荻原博子の最新ニュース
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荻原博子さんに聞く「日本で預金封鎖が起きる可能性」
2015/03/13 13:00NHKのニュース番組で「預金封鎖」が取り上げられ、話題になっている。預金封鎖とは、国が銀行預金などの引き出しを制限すること。日本でも、昭和21年2月に実施された。当時は、敗戦後に起きた猛烈なインフレで物価が急上昇。おまけに預金封鎖で、自分の預金があっても引き出せなくなり、庶民も富裕層も、困窮を極めた。さらに国は、預金などの資産に、25〜90%の財産税をかけた。このときの借金は、対GDP比204%。 -
荻原博子さんに教わる「安心できるケアマネの選び方7」
2015/01/22 06:00’15年度予算案が閣議決定された。中身を見ると、目立つ削減のひとつが介護報酬の2.27%引き下げ。介護の現場は人手不足のうえ、介護報酬の引き下げで、サービスの質の低下を懸念する声が広がっているという。「介護の予算が削られても、家族にはきちんと介護を受けさせたい。そのためにはいいケアマネジャーを選ぶことが大事」と語る経済ジャーナリストの荻原博子さんに、安心できるケアマネジャーの選び方を教えてもらった -
荻原博子さんが解説「’15年、家計に押し寄せる負担増」
2014/12/17 07:00「急激な円安、消費税増税の先送り、突然の衆議院選挙など混迷の’14年が暮れようとしています。来る’15年は明るく迎えたいのですが、家計の負担増は今後も続きます」そう話すのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。消費税増税は延期となったが、来年も負担増が目白押し。とくに年金や介護分野での負担が大きく、高齢者にはより厳しい年になりそうだと荻原さんは言う。「4月からの介護保険の改定は一般の方にも影響が及び -
荻原博子さん語る「増税延期でも物価はもっと上がります」
2014/12/06 13:00消費税増税が先送りになり、衆議院が解散。安倍首相の言う、「アベノミクスを問う選挙」が12月14日に行われる。私たちはアベノミクスを、どう評価すればいいのか?増税延期でどうなるのか?経済ジャーナリスト・荻原博子さんが語ってくれた。「消費増税の先送りは、私は当然だと思います。今年4月に消費税が8%になって、家計にダメージを感じる方も多いでしょう。総務省家計調査でも、今年7〜9月の消費支出は前年比で5. -
荻原博子さん語る「安倍政権の“女性活用政策”は50点!」
2014/10/09 07:00「安倍内閣は女性の活用を成長戦略の柱に掲げています。先日の所信表明演説でも、女性が輝く社会を目指すと宣言していました。女性活用には私も賛成ですが、このままの政策ではうまく進むとは思えません。なぜなら、多くの女性たちの意見、世間の生の声と政策がズレているからです」そう話すのは経済ジャーナリストの荻原博子さん。キャリア女性を後押しするような、派手めな女性活用策を打ち出した安倍内閣。だが、その政策には世 -
荻原博子さんが語る厚労省「新・年金試算」への疑問3
2014/06/16 07:00厚生労働省が6月3日に発表した、将来の年金給与水準の試算。これがはたして「安心」できるものなのか。うのみにできない3つの疑問点を、経済ジャーナリストの荻原博子さんが検証した。【1.年金試算の前提が大甘】まず、検証の基となる物価や賃金上昇率などの経済状況が、現実とかけ離れていて、信憑性がないことです。’14年からの当初10年間は、内閣府の「中長期の経済財政に関する試算」(’14年1月)を用いています -
荻原博子が「2014年のお金のこと」丸ごと予想
2014/01/10 07:00「’14年の経済は明るい兆しが見えた感がありますが、二極化が進み所得格差がさらに開く可能性があります。景気のいい企業など一部の人は潤うけれど、それが全ての人までは回ってこないうえに、リストラなどもまたあるのではないかと推測されます」経済評論家の荻原博子さんに’14年の景気と、家計を守るポイントを伺った。荻原さんによると、景気の判断は基本給で計り、それもよそのお宅の数字ではなく、わが家の基本給が肝心 -
燃料費高騰のいま「家族でできる冬の節電」を荻原博子が解説
2013/12/19 07:0012月2日から、政府の節電要請期間が始まった。原発の廃炉費用も上乗せされ、電気料金はますます高くなるようだ。そこで経済ジャーナリスト・荻原博子さんが「家族でできる冬の節減」を提言してくれた。「頭寒足熱がいいと床暖房が注目されますが、広範囲を暖める床暖房より、人がいる狭い場所だけを暖めるホットカーペットのほうが割安です。こまめに温度を調節し、暖めすぎを防ぎましょう」荻原さんは最近、電気敷毛布を愛用し -
荻原博子さん提言「特定秘密保護法案を押し留めるには」
