家計の最新ニュース
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定額減税を一斉給付にしなかった岸田首相の思惑と計算
2024/04/19 15:503月28日「税制改正関連法」が成立しました。6月から「定額減税」が実施されます。定額減税は1人につき所得税を3万円、住民税を1万円減税するもの。ただし給与収入が2千万円を超える方は対象外になりました。定額減税は、扶養家族も対象です。たとえば専業主婦の妻と子ども1人を扶養する会社員のAさんは、3人家族ですから所得税は9万円、住民税は3万円、合計12万円が減税されます。減税の方法は、所得税と住民税で異 -
「実質賃金」過去4年で下がった業界、上がった業界は?物価上昇で金融・保険業は年収18万円減
2024/04/19 11:00厚生労働省は、4月8日に「毎月勤労統計調査」(従業員5人以上)の今年2月の速報値を発表。正社員など一般労働者の「現金給与総額」は、36万616円で前年より2%増えたものの、物価の変動を反映させた「実質賃金」は前年より1.3%減となった。生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんがこう解説する。「高騰する物価に賃金の上昇が追いつかず、生活実感に近い実質賃金が目減りしているということです。実質賃金を計算する -
岸田首相「物価高、負担増も賃上げで解決アピール」も中小企業の給与は上がらない
2024/03/07 06:00「コロナ禍が落ち着いた2021年後半から、急激に物価が上がり続けています。しかし、物価高に苦しむ国民に、岸田文雄首相(66)は特に有効な支援策を打ち出さず『物価を上回る賃上げ』が実現するから問題ないと言い続けてきました。直近では、『子ども・子育て支援金』が1人当たり月500~1000円以上の負担が生じることについても『賃上げと歳出改革で実質的な負担は生じない』と繰り返すばかりです」(全国紙記者)た -
「収入は月2万円の年金だけ…」専業主婦517万人が老後貧困の危機!第三号被保険者も廃止検討か
2024/03/01 06:00主婦が老後の貧困に陥るかもしれない。武見厚労相は’23 年10月、専業主婦が多く該当する第3号被保険者制度の見直しに言及。老後も安定した生活を送るには、どうすればよいのだろう。「夫は税理士でした。私は毎月渡される家計費でやりくりし、あとは全部任せていました。夫の死後、こんなに落ちぶれるなんて……」そう嘆くのは春子さん(仮名・80歳)。夫の生前は都内の持ち家に住み裕福な暮らしだったという。「私は専業 -
定期預金の金利が普通預金の100倍に! 全国お得銀行ランキング
2024/02/02 15:50’24年は新NISAが注目され“貯蓄から投資へ”と舵を切る方が増えました。とはいえ投資はリスクがつきもの。使う予定があり減らしてはいけないお金は、ノーリスクの定期預金で守りましょう。長く「定期預金はまったく増えない」状況でしたが、最近改善の兆しが見えてきました。背景には、日銀の金融政策が柔軟になったこと。また、人件費アップなどで金融機関から資金を借りたい企業が増えたことなどが考えられます。いち早く -
飲み物を最安値で買うには? 自販機まで広がる変動価格制…時間や需要でモノが安く
2024/01/12 06:00コカ・コーラボトラーズジャパンは、’24年から自動販売機に変動価格制(ダイナミックプライシング)を導入すると発表しました。ダイナミックプライシングとは、需要と供給のバランスによって価格を細かく変動させる仕組みです。価格表示を遠隔操作で変えられる通信機能付きの自動販売機を設置し、「夜間〇時~〇時は10円引き」などと切り替えるといいます。すでに’23年5月から1都2府35県で試験導入が始まっていて、’ -
中高年向けのクレジットカード 50代以上の世代にお得な特典やサービスが目白押し!
2024/01/09 06:00年末には、財布も大掃除しましょう。レシートや使わないショップカードなどを処分して、クレジットカード(以下、クレカ)の総点検をしてください。スマホ決済などキャッシュレス決済の種類が増えても、利用率が78.2%ともっとも高いのはクレカです。中高年ほど利用率が高く50代では90.5%、60代以上では91.9%が利用しています(’22年10月、NTTコム リサーチ)。これほど身近なクレカですが、長年見直し -
「生活費が下ろせない…」だけじゃない認知症で資産凍結 少なくとも年24万円かかる!
