ふるさと納税は肉・カニ・果物など地方の特産品に目が向くが、実は最近、都会の返礼品が熱い!
というのもふるさと納税は、居住地以外の自治体に寄付することで、本来は住まいのある自治体に納めるべき税金を、寄付先に移管する仕組み。私たちにとっては、実質負担2000円で返礼品がもらえるお得な制度だが、税金が流出する自治体はたまったものではない。人口の多い都会ほど税金流出に苦しんできたが、最近は巻き返しを図ろうと魅力的な返礼品を数多くそろえる“大都会”が増えてきた(下記参照)。
「地方には農産物や海産物がありますが、都会には有名な観光スポットや老舗、名店、あこがれの高級ホテルなどがあります。それらが身近に感じられる返礼品はとても魅力的です」
そう話すのは、ふるさと納税歴が10年超という節約アドバイザーの和田由貴さん。
「たとえば東京都墨田区の返礼品で、スカイツリーの“天望デッキ”にあるレストランのお食事券は、“天望デッキ”の入場券もついてお得だと、人気があります」(和田さん・以下同)
スカイツリーは有名だが「まだ行ったことがない」人も多いのでは。ふるさと納税をきっかけに訪ねてみるのもいいだろう。