米軍の最新ニュース
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知事、辺野古阻止に「全身全霊取り組む」 県民投票2年を迎えコメント
2021/02/25 13:30本日、2月24日で辺野古埋め立てに係る県民投票から2年を迎えた。県民からの直接請求により実施された県民投票では、投票総数の7割を超える圧倒的多数の辺野古埋め立てに反対する県民の民意が明確に示された。この県民投票は、県民の意思が直接確認されたという点で、民主主義的に重要な意義がある。これにより明確に示された辺野古埋め立てに反対する民意は重く尊いものだ。国は、「対等・協力」な関係にある地方公共団体の自 -
【独自】米軍機か、またも沖縄低空飛行 中止要請翌日「ばかにしている」 辺戸岬や慶良間など
2021/02/19 13:0018日午前、米軍機とみられる大型機の低空飛行が、沖縄県の慶良間諸島や国頭村の辺戸岬など各地で確認された。県や国頭村は17日に低空飛行中止などを国に要請したばかりで、地元から強い反発の声が上がっている。大型機は、在沖縄米空軍MC130J特殊作戦機とみられる。機体1機が午前11時から11時半分ごろに慶良間諸島に飛来し、渡嘉敷島、座間味島の間の海上を飛行した。目撃者によると130メートルの山よりも低い高 -
低空飛行、強制わいせつ…相次ぐ米軍被害に「遺憾」 沖縄県副知事が国へ抗議
2021/02/18 13:30米空軍第353特殊作戦群所属のMC―130J特殊作戦機が国頭村辺戸岬で低空飛行訓練を実施したことや在沖海兵隊員が強制わいせつ容疑で摘発された件を受け、謝花喜一郎副知事は17日、外務省沖縄事務所の橋本尚文沖縄担当大使と沖縄防衛局の田中利則局長を県庁に呼び出し抗議した。2人が県庁で低空飛行についての抗議を受けるのは、1月20日に続き2回目。米兵事件も重なったことを踏まえ、「1カ月もたたないうちに、こう -
普天間滑走路、米軍がスーパーボウルに合わせ休止 入試中や夜も飛ぶのに…
2021/02/15 14:00在沖米海兵隊は日本時間の5日午後6時から9日午前までの間、米プロフットボールNFL王者を決める行事「スーパーボウル」に合わせて米軍普天間飛行場の滑走路の運用を止めていたことが分かった。県立高校や県内大学の入試や卒業式などで飛行しないよう求める地元の求めは聞き入れない一方で、自国のイベントには運用を控えるという対応の違いが際立つ。米連邦航空局が発行する短期的な航空情報「ノータム」の履歴を見ると、スー -
米軍、読谷では連絡なく「つり下げ訓練」 村は原則認めず
2021/02/12 13:00【読谷】10日午後4時ごろ、在沖米海兵隊のCH53E大型輸送ヘリコプター1機が沖縄県読谷村にある米陸軍トリイ通信施設で、フロートの様な物体をつり下げるスリング訓練を実施しているのが確認された。つり下げ訓練の確認は2020年8月6日以来。同基地内の着陸帯は医療搬送時などの緊急時に使用する「管理」型であるとして、村や村議会は訓練での使用を原則認めていない。村担当者も現場を確認した。村に米軍から事前通知 -
米軍機の低空飛行「明らかに基準逸脱」沖縄知事公室長が電話抗議
2021/02/05 13:00慶良間諸島周辺での米軍機の低空飛行に対し、県の金城賢知事公室長は3日、第353特殊作戦群のマイケル・トーマス司令官に電話で抗議した。県によると「飛行に当たって日米の全合意事項の順守を確認しており、日本国内における飛行制限などに十分留意している」と正当性を主張した。金城知事公室長は「明らかに日本の国内法などで定めた高度基準を下回っている」と指摘し、再検証を求めた。金城知事公室長は「地域住民らに不安を -
米軍トラブルの相談窓口を開設 沖縄県、北谷町役場内に 女性殺害事件受け支援を強化
