「アメリカンサイズのショッピングカートで回る広い売り場は、ポップなどの装飾もなく、商品が段ボール箱に入ったまま整然と積まれているなど、まさに倉庫のような雰囲気です」
こう話すのは、コストコ歴15年の達人・コストコ節子さん。
コスパの楽園・コストコは1976年、米国カリフォルニア州の飛行機の格納庫を改造した店が発祥の会員制“倉庫型店”。大量仕入れ、無駄を省いた売場づくり、年会費による安定した収入により、低価格を実現している。
現在、国内に30カ所。’30年までに60倉庫店を目指しているとも。今夏には栃木県壬生町に新規出店予定だ。
そんな、コストコを楽しみつくすスゴ技BEST6を節子さんが教えてくれた。
【スゴ技1】食料品は冷凍保存＆シェア
「コストコの食料品は、一度に食べきれないほどの大容量。お肉やパン、ピザなど、ひとつひとつ、空気が入らないようにラップに包み冷凍保存するか、コストコ好きの友人などとシェアするのが正解」（節子さん・以下同）
【スゴ技2】フードコートを満喫しよう
「コストコ初心者の方に必ずおすすめするのが、フードコートで180円で販売しているホットドッグ。通常のサイズの倍以上あります。しかも、大きなカップがセットで、ドリンクが飲み放題です」
【スゴ技3】すいている時間を狙え
「あくまでも私の体感ですが、平日であれば10時、15時ごろ、休日であれば18時以降がすいています。ちなみに毎週火曜日と金曜日は65歳以上、体に障害がある方、妊娠されている方は、8時から9時45分までの特別営業時間を利用できます」
【スゴ技4】ガスステーションを活用しよう
30カ所ある倉庫店のうち、19カ所にガスステーションがあります。通常のガソリンスタンドより1リットルあたり10円ほどお得なのが特徴。買い物後に利用する人も多いですが、給油の際にクーポンがもらえたりするので、買い物前に利用するのがお得」
【スゴ技5】重いものこそオンラインで
「トイレットペーパーのようにかさばるもの、水のように重たいものは、オンラインショッピングを利用しましょう。オンライン限定品も押さえたいところ。口コミで星が付いているものは、かなりおすすめの商品です。またホームページの「トレジャーハント」のコーナーで、掘出し物が見つかるかもしれません」
【スゴ技6】エグゼクティブ会員の魅力
「個人会員（年会費4,840円。ビジネス会員は4,235円）。の場合、月の利用額がコンスタントに約2万円を超えるなら、利用額の最大2％のリワード（ポイント）がもらえるエグゼクティブ会員（年会費9,900円）にアップグレードしたほうがお得です。また、エグゼクティブ会員限定の特別サービスがあったり、不定期で特別割引もあるので、ヘビーユーザーの方は検討してみてはいかがでしょうか」
高品質で低価格な商品、品揃えの幅広さもさることながら、1～2週間に1回のペースで通いつめても、未知の商品に出合える。宝探しのようなワクワク感が楽しめるところも、コストコの魅力！
【PROFILE】
コストコ節子
「コストコ節子（節子ブログ）」を運営。商品だけでなく、利用方法、マナーやルールなども詳細に発信。ユーザー間ではカリスマ的存在。コストコ歴15年、買ったものは3,000商品以上、ブログで紹介した商品は1,400種類を超える。
