女性医師の最新ニュース
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“空飛ぶママさんドクター”を作った父の病と自衛隊員としての猛訓練
2024/12/08 11:00【前編】“空飛ぶママさんドクター”渡辺由紀子さん「僻地は私が守る!」から続く渡辺由紀子さんは、フリーランスの総合臨床医。北海道や種子島などを転々と回り医療活動する“空飛ぶママさんドクター”だ。そんな由紀子さんのある1週間の予定を聞くと、移動距離に驚かされる。日曜、月曜に北海道の道東で20時間連続の勤務を終えると、火曜に埼玉県の病院、水曜に東京都内のクリニックで勤務。夜のうちに北海道の道央へ移動して -
“空飛ぶママさんドクター”渡辺由紀子さん「僻地は私が守る!」
2024/12/08 11:00世界3位の発着数を誇る羽田空港の出発ターミナル。ビジネスマンやツアー客などがひっきりなしに行き交う隙間を縫うように、白いキャスター付きのトランクをコロコロと転がして、鹿児島行きの搭乗口へと進んでいくのは、渡辺由紀子さんだ。「新調したトランクです。年間200回以上も飛行機に乗るから、だいたい1年で壊れてしまうんです。ガムテープで補修したトランクを使ったことも(笑)」笑顔で語る彼女は、フリーランスの総 -
「すごい方がいるものだ」人命救助動画が拡散の女性“まさかの正体”にネット衝撃
2024/08/24 06:008月21日、一般ユーザーがXに投稿した、緊迫する人命救助の現場をとらえた動画が話題となっている。動画は駅構内で撮影されたもので、路上に仰向けに倒れた中年男性を通行人や駅員が取り囲む状況を映している。倒れて意識がないと見られる男性の傍らには、男性の手首に指をあて脈を測る一人の若い女性が。彼女は男性の容体をチェックしながら、「多分頭を打っているので、病院には行った方がいいと思うので、救急車を呼んでもら -
7浪して53歳で医師に! 貴子先生語る「小中学校ではずっとクラス最下位でした」
2024/02/25 06:00現在、愛知県で活躍している医師の新開貴子さん(58)は、異例の経歴の持ち主だ。彼女が医師になったのは、なんと53歳のとき。まだ、5年目の医師なのだ。そんな彼女が医師になるまでのドラマを追う(全2回の1回目)。■「7浪して医学部に入学。53歳で医師免許を取得」「こんにちは。お体の加減はいかがですか」「それがね、先生。2日前に歩行器に手をかけた途端にダーッと転んでしまって、腰が痛いのよ」1月末の月曜午 -
7浪して医学部、国家試験に2回落ちて53歳で医師になった女性「それでも諦めなかった理由」
2024/02/25 06:00【前編】7浪して53歳で医師に! 貴子先生語る「小中学校ではずっとクラス最下位でした」より続く現在、愛知県で活躍している医師の新開貴子さん(58)は、異例の経歴の持ち主だ。彼女が医師になったのは、なんと53歳のとき。まだ、5年目の医師なのだ。そんな彼女が医師になるまでのドラマを追う(全2回の2回目)。■36歳でママ受験生に。搾乳しながら試験を受けた短大を経ていったん東京で就職するも、体を壊し、地元 -
滝川クリステル46歳で第2子妊娠、宮崎宣子44歳で第1子出産……「高齢出産リスク」ばかり強調の空気に産婦人科医が待った!