2021/01/29 13:00【北谷】2019年4月に北谷町桑江で発生した米兵による女性殺害事件を受け、沖縄県は、米軍人・軍属との家庭問題や交際トラブルを抱えた女性の相談窓口「ソリューションセンター あゆむ」を5日に北谷町役場内に開設した。米軍関係者とのトラブルに特化した公的機関の相談窓口開設は初めて。19年の事件では在沖米海兵隊所属の男性海軍兵が一時期交際していた北谷町の女性を殺害、自殺した。日米の捜査機関はトラブルを把握し -
高江にヘリ発着場新設か 北部訓練場内に看板 東村
2021/01/26 13:10【東】東村高江の米軍北部訓練場内の空き地に、25日までに「LZ17A」と表示された看板が設置された。「LZ」は米軍基地内のヘリ発着場を示す略称で、沖縄防衛局は米軍に事実関係を確認している。空き地をヘリ発着場として整備する準備作業の可能性もある。看板が設置されたのは県道70号沿いの空き地の前。ここ数日中に設置されたとみられ、空き地の入り口も幅数メートルにわたって木が伐採されていた。空き地は以前からあ -
名護市民「恐ろしい事態」 辺野古への陸自部隊に困惑、反発
2021/01/25 13:00【名護】陸上自衛隊の離島防衛部隊「水陸機動団」が名護市の米軍キャンプ・シュワブに常駐することを、自衛隊と米軍が極秘で合意していたことが24日に明らかとなり、地元の関係者からは驚きや反発の声が上がった。名護市辺野古の新基地建設に反対してきた金城武政さん(64)=同市辺野古=は「恐ろしい事態になる」と語る。陸自の常駐で基地内が過密化し、新たな施設建設につながることを懸念する。「このままでは人間が住める -
【特報】1971年毒ガス2次移送の道路建設費 米が全額負担を検討 高等弁務官が提案
2021/01/13 14:00【中部】1971年7~9月に実施された米軍知花弾薬庫(現嘉手納弾薬庫地区)からの毒ガス兵器2次移送のため、日本政府が最終的に肩代わりした道路建設費20万ドル(約7200万円)について、米側が全額負担を検討していたことが分かった。米陸軍省の公電に記されていた。文書は71年2月12日付で、在沖米軍最高責任者のランパート高等弁務官が米国務省や駐日大使などに宛てた。米国民政府の一般資金を活用する案があった -
渡嘉敷・座間味島でまた低空飛行、米軍輸送機か 住民「危険、止めて」
2021/01/07 12:30【渡嘉敷】6日午後2時ごろ、米軍輸送機と思われる大型飛行機5機が渡嘉敷村渡嘉敷港の上空100メートル付近を低空飛行し、港と城島(標高110メートル)の間を抜けて渡嘉敷村儀津埼(標高約80メートル)方面へ3度、旋回飛行するのが確認された。低空飛行は隣の座間味島でも目撃された。同機は標高約100メートル付近を低空飛行で慶良間諸島の旋回飛行を繰り返しているのを地元住民らが目撃している。住民の男性(44) -
米軍嘉手納基地でコロナワクチン接種開始 医療従事者を優先
2021/01/04 13:00【与那嶺路代本紙嘱託記者】米軍嘉手納基地は29日、新型コロナウイルスのワクチン接種を始めたと発表した。医療従事者を優先的に接種する。同基地はフェイスブックで「国防総省の方針に従い、嘉手納医療クリニックは今週ワクチン接種の最初の段階を始めた」と投稿した。ロイター通信によると、28日から在日米軍でワクチン接種が始まった。先週、約8千回分のワクチンが到着した。 -
騒動後、通りはゴーストタウンに 沖縄の矛盾が凝縮された街<女性たちのコザ騒動>(下)
2020/12/25 14:30米統治下の沖縄で人々が怒りを爆発させた。約80台の米軍関係の車両を焼き打ちした「コザ騒動」から今年で50年。騒動後、経済制裁のように米兵たちの市内への立ち入り禁止措置が発令された。基地によって経済が成り立っていた街は大打撃を受け、米軍から派生する商売で生活が成り立っている人とそうでない人で溝が生まれた。なぜあの事件が起きて、その後何が起きたのか、主に女性たちの証言から見つめ直す。(玉城江梨子)歓楽 -
