農業の琉球新報に関する話題
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豆ぎっしり!大宜味産のカカオ初収穫 種から育てて5年「チョコ一貫生産を」
2021/02/10 15:00沖縄県大宜味村田嘉里でカカオ栽培に取り組んでいる川合径さん(42)が1月29日、カカオ豆の初収穫を行った。川合さんは2016年に千葉県から大宜味村に移住。「OKINAWA CACAO(オキナワカカオ)」を設立し、同年4月に二つのビニールハウスで25本のカカオを種から育てた。カカオは5年で約5メートルの高さに成長し、昨年7月ごろ、実がつき始めたという。初収穫には近隣の住民も数人訪れ、チョコレートの香 -
沖縄・国頭で育ったスペシャリティーコーヒーを地元でも 安田珈琲を共同売店で販売へ
2020/12/10 16:00【国頭】国頭村安田在住の徳田泰二郎さん(47)と優子さん(45)夫妻は、コーヒー豆づくりを始めて今年で13年目。農業の傍ら協同店を営んで7年目を迎えた。10月から「安田で育ったコーヒー・日本で唯一のオーガニック&スペシャルティコーヒー」として安田協同店での販売を始めた。(新城高仁通信員)徳田さん夫妻が作る安田珈琲(アダ・コーヒー)は、4年前に、高品質なコーヒー豆だけに与えられる「スペシャルティーコ -
食品ロス削減へ即売会 ふぞろいの野菜、果物並ぶ 今帰仁村
2020/12/01 13:00【今帰仁】今帰仁村内の農家・民家から出荷した形の悪い野菜や果物を扱う「第1回今帰仁やなかーぎー市」(主催・やなかーぎー市実行委員会)が18日、村中央公民館ピロティで開催された。村観光協会が協力し、11人が出店。ゴーヤーや旬のカーブチーが手頃な値段で並び、買い求める人でにぎわった。企画は「フードロス削減、地域交流の場の実現」が狙い。多くの野菜や果物が並び、約40センチのゴーヤー50本は、20分で完売 -
びっくり!四つ子産みました 珍しい多胎の牛 難産乗り越え、母子とも健康
2020/11/26 13:00【沖縄・うるま】沖縄市池原にある大湾畜産の牛舎でこのほど、四つ子の子牛が生まれた。管理する大湾守一さん(42)=うるま市栄野比=によると、四つ子誕生は極めてまれで、さらに母子ともに健康な状態も珍しいという。牛の世話に関わって20年という大湾さんは「牛は1回の出産で1頭ずつ生まれることがほとんどだ。四つ子の誕生は聞いたことがなく、びっくりしている」と驚きを隠せない。四つ子を産んだのは黒毛和牛の「れい -
「5000年生きる」花バオバブ 1日限りの姿 農場主「花はおいしく食べた」
2020/08/14 14:15【今帰仁】沖縄県今帰仁村運天の高田農場で4日、マダガスカル産のバオバブ(アダンソニア・ザー)の花が開花した。バオバブは5千年生きるとも言われている。農場主の高田勝さんが30年前にマダガスカル南部で種子を採取して植えた。高田さんによると、沖縄はマダガスカルと気候環境が似ているため成育が良く、露地に植えると大きくなりやすいという。2012年から花が咲き、毎年、同時期に咲くと説明した。花は1日で落ちるそ -
原材料のキビ栽培挑戦 北谷タイムレスチョコレート 「扱う食材理解したい」
2020/06/03 13:00北谷町のチョコレート専門店「TIMELESS CHOCOLATE(タイムレスチョコレート)」は、原材料として使用する黒糖づくりのため、サトウキビの栽培から取り組んでいる。スタッフ全員が農業の素人のため、一からサトウキビを学んだ。自ら栽培を始めた理由について、同店マネジャーの宮崎雄志さんは「僕らが扱う食材を理解したかった。沖縄でしか作れないチョコをこれからも作る」と語る。同店はカカオ豆を自家焙煎し、 -