2024/01/08 06:00都内に住む女性(55)は、一人暮らしの母親(80代)のことが心配で仕方がないという。「最近、母は物忘れが激しくなって、トラブルも増えてきました。このまま判断能力が低下して、『意思の疎通ができない』と判断されると、銀行の口座が凍結されるということをニュースで聞きました。もし、そうなったらお金は私たち家族が肩代わりすることになるので不安です」(女性)年末年始は実家にきょうだいが全員集まるので、対策を考 -
お米2kgにおせちまで…“投資歴20年主婦”まる子さんが語る奥深き株主優待の世界【後編】
2023/12/26 11:00「株の投資にはリスクがつきものなので、余剰資金の範囲内で投資するのは基本ですが、数千円のお小遣いの範囲から10万円程度で優待の権利が得られる株もあります。どの株に投資したらいいのか、わからないという人は、10万円未満で、QUOカードや商品券などの優待品がもらえる株に投資することを始めてみるのも良いでしょう。いつも利用する飲食店の飲食券やスーパーや、化粧品や日用品など身の回りのものが優待品になってい -
「株を買い増していたら200以上に」優待主婦まる子さんが語る“入門者が知るべき2つのポイント”【前編】
2023/12/26 11:00株の投資を始めたいと思っても、「投資は怖い」と思うあまり一歩が踏み出せないという人は意外と多い。「株式投資の経験がゼロでも、企業から商品や商品券などがもらえる株主優待を活用すれば、お小遣いレベルの金額でも十分に楽しめますよ」と語るのは、人気ブロガー・優待主婦まる子さん。約20年前から株式投資を始めて、現在200以上の株を持つ。毎日1〜2個届く「優待品」を満喫する様子をブログに綴っている。「当時勤め -
「年金モデル世帯」の見直しへ 実質66万円も減額…便乗「年金減額」に警戒を
2023/12/14 06:00「11月21日、厚生労働省の社会保障審議会の年金部会でモデル世帯の見直しについて言及されました。例年、1月に発表される、4月の年金改定額や、“年金の健康診断”とも言われ、厚労省が5年に1度発表している『財政検証』でも、このモデル世帯が基準となっています。ところが、その設定は“平均的な賃金の会社員で40年、1度も欠かさず年金に加入してきた夫と、専業主婦の妻”という、現在では該当者が少ないと思われる世 -
毎月の振込手数料ムダ払い、クレジットカードのポイントもらいそびれ……「自動引落し」見直しで年40万円得する!
2023/12/13 15:50「家計管理は、お金の流れがポイントです。たとえば“生活口座”に給料が振り込まれたらすぐ“ためる口座”に先取り貯蓄。ためる口座には生活費の3~6カ月分を備えとし、残りは“増やす口座”でお金に働いてもらいましょう」そう話すのはファイナンシャルプランナーの黒田尚子さん。確かに理想的だが、実際は光熱水費やクレジットカード(以下、クレカ)の引落とし口座がバラバラで、お金の動線が混乱している人も多い。ファイナ -
消費の癖を知ればムダ買いを防げる 解けば知れる「行動経済学クイズ」
2023/12/13 11:00「行動経済学を知ると、自分の不合理な判断パターンや行動のクセを知ることで、ムダな消費行動を避けることもできます。つまり、自分では賢く節約をしているつもりでも、行動経済学に基づくと、無意識のまま不要な出費をして損をしている場合がとても多いんです」そう話すのは、行動経済学に詳しいマーケティング&ブランディングディレクターの橋本之克さん。行動経済学とは、心理学の要素を取り入れた新しい経済学のこと。近年で -
「人のお金の使い方は非合理なもの」行動経済学を知ればムダ消費を防げる!
2023/12/13 11:00「行動経済学を知ると、自分の不合理な判断パターンや行動のクセを知ることで、ムダな消費行動を避けることもできます。つまり、自分では賢く節約をしているつもりでも、行動経済学に基づくと、無意識のまま不要な出費をして損をしている場合がとても多いんです」そう話すのは、行動経済学に詳しいマーケティング&ブランディングディレクターの橋本之克さん。行動経済学とは、心理学の要素を取り入れた新しい経済学のこと。近年で -
夫と死別後3割の女性が“貧困”に陥る…年金収入も100万円未満の衝撃事実
2023/12/08 06:00超高齢化社会となった日本。女性のほうが男性よりも平均寿命が長く、妻のほうが年下であることも多いため、夫と死別してシングルになる高齢女性が増加している。国立社会保障・人口問題研究所によると、死別や離婚で独身になった75歳以上の女性は2020年で606万人。今後も増え続けていくことが予想されている。そんななか、日本経済新聞(11月19日)は高齢独身女性の3割超が貧困に陥っていることを報じた。東京都立大 -
3割の女性が陥る 夫の没後“貧困”を防ぐ“年金繰り下げ”のすすめ
2023/12/08 06:00国立社会保障・人口問題研究所によると、死別や離婚で独身になった75歳以上の女性は2020年で606万人。東京都立大学の阿部彩教授の集計によると、手取りである可処分所得が中央値の半分に満たない人の割合を示す“相対的貧困率”が、夫と死別した65歳以上の女性は32%(2018年)にのぼることがわかった。高齢シングル女性の窮状は、別のデータでも見えてくる。ニッセイ基礎研究所の坊美生子准主任研究員が語る。「 -
消費税5%減と社会保険料半額で、月9万6千円家計が潤う
2023/11/27 11:00「岸田内閣の支持率が“危険水域”まで下がりました。報道各社の世論調査では、朝日、毎日、共同、時事などはいずれも20%台。政党支持率でも自民党は下落してます。また、岸田首相が打ち出した、所得税減税等を盛り込んだ経済対策については、“評価しない”が8割を超えるところも。すでに与党内では、次の総選挙に向けて危機感を持っている議員が多くいます」(全国紙政治部記者)11月2日、政府は臨時閣議において、所得税 -
銀行が金利引き上げ UFJで100倍、みずほも検討中…投資初心者こそ定期預金を
2023/11/24 06:00三菱UFJ銀行は11月6日から、定期預金金利を引き上げました。金利は5~6年ものが0.07%、7~9年は0.1%、10年は0.1%です。10年ものの引き上げは実に12年ぶりで、0.002%から100倍もの急上昇です。金利はいま、世界的に上昇傾向です。ただ、日本は依然として金融緩和を継続中。ですが日本銀行は、長期金利の「0%目標」は変えないものの、金利の上昇幅については0.25%から0.5%、そして -
「レジに自腹で補填」ブラックパート実例8 魔の手にかからない見抜き方は?