2013/11/29 07:00「今国会で審議されている『特定秘密保護法案』は、会期中の法案成立はほぼ確実といわれています。世界の民主主義は『情報公開』に向かっているのに、日本はなぜ流れに逆行し情報を閉じる方向に進むのでしょう。国民の知る権利を脅かすこの法案に、私は断固、反対します」こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。私たちには今から何ができるのか。荻原さんが緊急提言をしてくれた。「この法案の問題は、何が特定秘密なの -
荻原博子さん「軽自動車増税案は弱い者いじめ、断固反対!」
2013/11/22 07:00「来年度の税制改正に向けて自動車課税の見直しが進むなか、軽自動車税の引き上げが検討されています。電車やバス便の少ない地方では、軽自動車が生活の足。買い物も病院も、車なしでは動けません。1人1台という家庭も多く、税金など諸費用の安い軽自動車は、もはや生活必需品といえます。庶民の生活を無視した増税には、私は反対です」こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。自動車には多くの税金が課せられている。 -
長期投資に向かない? 荻原博子さん語る「NISAの落とし穴」
2013/10/17 07:00来年から始まる少額投資非課税制度(NISA)。今月1日から始まった口座開設手続きには、初日だけで358万件の申請があったと報じられた。NISAは非課税で少額投資もOKなど、そのメリットについては何度も耳にするが、経済ジャーナリストの荻原博子さんは次のように指摘する。「反面、デメリットや落とし穴については、ほとんど語られません。その落とし穴を指摘し、警鐘を鳴らしたいと思います。NISAの最も大きなデ -
荻原博子が語る増税反対「社会保障の充実はどこへ…?」
2013/09/06 07:00「来年4月に予定されている消費税増税について、本格的な論議が始まりました。先週は、集中点検会合と呼ばれる有識者60人の意見の聞き取りが連日行われ、9月9日に発表される国内総生産(GDP)などと合わせて、最終的には、10月上旬に安倍首相が判断をするといわれています。私は給与が上がる道筋が見えるまでは、消費税は増税するべきではないと考えています」こう語るのは経済ジャーナリストの荻原博子さん。カンフル剤 -
荻原博子さんに教わる“負担増の波”に対抗する術
2013/08/13 07:00「7月21日の参議院選挙で自民党が圧勝し、衆参両院でのねじれを解消しました。しかし、’13年前半アベノミクスで盛り上がったものが、この選挙を境に、どんどんしぼんでいくのではと危惧しています。今後は、これまで伏せていた国民の痛みを伴う施策が次々と顔を出してくるでしょう」そう話すのは経済ジャーナリストの荻原博子さん。これから庶民の暮らしに「負担増の波」が押し寄せるというのだ。「まずは社会保険料の引き上 -
荻原博子が解説「増税前に住宅購入を焦る必要はありません」
2013/07/16 07:00来年4月の消費税増税が迫り、住宅の駆け込み需要が加速している。このままでは、増税後に住宅販売数の急激な低下が予想され、景気への悪影響も懸念されている。「大型の住宅ローン減税はすでに決まっていますが、加えて、減税の恩恵を受けにくい方向けの給付制度が、自民・公明両党で合意に至りました。この給付制度は、消費税が8%(あるいは10%)で住宅を購入しローンを組んだ方が対象で、年収により現金が給付されるという -
荻原博子の東電株主総会ルポ「破たんさせたほうがよかった」
2013/07/04 07:006月26日、東京電力の株主総会が東京国立代々木競技場第一体育館で開かれた。出席者は2千90人。昨年の4千471人、一昨年の9千309人に比べ、大幅に減少した。株主提案がことごとく否決され、女性の悲痛な叫びが飛び交った株主総会を、経済ジャーナリストの荻原博子さんがレポートする。「今年の議長は、下河邉(しもこうべ)会長が務めています。勝俣前会長の独裁体制が長く続いた東電を変えるべく選任された方ですが、 -
荻原博子直伝!家計を救う携帯電話料金「見直し術」
2013/06/20 07:00「スマホが全盛となり、携帯電話などの通信費が上がっています。’12年の世帯あたりの小遣い(夫や子供の合計、ガソリン代などは除く)は平均月1万5,800円と10年前より約4割減りましたが、通信費は1万5,100円で10年前より2割以上増えています。’13年には、通信費が世帯小遣いを上回るのではとの見方もあります」そう語るのは経済ジャーナリストの荻原博子さん。家計を圧迫しかねない携帯電話料金。だが、料 -
「消費税還元セール禁止の法案はおかしい」と荻原博子
2013/04/01 07:00来年4月の消費税率アップを控え、自民党では消費税還元セールの禁止を含む特別措置法案を今国会に提出することを決めた。この法案は、スーパーやコンビニエンスストアなどの大手小売店が、商品を納める業者に対し、消費税の転嫁、つまり、仕入れた商品代金への上乗せを認めない事態を避けるために考えられたものだ。経済ジャーナリストの荻原博子さんは、確かにこういった問題は以前からあった、としながらもこう言う。「だからと -
