旧正月を迎える今が、前の年に積もった厄を払うのにいちばんいい時期だとか。小さな善行を重ね、よい人でいれば、神様は喜んで、必ずお清めしてくれるそう。
古神道数秘術家として1万5千人の相談者を鑑定。いまや「福井の神様」といわれる中井耀香さん。耀香さんによれば「ふだんの生活でいちばん厄を積みやすいのはマナー違反」だという。
「車内で携帯の着信音を不用意に鳴らしたり、公共の洗面台をぬらしたままにしたり、すべてが厄になります。こうした汚れを払うには逆に小さな善行を積み重ねること」
そこで、耀香さんが小さなミラクルにつながる小さな善行を教えてくれた。
落し物を届ける
オフィスや飲食店の洗面台についた髪の毛や水滴をティッシュで拭きとる
オフィス、道端に落ちた紙くずを拾ってごみ箱に捨てる
オフィスのホワイトボードにきれいにする
お年寄りや子供連れの人に席を譲る
ベビーカーや車いすの人の手伝いをする
今日やった善行を就寝前に書き出してみる
「その日やった善行を書き出し確認することで翌日はさらに多くの善行を心がけることができます。30個書きためるたびに小さなミラクルと交換されますよ」
一つ一つは小さな作法もチリも積もれば大きな福がやってくる。ぜひ実践してみて!