続き、「たくさん寝ているのに日中眠い」「体がだるい」「目覚めが悪い」といった睡眠に関する悩みを抱えている人も多いのではないだろうか。「睡眠の質の低下は、自律神経の乱れを引き起こす原因になります。特に50歳を過ぎた女性は、ホルモンバランスが崩れることで、自律神経が乱れやすくなります。 その結果、メンタルの不調や体力の低下を招くだけでなく、関節リウマチなどの深刻な疾患を引き起こす可能性もあ -
ほうれん草とベーコン、大根としらす…意外な「NG食べ合わせ」が栄養素を無駄にする!
2024/12/23 11:00これから年末年始に向けて、おいしいものが食卓をにぎわすようになる。そこで気になるのが“食べ合わせ”だ。食べ合わせが悪い組み合わせと聞いて、真っ先に思い浮かぶのは「うなぎと梅干し」。しかし、これはまったくの迷信で、医学的根拠はない。逆に、今では栄養面ではすばらしい食べ合わせとされている。だが、毎日普通に口にしている食事のなかで、栄養学的に好ましくない“食べ合わせNG”の組み合わせが意外と多くあるとい