米軍が放射性物質放置か 沖縄の北部訓練場返還地からコバルト60含む部品
2020/12/16 12:30【国頭】世界自然遺産の候補地となっている国頭村の米軍北部訓練場の返還地で15日までに放射性物質「コバルト60」を含む電子部品が見つかった。返還前に米軍が放置した可能性が高い。周辺環境より高い放射線量は確認されていないが、識者は「本来は厳重に管理されるべき物質だ」と指摘する。部品は国頭村安田のヘリ発着場「FBJ」跡地で、チョウ類研究者の宮城秋乃さんが見つけた。棚原朗琉球大理学部教授(化学)が、琉球放 -
12月13日に沖縄で起きたこと 小学校に米軍ヘリの窓落下3年 オスプレイ墜落4年…相次ぐ米軍機の事故
2020/12/14 13:0013日で宜野湾市立普天間第二小学校に米軍ヘリの窓が落下した事故から3年、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが名護市安部に墜落した事故から4年が経過した。普天間飛行場の返還は合意されたまま滞っている。住宅密集地を避けて飛行するという約束も守られず、危険性は何ら変わっていない。2016年12月13日に夜間の空中給油訓練中のオスプレイが名護市安部の沿岸部に墜落した。搭乗員2人が負傷した。同じ日に、同型機 -
米兵野営の私有地に走行跡 ナンバー無く軍用か私用か不明 東村・高江 防衛局が再発防止を要請
2020/12/11 12:30【東】沖縄県東村高江の私有地で8日に、米空軍所属とみられる兵士3人が野営をする様子が確認された件で、米軍の四輪車とみられる車の走行跡が、現場付近の原野などで確認された。四輪車にナンバープレートはなく、私用車として村内の公道を通行していた場合は道路交通法に違反する可能性がある。野営について、沖縄防衛局は米側に再発防止を申し入れた。地元住民が7日午後4時ごろ、野営地近くにある沖縄やんばる海水揚水発電所 -
臭くて窓が開けられない…嘉手納基地から「悪臭ある」56% 町が13年ぶり地域住民調査
2020/12/09 13:00【嘉手納】米軍嘉手納基地から派生する航空機の排ガスや騒音などによる健康被害の実態を把握しようと、嘉手納町が昨年実施した住民への聞き取り調査で、基地からの悪臭について「とても臭いと感じる」「臭いと感じる」と回答した人が56%に上った。町が8日までに調査結果をまとめた。町独自の住民への聞き取り調査は13年ぶり2度目。悪臭被害を訴える声が急増している事態を受け、町は今回初めて悪臭に関する質問項目を盛り込 -
米軍ヘリ部品落下事故から3年 緑ヶ丘保育園の保護者ら、オンラインイベント企画
2020/12/04 13:40【宜野湾】宜野湾市野嵩の緑ヶ丘保育園に米軍機の部品が落下し、7日で3年を迎える。園児の保護者らでつくる「チーム緑ヶ丘1207」や園側が、オンラインによる講演やイベントを企画している。チームメンバーでフェス実行委の宮城智子さんや与那城千恵美さんらは2日、フェス用の動画を撮影した。2人は、米軍機が園上空を飛ぶ状況が変わらないことを憂いつつ「イベントを楽しみながら、一緒に子どもたちの空について考えてもら -
新基地抗議市民「司法はもっと自立を」 辺野古抗告訴訟、沖縄県訴え却下で指摘
2020/11/30 13:00辺野古新基地建設を巡って、司法は再び埋め立て承認撤回の中身に踏み込まない判断を下した。那覇地裁は27日の「抗告訴訟」判決で、埋め立て承認撤回を取り消した国土交通相の決定を違法とする県の訴えが審理の対象にならないとして却下した。同様の“門前払い”の判断は、これまでの裁判や、県が審査を申し出た総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」などでも繰り返されてきた。新基地建設に反対してきた県民からは、あきれ -
