現在、国内に30カ所。2030年までに60倉庫店を目指している 画像を見る

コスパの楽園・コストコは1976年、米国カリフォルニア州の飛行機の格納庫を改造した店が発祥の会員制“倉庫型店”。大量仕入れ、無駄を省いた売場づくり、年会費による安定した収入により、低価格を実現している。

 

「アメリカンサイズのショッピングカートで回る広い売り場は、ポップなどの装飾もなく、商品が段ボール箱に入ったまま整然と積まれているなど、まさに倉庫のような雰囲気です」

 

こう話すのは、コストコ歴15年の達人・コストコ節子さん。

 

じつは近所になくても楽しめるという、そんなコストコの基礎知識を節子さんが解説してくれた。

 

【どこにあるの?】

 

現在、国内に30カ所。’30年までに60倉庫店を目指しているとも。今夏には栃木県壬生町に新規出店予定だ。

 

〈北海道〉石狩・札幌
〈宮城県〉富谷
〈山形県〉かみのやま
〈茨城県〉ひたちなか・つくば
〈群馬県〉前橋
〈埼玉県〉新三郷・入間
〈千葉県〉千葉ニュータウン・幕張・木更津
〈東京都〉多摩境
〈神奈川県〉川崎・金沢シーサイド・座間
〈富山県〉射水
〈石川県〉野々市
〈静岡県〉浜松
〈愛知県〉守山・中部空港
〈岐阜県〉岐阜羽島
〈京都府〉京都八幡
〈大阪府〉和泉
〈兵庫県〉神戸・尼崎
〈広島県〉広島
〈福岡県〉北九州・久山
〈熊本県〉熊本御船

 

「倉庫と売り場が一体になっていてとても広いので、駐車場を併設できるよう郊外を中心に展開しています」(節子さん・以下同)。

 

【どうやって利用するの?】

 

「会員になりましょう。18歳以上ならOK。倉庫店の窓口で登録するか、オンラインで事前登録。いずれの場合も、倉庫店で本人確認書類を提示し、写真撮影するとカードが発行されます」

 

個人会員の年会費は4,840円(ビジネス会員は4,235円)。買い物額の最大2%がリワード(ポイント)還元される「エグゼクティブ会員」は年会費9,900円(いずれも税込み)

 

【近くにないと利用できないの?】

 

オンラインも充実!

 

「『コストコが近くにない』『車がないから不便』という人は、コストコオンラインを。会員であれば、アカウントを作成できます。商品価格に送料が含まれるので、北海道と沖縄などを除き送料がかかりません(最低購入金額は2,500円)。なお、倉庫店とオンラインともに、利用できるクレジットカードはマスターカードのみですので注意が必要です」

 

お米や洗剤からエアコンに屋外用物置まで……。さまざまなものを会員限定のオンラインで扱っているが、そのどれもがびっくりするほどのコスパの高さだ。

 

【PROFILE】

コストコ節子

「コストコ節子(節子ブログ)」を運営。商品だけでなく、利用方法、マナーやルールなども詳細に発信。ユーザー間ではカリスマ的存在。コストコ歴15年、買ったものは3,000商品以上、ブログで紹介した商品は1,400種類を超える。

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