2023/10/20 20:30今月15日、フリーアナウンサーの滝川クリステル(46歳)が、ナビゲーターを務めるJ-WAVE「NX NIPPON EXPRESS SAUDE! SAUDADE…」の番組終盤で第2子の妊娠を報告、11月に出産予定と伝えた。自民党の小泉進次郎衆院議員との間には2020年1月に第1子が誕生しており、出産当時42歳と年齢が注目された。今年はほかにも、2月にあやまんJAPANリーダー・あやまん監督が43歳で -
コロナDV被害者に救いの手 女性支援の医師が病院を駆け込み寺に
2020/06/08 11:00「子どもの学校が休みで、ついつい叱ってしまうんです」「夫がテレワークで、ずっと家にいるとぶつかってばかり。“コロナ離婚”なんて言われてるけど、うちも危ないかも……」新型コロナの感染拡大で、7都府県に緊急事態宣言が発令されてから8日目の4月15日。オンライン会議システムZoomを使って開催された「女性のこころと身体のオンライン相談室」では、参加者から、このような悩みが吐露された。その中に、参加者の話 -
女性支援医療の第一人者・対馬ルリ子 直面した“女だから”の壁
2020/06/08 11:00東京の銀座と新宿で、「女性ライフクリニック」を開業する産婦人科医で医学博士の対馬ルリ子さん(62)。婦人科、乳腺科、内科、皮膚科などを備え、女性の心と体をトータルに診ている。対馬さんは、7都府県に緊急事態宣言が出た翌日の4月8日から、銀座のクリニックを開放。コロナ禍で、DV被害などを受ける女性たちの駆け込み寺として機能させてきた。弱い立場に追いやられた女性たちに寄り添い、長年サポートをしている対馬 -
現役女医が使っている市販薬、胃もたれには「ガスター10」
2020/02/27 15:50新型コロナウイルスの流行が止まらない。国内での感染者の数も増えるばかりで、外出はおろか、少し体調不良を感じても、病院にかかることがおっくうになるのが正直なところだ。「病院に行かなくても症状を軽減させるためには、薬局や薬店などで処方箋なしで購入できる市販薬(OTC医薬品)の使用が必須になってきます。市販薬の効果をきちんと理解し、症状に合わせて服用することで、自分自身の健康を管理することが求められてい -
現役女医が風邪の初期に飲む「葛根湯」は肩こりにも効果
2020/02/27 15:50新型コロナウイルスの流行が止まらない。国内での感染者の数も増えるばかりで、外出はおろか、少し体調不良を感じても、病院にかかることがおっくうになるのが正直なところだ。「病院に行かなくても症状を軽減させるためには、薬局や薬店などで処方箋なしで購入できる市販薬(OTC医薬品)の使用が必須になってきます。市販薬の効果をきちんと理解し、症状に合わせて服用することで、自分自身の健康を管理することが求められてい -
「細かい計画は立てない」女性脳外科医語る強靭メンタルの作り方
2019/05/17 11:00男性優位がはびこる医学界で女性脳外科医としての道を切り開き、脳内の1ミリに満たない血管を処置する手術で活躍する女性。その強靭なメンタルの背景とは――。脳動脈にできたこぶ状の血だまり、脳動脈瘤。これが破裂すると「くも膜下出血」を引き起こし、死に至ることも少なくない。血管と脳動脈瘤の間の根元にチタン製の小さなクリップを挟み、破裂を未然に防ぐのが「クリッピング」と呼ばれる脳外科手術だ。高度な技術と集中力 -
年100件手術こなす“強心臓”女医「難局こそ嘘でごまかすな」
2019/05/17 11:00男性優位がはびこる医学界で女性脳外科医としての道を切り開き、脳内の1ミリに満たない血管を処置する手術で活躍する女性。その強靭なメンタルの背景とは――。脳動脈にできたこぶ状の血だまり、脳動脈瘤。これが破裂すると「くも膜下出血」を引き起こし、死に至ることも少なくない。血管と脳動脈瘤の間の根元にチタン製の小さなクリップを挟み、破裂を未然に防ぐのが「クリッピング」と呼ばれる脳外科手術だ。高度な技術と集中力 -
「ゴッドハンド」と呼ばれる女性脳外科医が持つ伝説の数々
2019/05/17 06:00脳動脈にできたこぶ状の血だまり、脳動脈瘤。これが破裂すると「くも膜下出血」を引き起こし、死に至ることも少なくない。血管と脳動脈瘤の間の根元にチタン製の小さなクリップを挟み、破裂を未然に防ぐのが「クリッピング」と呼ばれる脳外科手術だ。高度な技術と集中力を要するこの手術のスペシャリストである女性が名古屋にいる。「脳動脈瘤は同じように見えて、患者さん一人ひとりでそれぞれ特徴が異なります。実際に開頭してみ -
