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スーパーに何度も行くと、ムダ買いが増えてしまう。でも、1週間分のまとめ買いは体力的にもきついし、効率よく短時間ですませるのは、なかなかハードルが高い……。

 

こうした悩みに真っ向から取り組んだのが『いま見直したい! 食材の買いグセ みんなの買い物大全』(ワニブックス)だ。「心地よい暮らし研究会」を構成する5人のワーキングママが、それぞれの暮らしに合った効率的な買い物を模索している。

 

同会メンバーの1人、マキさんはこう話す。

 

「家事のメインは炊事・洗濯・掃除といわれますが、買い物だって結構たいへん。仕事帰りの疲れた体で買い物するのはつらいし、時間もかかります。特にうちはエレベーターのないマンションの3階なので、重い荷物を持って帰るだけで重労働になります」

 

苦行のような買い物ライフを改善するため、心地よい暮らし研究会は宅配生協の利用を提案する。

 

宅配生協は「使ったことがある」人もいるだろう。だが、注文した商品が翌週に届くタイムラグがあるため、何がいつ届くのかを忘れてダブり買いが増えたり、スーパーより割高な印象がぬぐえなかったりと、正直なところ「使い勝手に難あり」と思う人も多い。

 

しかし、マキさんは「食材が玄関まで届くのが本当に楽でありがたい」という。また、同会のメンバーである大木聖美さんは、冷蔵庫の中身や前週に注文したものをチェックしながら注文できるので「買い忘れがない」と宅配生協の利点を指摘する。

 

さらに、同会のメンバー5人は異口同音にこう話す。

 

「生協だけですべてをまかなおうとは思っていません。宅配生協とスーパーの“いいとこ取り”をして、使い分けることが大切です。宅配生協とスーパーを利用するバランスは、人それぞれ。自分の生活に合った最適なバランスが見つかると、生協は私たちの暮らしをサポートする最強の助っ人になるでしょう」

 

では、宅配生協とスーパーのバランスはどう決めればいいのだろう。そのヒントになるのが図のチャートだ。暮らしぶりや地域性などを答えていくと、あなたにおすすめの比率がわかる。

 

参考にすれば、自分に合った買い物ルールを探す手掛かりになるはずだ。

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