「100均でもOK」山本侑貴子のおもてなしテーブル10カ条
「時間や予算がなくても、オシャレで心に響く『おもてなしテーブル』は作れます」と話すのは、食空間プロデューサーとして活躍中の山本侑貴子さん。
山本さんはふだんから自宅にゲストを招き、ホームパーティを楽しんでいるそうで、これまでにゲストや季節、パーティ内容に合わせ、さまざまな『おもてなしのテーブル』を作ってきたという。そんな山本さんが、誰にでも簡単に低予算で実現できる、『おもてなしテーブル』の10カ条を教えてくれた。
【1】テーマを決める
「ゲストや趣旨を考慮して、テーブルの”テーマ”を決める。『ピンク』『和モダン』『フランス』など具体的なキーワードを設定」
【2】ラフスケッチを書く
「頭のなかのイメージを、紙に書き出しビジュアル化。必須アイテムやコーディネートのアンバランスに気付くこともできます」
【3】お皿はシンプルで柄のないものを
「応用力の高いシンプルなお皿を揃えましょう。白、黒、透明(ガラス)が基本の3色。その後、色柄物のアイテムを買い足しても」
【4】色は3色以内でまとめる
「テーブル上は狭いので、基本となる色は『3色以内』が鉄則! 少ない色にまとめることで、統一感が生まれます」
【5】高低差を出す
「平面的なテーブルの上では、意図的に立体感を出すことが秘訣。花瓶や花、ナプキンの折り方などで高低差を演出しましょう」
【6】手作りのものを添える
「カードやナプキンリングを手作りすることで、ゲストへのおもてなしの心を表現。予算削減やオリジナリティを出すことにも」
【7】テーマや季節を感じさせる小物を
「お皿やカトラリー以外の小物で、テーブルのテーマを表現。『秋には松ボックリ』『夏にはレモン』など、植物で季節感を出しても」
【8】お花の種類は3種類まで
「まずは器やテーブルクロスに使われているなかから1色(1種類)チョイス。慣れてきたら色や種類を3つまで増やしましょう。
【9】花器は身近なものでOK
「花瓶は必ずしも必要ではありません。空き瓶やペットボトル、100円ショップのアクリルケースなどに生けてみましょう」
【10】センターピースは高さ25cmまで
「中央に飾るお花や飾りは、高すぎると邪魔になります。『ヒジから握りこぶしの先までの高さに収める』と覚えておくと便利です」