放射能汚染の最新ニュース
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経産省が放出をもくろむ福島原発トリチウム水の危険性
2018/10/01 16:00「“薄めたら安全““いちばん金がかからない方法”と言うが、そんなに安全なら東京湾に流せばいい」(福島県・郡山市の参加者)そんな意見が飛び交い、会は紛糾――。これは経産省・資源エネルギー庁(以下、経産省)が8月末、福島県と東京都で開いたトリチウム水の処分に関する公聴会でのことだ。いまでも、溶け落ちた核燃料の冷却が続いている福島第一原発では、トリチウムなど高濃度の放射性物質を含む汚染水が、発生し続けて -
福島原発「汚染水を海に放出」経産省説明会に地元漁師の怒り
2018/10/01 11:00「あと数年で、やっと漁業を本格操業できるかというときに、なぜトリチウム水を海に流すのか。絶対に反対です!」(福島県・相馬郡在住の参加者)そんな意見が飛び交い、会は紛糾――。これは経産省・資源エネルギー庁(以下、経産省)が8月末、福島県と東京都で開いたトリチウム水の処分に関する公聴会でのことだ。いまでも、溶け落ちた核燃料の冷却が続いている福島第一原発では、トリチウムなど高濃度の放射性物質を含む汚染水 -
原発湾内の魚から4万4千ベクレル!福島県沖“放射能汚染”の今
2015/03/11 06:0011年3月11日の東日本大震災、それに続く福島第一原発事故から4年、福島県沖での“放射能汚染”はどうなっているのか。2月下旬、本誌記者が訪れた福島県いわき市の小名浜港からのぞむ海は、汚染問題を感じさせないほど美しく輝いていた。一見、復興も順調に進んでいるように見えたが、巨大な魚市場に集まっていたのは、地元漁師や漁業協同組合(漁協)の職員をあわせても7~8人ほど。以前は水揚げされたヒラメやタコのセリ -
震災から3年…福島県産食品の“放射能汚染”は今
2014/03/12 07:00「家の近所で米作りをしていた家は20軒くらいありました。でも、再開したのは10軒だけです。半分が廃業しました。米の値段だって福島県産というだけで全部下がっていますよ」福島市大波地区で兼業農家を営む60代の女性は言う。2月12日、福島県商工連合会が、首都圏の消費者に対して県産食品に対するアンケート結果を発表した。「福島県の食品を買わない」と答えたのが30%にも上り、風評被害が払しょくされていないこと -
住民はおびえるばかり…「琵琶湖一帯に放射能汚染危機が!」
2013/11/29 07:00「放射性物質に汚染された木材チップが、これだけ無防備に8カ月間も放置されたままです。万が一、誰かの手によって火でも付けられたら、放射性セシウムの数値は数万、数十万ベクレルとなる可能性があり、琵琶湖はもとより、周辺地域一帯がかなり危険な状態にさらされます」(市民団体『見張り番』滋賀代表の澤忠起さん・74)“関西の水がめ”琵琶湖畔で、いまとんでもない問題が起きている。琵琶湖に注ぐ滋賀県高島市の鴨川河川 -
ヒラメが、スズキが…放射能汚染で“危ない魚”の特徴3
2013/09/06 07:004月20日、福島第一原発から漏れ出していた汚染水が流れる港湾内でアイナメとムラソイが採取された。それぞれから検出されたセシウムはなんと1キロあたり43万ベクレル。水産庁が定めた放射性セシウムの安全基準の値は1キロあたり100ベクレル。基準値の実に4千300倍のセシウムが検出されたのだ。原発事故以来、水産庁は東日本の魚介類のセシウム検出量を調査し続けている。高濃度のセシウムが検出されている「危ない魚 -
東京都内の放射能汚染は今も悪化し続けていた
2012/01/19 00:00「福島第一原発事故による放射能汚染は、“冷温停止状態”と政府が宣言し、一息ついたと考える人もいるかもしれませんが、それはまったく違います。現に、東京都内では放射線数値は逆に上昇しているのですから」 ジャーナリストの有賀訓氏は、3台の小型線量計を手にしながら本誌にこう語った。有賀氏は事故直後から大学教授らと連携し、線量計を片手に福島原発周辺だけでなく、日本全国を駆け巡り、各地の放射線量を計測し続けて -
放射能汚染 現地取材!チェルノブイリに見た25年後の「フクシマ」!
2011/05/31 00:00「あの日から私たち家族の生活が180度変わりました。放射能との闘い、チェルノブイリとの闘いがテーマの人生になってしまったんです」そう語るのは、チェルノブイリ事故の元作業員(63)を夫に持つオリガさん(66)だ。25年前の4月26日。半月の現場任務を終え帰宅した夫は、放射能汚染で別人のようになっていた。「夫は足が悪くなり、心臓も胃も内臓は全部病気を抱えていました」と語るオリガさん。あれから25年。夫 -
放射能汚染 200キロ圏外でも急増中!「ホットスポット」最新出現エリア!
2011/05/24 00:00福島第一原発から200キロ圏外にある千葉県松戸市。5月10日、日本共産党・うつの史行市議がこの地で放射能を測定したところ、1時間に1・28マイクロシーベルトという驚愕の数値が検出された。この数値は年間被曝量に計算すると、11ミリシーベルト。法律で定められた被曝限度の1ミリシーベルトをはるかに上回るのだ。こうした200キロ圏外でも高い放射線値が検出される飛び地「ホットスポット」が急増中だという。その -
政府・原子力安全委員会が作成していた「1年後の放射能汚染MAP」
2011/04/19 00:00「(福島第一原発の周辺には)当分住めないだろう。10年住めないのか、20年住めないのか、ということになってくる」。4月13日、管直人首相がそう漏らしたと報じられた。後日、首相は自らの発言ではないと否定した。だが、その直前の10日、内閣府に付随する審議会の原子力安全委員会が「事故発生から1年間で放射線がどのくらいの総量で、どの地域に拡散するか」を予測した資料が配られていたのだ。政府は現在、子どもの被 -
放射能汚染食品 “規制値超え”野菜は中京&関西にも出荷されていた!!
2011/04/12 00:00原発からの放射能漏れは収まらず、福島県、茨城県産をはじめ、多くの野菜、魚介、原乳、卵などから放射性物質が検出されている。4月4日、厚生労働省が発表した震災後の912件の食品調査結果によると、75%以上の702件で放射性物質が検出されていた。本誌はこうした公的資料をもとに、これまで放射性物質が検出された食品を調査。その結果、放射性物質の規制値を超えているにもかかわらず、すでに市場に出荷・流通している