95歳・名物パイン作り「卒業」 今帰仁の玻名城さん「成長見ると難儀忘れる」
2020/05/26 16:00【今帰仁】今帰仁(なきじん)村内のパイナップル農家で最高齢95歳の玻名城(はなしろ)政國さんが3月、運転免許返納をきっかけに第一線を退いた。畑を継いだ次男の明さん(58)が「『超』がつくほど真面目」と言う玻名城さん。30年以上にわたり、質の良いパインを作り続けた。61歳で村役場職員を定年退職して以降、妻が畑を管理していたこともあり、パイン農家に加わった。7千坪(約2万3100平方メートル)の畑に、 -
行き場を失う給食用牛乳 52万本分が余剰に 酪農農家の経営打撃 新型コロナ臨時休校の影響
2020/03/03 14:00新型コロナウイルスの感染拡大防止でほとんどの小中学校が臨時休校となる中で、学校給食用の牛乳が行き場を失っている。沖縄県内9割以上の酪農農家が加盟する県酪農農業協同組合(八重瀬町)は生産量の約50%を学校給食向けに供給しており、県内の主な乳飲料メーカーの試算で、臨時休校期間中に生乳約500トン(946ミリリットルパック約52万本分)の余剰が出る見込みとなっている。県酪農農業協同組合は2日、農家や乳飲 -
産廃処理業者が「優しい農業」を実践する理由は? エークリエイト沖縄が野菜収穫祭
2019/02/26 12:44【糸満】産業廃棄物処理と、環境に優しい農業や自然づくりに取り組むエークリエイト沖縄(本社・豊見城市、親川愛莉代表)は19日、営業所や工場がある糸満市照屋で、地域の子どもたちを招いた野菜の収穫祭「第1回ツチノイト大収穫祭・交流会」を開催した。子どもたちは泥だらけになりながら自然栽培のタマネギの収穫を体験し、野菜たっぷりのスープでおなかをいっぱいにした。生活環境を汚染せず限られた資源を有効に活用するこ -
「食べられる庭園」整備へ 石垣、ハーブや島野菜を無農薬栽培
2019/02/25 14:46持続可能な魅力ある地域づくりを目指し、ハーブ、島野菜などを住民が無農薬で栽培できる庭園を造ろうというプロジェクトが沖縄県の石垣市白保で始まっている。自然と農業・生活の共存できる場をつくることで、観光地としての付加価値や住民生活の質の向上につなげたい考えだ。1月28、29の両日には地元住民ら約20人が参加し、“食べられる”庭園造りに取り組んだ。プロジェクトは「パーマカルチャー」という、持続可能な農業 -
高校生がつくる恒例の迷路、宮古島のヒマワリ畑、来月中旬まで
2018/05/29 15:00沖縄県立宮古総合実業高校(宮古島市)の生物生産科の生徒らがつくる恒例の「ヒマワリ迷路」で、子どもたちの楽しげな声が響いている。同市平良下里にある同校第2農場で、26日にオープン。6月中旬ごろまで毎週末、地域に開放される。迷路の長さは約400メートル。今年2月に生徒らが緑化用として20キロのヒマワリの種をまき、開花に合わせて開放された。週末には家族連れを中心に多くの人たちが訪れ、写真を撮影したり、親 -
輝く農業女子!! 5人が語る喜びと課題
2016/09/20 11:00(写真・琉球新報社)【うるま】「輝く農業女子!!」をテーマにした農業者研修会(市農業委員会主催)が13日、JAおきなわ具志川支店で開かれた。市内の女性農業者5人によるパネルディスカッションが行われ、これからの農業について実務に携わる観点から語った。花卉(かき)農家の金城恵美子さん、照屋栄子さん、野菜農家の国吉千景さん、金城和子さん、兼城はるみさんがパネルディスカッションした。農業経営や後継者づくり