“脳外科医のゴッドマザー”が乗り越えた「男性優位社会」
2019/05/17 06:00脳動脈にできたこぶ状の血だまり、脳動脈瘤。これが破裂すると「くも膜下出血」を引き起こし、死に至ることも少なくない。血管と脳動脈瘤の間の根元にチタン製の小さなクリップを挟み、破裂を未然に防ぐのが「クリッピング」と呼ばれる脳外科手術だ。高度な技術と集中力を要するこの手術のスペシャリストである女性が名古屋にいる。「脳動脈瘤は同じように見えて、患者さん一人ひとりでそれぞれ特徴が異なります。実際に開頭してみ -
双子ママ医師は「元宇宙飛行士候補の早大法学部大学院生」
2018/10/11 11:00「45年前、東京女子医科大学を卒業するとき、女子大なのに教授は男性医師ばかりで、少数の女性教授は、大部分が独身でした。出産や育児を我慢して働かなければ、教授などトップを目指すことはできないという雰囲気は、現在も変わっていないと思います」日本女医会の副会長を務める、スワミチコこどもクリニック院長の諏訪美智子さんが語る。東京医科大学で女子受験生の入試点数が意図的に操作され、不合格にされたのは、出産・育 -
封建的な日本の医療に挑む「60カ国の子どもを診た女性医師」
2018/10/11 11:00「45年前、東京女子医科大学を卒業するとき、女子大なのに教授は男性医師ばかりで、少数の女性教授は、大部分が独身でした。出産や育児を我慢して働かなければ、教授などトップを目指すことはできないという雰囲気は、現在も変わっていないと思います」そう語るのは日本女医会の副会長を務める、スワミチコこどもクリニック(東京都渋谷区広尾)院長の諏訪美智子さん(70)。東京医科大学で女子受験生の入試点数が意図的に操作 -
2人の娘を持つ女性外科副部長が語る「改革には男性医師も味方に」
2018/10/10 11:00「45年前、東京女子医科大学を卒業するとき、女子大なのに教授は男性医師ばかりで、少数の女性教授は、大部分が独身でした。出産や育児を我慢して働かなければ、教授などトップを目指すことはできないという雰囲気は、現在も変わっていないと思います」日本女医会の副会長を務める、スワミチコこどもクリニック院長の諏訪美智子さんが語る。東京医科大学で女子受験生の入試点数が意図的に操作され、不合格にされたのは、出産・育 -
2女を残し単身赴任の女性医師が語る「離れていても心は近くに」
2018/10/10 11:00「45年前、東京女子医科大学を卒業するとき、女子大なのに教授は男性医師ばかりで、少数の女性教授は、大部分が独身でした。出産や育児を我慢して働かなければ、教授などトップを目指すことはできないという雰囲気は、現在も変わっていないと思います」日本女医会の副会長を務める、スワミチコこどもクリニック院長の諏訪美智子さんが語る。東京医科大学で女子受験生の入試点数が意図的に操作され、不合格にされたのは、出産・育 -
野田聖子大臣が“女性が辞めない病院”視察、現場の熱意に感銘
2018/09/19 06:00「一応、私、(キャラが)おじさんみたいだけど『女性自身』も読んでいるんです。それで、パッと桑江先生の病院の記事が目に入って“オーッ”となって。(医療現場について)いろいろ文句を言ったり、問題点を挙げる人はいますが、実際に(改善策を)実行しているので、直接お目にかかりたくて来ました」9月12日、野田聖子女性活躍担当大臣(58)が「みなみ野グリーンゲイブルズクリニック」(東京都・産婦人科)を視察した経 -
「私は母であり医師」女性が一生働ける病院を作った女性院長
2018/08/22 11:00「女子は減点」の医大入試もしかり、医療現場はまだまだ女性にやさしくない。改善されないのなら自分で“お手本を見せる”と、ある女性医師が立ち上がった。「東京医科大学で受験者の得点を意図的に操作し、女子入学者数を抑制していたことは、医師を目指している女性全体にとって許しがたい不正。大学からは、出産や育児で離職、休職せざるをえない女性医師を、積極的に合格させたくないという思惑を感じます。こうした問題を解決 -
2歳の双子を育てる女性医師も働いてる「女性が一生働ける病院」
2018/08/22 06:00「東京医科大学で受験者の得点を意図的に操作し、女子入学者数を抑制していたことは、医師を目指している女性全体にとって許しがたい不正。大学からは、出産や育児で離職、休職せざるをえない女性医師を、積極的に合格させたくないという思惑を感じます。こうした問題を解決するために不可欠なのは、出産・育児のある女性医師が働きやすい、復帰しやすい医療現場を作ることです」そう語気を強めるのは、6月に開院した「みなみ野グ