インスタグラム「おさよ(o.sayo.i)」で目玉焼きアートを発信している石川紗世さん。フライパンに卵を落としたときに、自然にできたカタチから作品をイメージし、海苔などを使い、2歳のわが子の表情から、ピコ太郎や平野ノラなどといった有名人の似顔絵まで、その作品は幅広い。
シュールなタッチでジワジワ心にくる渾身の作品たち。目玉焼き好きの旦那さんのため毎朝作っていたある日、石川さんは目玉焼きアートに目覚めたのだとか。
「焼いている卵の形を見て、ふと思いついた初作品は『白鳥』でした。旦那さんと息子が笑ってくれたのがうれしくて、それから毎朝少し早く起きて作るようになりました」(石川さん・以下同)
石川さんは、卵の種類を変えたり、フライパンの卵を落とす位置を変えたり工夫をしながら、焼けた目玉焼きの形を見て作品のイメージをふくらませていくそう。
「黄身の部分をうまく使えると、よし!と思います(笑)。ふだん笑顔で過ごしていてもいろいろな思いを抱えている人たちが、共感できてクスッと笑えるようなものを作っていきたいんです」
ほのぼのとしていてかわいい目玉焼きアート作品は、家族のコミュニケーションツールになっているそう。ぜひ、一度その作品を覗いてみてはいかが?