「基地と隣り合わせ、住民を不安に」強盗、傷害、酒気帯び運転…沖縄県が米兵事件に抗議へ
2020/11/11 12:30米兵による事件が相次いでいることを受け、県の謝花喜一郎副知事は10日、外務省沖縄事務所の橋本尚文沖縄担当大使と沖縄防衛局の田中利則局長を県庁に呼び出し、抗議する。米軍に対して綱紀粛正を求めるよう要請する見通し。8日にうるま市で、タクシー運転手の首を絞めて現金約1万円とタクシー1台を奪ったとして、キャンプ・ハンセン所属の米海兵隊上等兵が強盗容疑で逮捕された。10月31日から11月1日未明にかけては中 -
運転手の首絞め、現金とタクシー奪って逃走 強盗容疑で米兵逮捕 沖縄・石川署
2020/11/09 13:45石川署は8日、タクシー運転手の首を絞めて現金約1万円とタクシー1台を奪ったとして、キャンプ・ハンセン所属の米海兵隊上等兵の男(20)を強盗容疑で逮捕した。同署によると犯行当時、上等兵の男は酒に酔った状態で奪ったタクシーで逃走し、沖縄自動車道の中央分離帯に衝突する事故を起こした。逮捕容疑は7日午後10時10分ごろ、うるま市の沖縄自動車道を走行していたタクシーの車内で、男性運転手の首を絞めるなどの暴行 -
菅首相「辺野古移設、着実に進める」 北部訓練場の成果を強調 所信表明演説
2020/10/27 13:30【東京】菅義偉首相は26日に国会で実施した所信表明演説で沖縄の米軍基地問題について「抑止力を維持しつつ、沖縄の基地負担軽減に取り組む」と述べた上で「普天間飛行場の危険性を一日も早く除去するため辺野古移設の工事を着実に進める」との考えを示した。前任の安倍晋三前首相が最後の施政方針演説で触れなかった米軍普天間飛行場の返還問題を取り上げた。直近の1月に行われた安倍前首相の施政方針演説では、2014年以降 -
米軍北部訓練場ゲート前、通過の車を記録か「人権侵害の可能性」
2020/10/19 14:30【東・国頭】沖縄県東村と国頭村にまたがる米軍北部訓練場の警備を巡り、チョウ類研究者の宮城秋乃さんが、同訓練場ゲート前の通過記録を取られている可能性を訴えている。車で県道70号を走行する際、ゲートの警備員が通過を報告・記録するような動きをするという。赤嶺政賢衆院議員が、宮城さんが撮影した動画を見せて防衛省に確認したところ「警備の範囲内において、通過する人について報告、記録することはあり得る」との回答 -
普天間泡消火剤流出 米軍報告書「非常停止作動せず」 米兵証言、不具合か
2020/10/12 13:004月10日に米軍普天間飛行場で発生した泡消火剤の流出事故で、琉球新報は9日までに、米軍が作成した事故報告書を米情報公開請求に基づき入手した。それによると、放出を止めるために必要な非常停止ボタンの「長押し」を試みたが、放出は止まらず、ボタンが「作動していなかった」と、現場の米海兵隊員らが証言していたことが分かった。装置に不具合があった可能性がある。報告書は現場の海兵隊員が泡消火剤の非常停止ボタンの正 -
軍港北側案、公約にせず 3選目指す松本哲治浦添市長
2020/09/25 13:30【浦添】来年2月に予定される浦添市長選に3期目を目指し立候補を表明している松本哲治市長は23日、米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添市移設について、北側配置案を自身の公約に取り上げない考えを示した。市議会9月定例会本会議で古波蔵保尚氏の一般質問に答えた。松本市長は玉城デニー知事、城間幹子那覇市長との3者会談で北側案に実質的に合意していることを理由に挙げ「北側案を中心に進んでいる。それをあえて3期目の