気温も下がってきてまもなく夏も終わりに。通常なら9月は夏の最後のイベントとして、各地で行われる花火大会を楽しみにしている人も多いと思いますが、コロナ禍の影響でイベントは続々と中止……。ならば今年はおうち花火で盛り上がってはいかが? オリンピックの影響か、日本ならではの伝統に注目が集まっていて、国産の線香花火が話題になっているんです。ちょっと贅沢だけど、メイドインジャパンの繊細で華麗な花火は納得の美しさです!
街のあちこちで見かける花火は、その多くが中国製。お得なセットが100円均一ショップでも買えるほど確かに安いのですが、国産の花火とくらべると技術の差に驚きます。
■注目度急上昇の国産線香花火といえばこれ!
国産の線香花火には、東の長手牡丹と西のスボ手牡丹の2種類があるって知ってました? 今回、まずおすすめしたいのが、スボ手牡丹を国内で唯一製造している筒井時正玩具花火製造所の「西の線香花火 スボ手牡丹」。
スボ手牡丹は、ワラスボの先に火薬が付けられたもの。米作りが盛んだった西の関西地方はワラが豊富にあったため、この形が主流だったそう。現在、一般的に流通している東の長手牡丹(PH3)のほうが見た目も華やかで、燃焼時間も長めなのですが、西のスボ手牡丹はワラの太さによって火薬の付き方が変わるため、一本一本火花の表情が違うのが魅力なんです。
西の線香花火 スボ手牡丹 1箱15本600円(税別)
東の線香花火 長手牡丹 1箱15本600円(税別)
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