「家計簿は一年中つけなくてもいい」荻原博子流家計簿術
2013/03/07 07:00「家計簿とは家計のデータであり、その中から使途不明金や、衝動買いなどを洗い出し、赤字の傾向を分析して改善することが大切」と話す、経済ジャーナリストの荻原博子さん。今回は、荻原さん流の家計簿術を提案してもらいました。【自分に合った家計簿を】「どんなに簡単なスタイルでも、ムダを把握できればいいのですから、レシートを貼るだけ、パソコン管理、市販の家計簿など、自分流で使いやすいものを探すことです」【一年中 -
「安倍新政権でもインフレにはならない」荻原博子が断言
2012/12/31 07:00「安倍新政権でもインフレにはならない」荻原博子が断言「安倍氏のインフレ目標では庶民にお金は回ってこない」と、経済ジャーナリストの荻原博子さんは断言する。政権交代で家計はどうなるのか、荻原さんに聞いた。「自民党が衆院選で勝利し、アベノミクスなどといわれ盛り上がっています。円安株高が進み、金融緩和でインフレがくるとの見方がありますが、これで景気が回復するかというと、お金が庶民までは回らないのが現実。小 -
「石原慎太郎総理なら私たちの財布は干上がる」と荻原博子
2012/11/12 07:0010月25日、石原慎太郎都知事(80)が突然の辞任会見を開き、国政への復帰を宣言した。将来の首相などという声もあるが「これまでの言動から、仮に石原氏が政権を取ると、庶民の財布に重大な危機が訪れる気がしてならない」と、経済ジャーナリスト・荻原博子さんは警鐘を鳴らす。「いちばん危惧するのは日中関係がこじれることです。悪くなると、日本企業への打撃はもちろん、景気回復が進まず、雇用も消費もさらに冷え込み、 -
経済ジャーナリスト荻原博子が教える「貯蓄の法則5カ条」
2012/10/22 07:00「長引く不況とデフレ下にあって給与カットは当たり前。突然雇用がなくなってもおかしくない時代です。そこで、家族の生活を守っていくためには家計を縮小し、万一に備えて基礎体力をつけておくことが急務。いまは守りに徹するときなのです」そう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。デフレ化のいま、少しでも多くお金を貯めることが重要だという彼女が説く「貯蓄の法則」は次のとおりだ。1.自分に会った貯蓄術を探そう -
荻原博子が語る「再上場したJALに待ち受けている課題」
2012/09/28 07:00「日本航空(JAL)が9月19日の朝、2年7カ月ぶりに東京証券取引所第1部に株式を再上場しました。取引開始直後に売出し価格を20円上回る3千810円。時価総額が6千900億円と、ライバルのANAの6千900億円を抜いて世界の航空大手の中でも屈指の規模になりました」そう話すのは経済ジャーナリストの荻原博子さん。史上まれに見る大規模な今回の再上場だが祝福の声ばかりではなかった。株が紙切れになった前の株 -
ローンはNG派の荻原博子が語る「住宅ローンを借りてもいい人」
2012/08/20 00:00ローンはNG派の荻原博子が語る「住宅ローンを借りてもいい人」 「住宅ローン金利の低下が続いていることから、『いま思い切って買ったほうがいいの?』と相談を受けることがあります。でも、焦ることはありません。物件価格はまだまだ下がるはず。というのは地価がまだ下げ止まってはいないからです。なので、いまが底ではないということです。また、デフレ下での借金は、給料が今後あまり上がらないことなどを考えると、借入額 -
荻原博子が伝授!放っておくだけで資産が増える「デフレ錬金術」
2012/07/01 00:00荻原博子が伝授!放っておくだけで資産が増える「デフレ錬金術」 「’97年に3%から5%に消費税がアップしたあとや、’08年にリーマンショックが起きたあとは、ともに物価ががくんと下がっています。つまり将来に不安を抱かせる政策や出来事があると、みんな消費を控え極端なデフレが起きるということです。日本経済は’90年代後半から十数年にわたるデフレ下にあり、物価がどんどん下落し、今後もまったく上がる材料があ -
荻原博子「全員に交付されるはずだった年金通帳はどこへ消えた」
2012/07/01 00:00荻原博子「全員に交付されるはずだった年金通帳はどこへ消えた」 「今となっては『消えた年金問題自体が消えた』と言ってもいい状況。申請があるものには対処していますが、これ以上は立ち行かないのが現状でしょう。自民党でダメだったこの問題に国民が怒ったから、民主党は政権を取ることができたのに」 そう憤るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。『消えた年金』問題とは、’07年に社会保険庁のずさんな管理により、