2023/11/09 15:50前例のない物価高。家計のタシにするために、パートに出ようという人も少なくないだろう。しかし、とんでもない“ブラックパート職場”だったなんてことも……。実際に、労働基準監督署などに寄せられた令和4年度の“総合労働相談件数”は、124万8千368件と15年連続で増加している。実際に、どんなトラブルの事例があるのか――。ジャパンユニオンの相談員、須田光照さんに、多く寄せられる相談事例と、対処法を聞いた。 -
車をぶつける、ビニ傘をいつも買い足す「お金が貯まらない人」の悪癖10
2023/11/03 11:00「お金が貯まらない人には、共通したクセがあります。お願いしていた期限までに返事が届かなかったり、似たような言い訳をしたりする人は、貯蓄額を見るとやっぱり貯まっていないんです」そう話すのは、ファイナンシャルプランナーの塚越菜々子さん。これまで1300人以上の家計相談を受けるなかで、お金が貯まらない人の特徴や行動が見えてきたという。「ちょっとした習慣や心構えを変えるだけでムダ遣いが減るのに、と感じるこ -
最大年5万円の節約も…専門家に聞く「使い方別、おすすめスマホプラン」
2023/10/26 15:50昔、契約したプランのまま、ほったらかしてない? 人によってスマホの使い方は異なるし、生活環境の変化でも変わっていく。自分にぴったりのスマホプランを選べば、年5万円節約できることも!「携帯料金は菅義偉前首相の在任中から値下げが続いていましたが、最近は“実質値上げ”が増えています。今後は値上げモードに変わるのではと、危機感を覚えます」そう話すのは、「携帯見直し本舗」代表の鮎原透仁さんだ。MM総研の20 -
新潟コシヒカリ、あきたこまちの新米が続々等級落ち…値上げ祭りの中、安くて美味しい「二等米」が家計の救世主!
2023/10/25 16:20記録的な猛暑の影響が、新米にも大きく影響している。10月13日、農林水産省は2023年産の米の作柄について、米どころの新潟県や秋田県など6県が「やや不良」と発表した。ブランド米「コシヒカリ」の産地である新潟県は、鳥取県と並んで全国で生育状態が最も低いという、予期せぬ事態も起こっている。お米のスペシャリスト、5ツ星お米マイスターで米屋「米処結米屋」を営む澁谷梨絵さんは、今年の新米の状況を次のように話 -
猛暑の影響で“等級落ち”した今年はチャンス!旬食材で節約&時短の「新米」レシピ
2023/10/25 16:20猛暑と少雨の影響で、今年の新米は全国的に見た目が白く、形や粒が小さい二等米が増えている。日本を代表するブランド米である新潟県コシヒカリや秋田産あきたこまちなども、ことごとく等級を落としている状態だ。この傾向について、5ツ星お米マイスターで米屋「米処結米屋」を営む澁谷梨絵さんはこう話す。「今年の夏は高温と水不足が続き、高温障害で乳白色のお米が多く、等級が下がってしまったと苦労された農家さんが多いです -
岸田首相 スーパー視察も「確かに高くなっている」と物価高に“他人事コメント”でネット激怒「前の値段も知らないくせに」
2023/10/17 19:11庶民の生活を圧迫する物価の上昇。賃金の伸びは物価の上げ幅に追いつかず、10月6日に発表された8月の実質賃金は昨年同月と比べ2.5%減少し、17カ月連続のマイナスに。そんななか、岸田文雄首相(66)ののんきぶりに、多くの人が呆れかえっている。10月16日、岸田首相は東京・江東区内のスーパーマーケットを視察に訪れた。FNNプライムオンラインによると、岸田首相は総理になる前は息子とスーパーに行くこともあ -
「老後資金」貯まる人は歯がキレイ 貯まらない人は厚化粧
2023/09/21 06:0050代の2人以上の世帯の平均貯蓄額は1千253万円。一方、24.4%の世帯が貯蓄なしとなっている(家計の金融行動に関する世論調査令和4年 金融広報中央委員会)。「家計の相談にいらっしゃる中で、8割以上の方は変わろうと実行し、貯めていきますが、約2割弱の人は、変わらず貯められません。お金を貯められる人と貯められない人、それぞれに共通点や特徴があることに気づいたんです」そう指摘するのは、2万件以上の家