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「最近では『健康寿命』が注目を集めているけれど、加齢とともに人の運動量は低下するいっぽう。体幹ばかりを鍛えるのではなく、身体をひねって臓器を動かすことが大切です」

 

デューク更家さんが考案した、縦横のひねりでふだん使わない部分を刺激する「腸ひねり」ウォーキングがお腹と内臓の脂肪がみるみる落ちると、今注目を集めている。

 

「そこで僕が着目したのが、『腸ひねり』! 腸内環境が健康の鍵ということはすでに知られていますが、腸をひねるように身体を動かすことで、加齢やストレスで鈍った腸の動きを活性化。便秘解消はもちろん、さまざまな美容健康効果が得られるんや。さらに、縦横の動きも組み合わせ、なおかつ歩きながら腸をひねることで、ふだん使わない身体の組織もフル活用! 内臓や筋肉が活性化され代謝そのものがアップするほか、お腹や内臓にたまった脂肪もみるみる撃退。最高のダイエット法として、この『腸ひねり』ウォーキングを考案したんです」(デュークさん・以下同)

 

そこで今回、この「腸ひねり」ウォーキングを初公開。正月休み明けのだらけた身体をリセットするのに、もってこいだそう。

 

【骨盤ひねりエクササイズ】ウォーキングアップで股関節の可動域を広げる

 

1)あぐらをかいて座り、左腕を内側から通して左脚を持ち上げる。このとき、右手で左脚のかかとをつかむ。
2)1の状態のまま、右のお尻に重心を移動。左のお尻を床から離す。
3)両手は左脚から離さず、一度左脚を外側(左側)に大きく開く。
4)反動をつけて反対側(右側)へ大きく左脚全体をねじる。3~4を5回。
5)4で右側へ振り切った左脚を、反動をつけてさらにもう少し右側へ引き寄せる。こちらも5回。反対側も同様に。

 

「年齢とともに固くなりがちな股関節の可動域を広げることで、血流やリンパの流れがよくなり、むくみを解消。お尻や太もものシェイプアップにもつながるので、まずは座った状態で腸ひねり! 大きな動きで股関節の可動域を広げたあとに、小さな動きで脚全体をストレッチ。なるべくしっかり脚を動かすことが重要やけど、無理は禁物。座骨神経痛の予防にも」

 

【筋膜ひねりウォーキング】ふだんの生活では使わない体側を伸ばしてひねって、腸を刺激

 

1)両手をまっすぐ高く上げ、頭上で手のひらを合わせる。
2)上体を右斜め後ろにひねりながら、左手を手のひらひとつ分下げるようにスライドさせる(右手の手首に左手の指先が来るように)。同時に腰からひねり上げるように右脚を高く上げ、左脚を交差するように一歩踏み出す。
3)右脚が着地したら、反対に、上体を左斜め後ろにひねりながら今度は右手を手のひらひとつ分下にスライドさせる。同時に左脚を高く上げ、右脚を交差するように一歩踏み出す。2~3を繰り返す。10歩を2セット。

 

「ふだんの生活では使わない体側をしっかり伸ばしながらひねることで、腸への刺激が大きくなるのがこのウォーキング。同時にこの部分の筋膜も刺激するため、たるんだ脇腹も引き締められるで。肩こりにも効果があるほか、上半身のリンパの流れも促進されるため、脂肪燃焼&美肌効果もアップ。脚はできるだけ高く上げることがポイント!」

 

※身体をひねるときは息を吐きながらおこないましょう。また、ウォーキングの歩数や回数はあくまで目安です。無理のない範囲でおこなってください。

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