阪大名誉教授監修 受験当日に食べさせたい「理想的な朝食」

いよいよ受験シーズン。わが子に親ができる最大のサポートは、栄養満点の食事を作ってあげること。そこで大阪大学名誉教授で、脳と栄養の研究の第一人者である中川八郎先生に、受験当日に食べさせたい「理想的な朝食」を監修してもらったところ――。

 

午前中の試験で実力を発揮するために、朝食を取ることは重要です。理想の朝ごはんを調べてみると、ごはんとみそ汁、魚料理に納豆や香の物といった「日本の旅館の朝食スタイル」に行きつきました。

 

「必ず摂取しなければいけないのは、脳にとって唯一のエネルギー源であるブドウ糖です。体内に入るとブドウ糖に変わるでんぷん類、つまりごはんなどの主食は必ず食べましょう」(中川先生)

 

ごはんを食べないと、脳へのエネルギー供給が不足してしまい、集中力や記憶力が低下してしまうのだ。その点、日本の伝統的な朝ごはんには、ブドウ糖はもちろん、必須アミノ酸、DHAなどがバランスよく含まれていて栄養面も完璧です。

 

 

関連カテゴリー:
関連タグ: