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いろいろ耳にするけれど……。決して高くはないステーキ肉を、どう下処理すればおいしく変身させられるのか、大検証を試みた。これで安いステーキ肉も高級品に!採点は10点満点です。

 

〈牛肥を貼り付け寝かせる・7.5点〉

肉の表面をフォークで刺し、牛肥の薄切りを両面に貼り付けラップ。約4時間寝かせて焼いたところ、味がなめらかになり、うま味がアップ。手間は少しかかるけれども、やってみる価値あり!

 

〈常温に戻す・5点〉

冷蔵庫から取り出してすぐに焼いた肉と比べ、常温に戻してから焼いた肉はパサつき感が和らいだ。かたさはさほど変化は感じられなかったが、常温に戻したほうが中まできれいに焼けた。

 

〈叩く・4.5点〉

肉叩きで肉の表面をまんべんなく叩いたところ、予想に反し、それほどやわらかくならなかった。ミラノ風カツレツのような料理には適しているが、ステーキにはあまり向かないのかも。

 

〈塩、こしょうを事前にする・4点〉

塩・こしょうををして4時間寝かせてから焼いた肉と、塩・こしょうをしてすぐに焼いた肉では、事前に下処理した肉のほうが、少しかたくなった。塩・こしょうは、焼く直前がお約束のよう。

 

〈片栗粉をまぶす・7点〉

肉の全面に片栗粉をまんべんなくまぶしてから焼いてみたら、味がまろやかに変化。あまり期待していなかっただけに、予想外の結果に驚きの声が。簡単なので、時間がないときはぜひ。

 

〈筋を切る・8.5点〉

筋切りをした肉と、なにもしないで焼いた肉を食べ比べてみたところ、筋切りをした肉はかなりやわらかくなった。安い肉の場合、まずはこの下処理をすることが必須になりそう!

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