「お正月用」室戸獲れ伊勢海老 約600g(高知県室戸市) 画像を見る

お正月くらいぜいたくしたい。だけど、豪華な料理はお金もかかるし、準備も大変。そんなときは「ふるさと納税」がおすすめ! 実質負担2,000円で、おせちはもちろん伊勢エビまで、新年を彩る返礼品が届くんです!

 

「イクラに、カニ、ホタテと海鮮がどっさり入った極上おせちの返礼品にハマり、毎年リピートしています。おせちは高いし、一から作ると時間もかかって大変。でも、ふるさと納税の返礼品なら実質2,000円で、食べきれないほど届くので、あとは煮物など、ちょっとしたものを料理するだけ。新年会に欠かせないお酒も、返礼品で調達しています」

 

そう話すのは、お正月の準備を、ほとんど「ふるさと納税」の返礼品でまかなうというフードジャーナリストで主婦の三ツ木貴重さん。

 

故郷や応援したい自治体に寄付すると、額に応じた返礼品が届くふるさと納税。寄付したお金も、上限までは、2,000円を差し引いた全額が住民税などから控除されるので、お得に地域の特産品をゲットできる。

 

そんなふるさと納税。これから寄付をするなら、何かと出費が増える年末年始に向けて返礼品をもらうのがおすすめだという。

 

日本最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を企画運営するトラストバンクの田中絵里香さんは次のように話す。

 

「自治体はお正月を見越した返礼品を準備しています。すでにおせちの予約はスタート。お餅やみかんなど、人気のお正月セットや、ハレの日に欠かせない名産グルメもそろっています」

 

そこで、お正月に取り寄せたい、おすすめの返礼品を田中さんに教えてもらった。

 

【大分県豊後高田市】豊後高田おせち/寄付金額:6万1,000円〜

「お正月におせちは食べたい、でも作るのは大変という方に、地元食材が詰まったこだわりおせちです。個包装で食べたいものから食べられるのもうれしい」(田中さん・以下同)

 

【茨城県筑西市】手づくりおせち「貴船」2020/寄付金額:3万円〜

「地元野菜で作ったお煮しめや、地元酒蔵の酒粕と三五八麹を独自にブレンドして作った三陸銀鮭酒粕漬けなど“手づくり”が魅力のおせち。親しみやすい一品が多く、年代問わずに楽しめます」

 

【高知県室戸市】「お正月用」室戸獲れ伊勢海老 約600g/寄付金額:2万円〜

高知県室戸でとれた伊勢エビが1〜2尾冷凍で届きます。新年の始まりは豪華な食材を食べて、お祝いしたい方にオススメ。限定100セットと少量しかないため、食べたいと思った方はお早めに」

 

【北海道鹿部町】「丸鮮道場水産」北海道産いくら醤油漬け/寄付金額:1万5,000円〜

「『秘伝の醤油ダレ』に漬け込んだ大粒のイクラ。おせちの一品にも、ほかほかご飯に載せて食べてもおいしい。小分けパックになっているのも、食べたい分だけ解凍して食べられるので便利に使えます」

 

【神奈川県鎌倉市】井上蒲鉾店 お正月セット/寄付金額:3万円〜

「おしゃれでかわいい梅花はんぺんや、紅白蒲鉾、伊達巻きに二色玉子と、お正月の食卓を彩ってくれる品々が詰まった逸品。保存料や化学調味料が不使用なので、安心して食べられるのもうれしい」

 

【兵庫県朝来市】みっちゃんのこだわりおもち正月セット/寄付金額:1万円〜

玄米もち、丸もち、鏡もちのセット。アイガモ農法で育てたもち米を使い、丸もちは地元の方が杵でついて手作りしています。種類が豊富にあって飽きず、お雑煮にして食べるのもオススメ」

 

【三重県紀宝町】温州みかん 5kg/寄付金額:1万円〜

「甘味と酸味のバランスが最高と好評の温州みかん。寒くなるこれからはより甘味が増します。申込み時期に応じて、極早生、早生、中生種と旬のものを届けてくれるのもうれしいポイント」

 

【新潟県新発田市】こだわりの生麩 縁起物セット/寄付金額:1万1,000円〜

すべて職人の手で作っているというこだわりの詰まった生麩。ひょうたん、さくら、なす、うめ、てまりの形をした、色とりどりの愛らしい生麩は、お雑煮などお正月の料理を華やかに彩ってくれます。

 

【鹿児島県日置市】「薩摩ファーム プロスト」鹿児島県産の焼豚(500g×2本)/寄付金額:1万円〜

「鹿児島県産の豚肉を使用した大きなブロックが目を引く焼豚が1キロも届きます。申し込みが入ってから、職人がひとつひとつ丁寧に焼き上げていて、柔らかくておいしいとの評判が集まっています」

 

【宮崎県高千穂町】日本酒とどぶろく セット/寄付金額:2万2,000円〜

「『神話の郷』といわれ、日本古来の神様の伝承が多く残る高千穂町で、年に1回行われる高千穂神楽の際に、奉納されるお酒の入ったセット。通常は町内のみでしか販売されていない貴重な一品です」

 

久しぶりに家族や親戚一同が集まった席を華やげてくれそうな品ばかり。取り寄せた自治体とのつながりなど、話題も広がりそうだ。

 

一方で、田中さんはふるさと納税をお正月に活用するうえでの注意点も教えてくれた。

 

「お正月に取り寄せるのなら、『配送日指定』ができる自治体を選んだほうがベターです。年末年始は配送も込み合います。心配なら、ページに配送日が記載されている品を選びましょう」

 

寄付金の控除上限額は年収や家族構成などで異なる。「ふるさとチョイス」などのサイトでは控除上限額をシミュレーションで計算できるので、これを活用して目安となる上限額を確認しよう。

 

寄付先が5自治体までなら確定申告をしなくても「ワンストップ特例制度」で控除が受けられる。寄付先の自治体に、ワンストップ特例制度申請書と本人確認書類などのコピーを添えて提出すればOKだ。

 

「ネットで簡単に申し込みができ、クレジットカード決済で申し込めば、寄付もすぐに完了します。今年の分の申込み締切りは12月いっぱい。年末は“駆け込み”が増え、毎年、人気の品はすぐになくなります。早めにゲットしたほうが安心ですよ」

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