「大掃除で時間がない」「三が日くらいはゆっくりしたい」―。そんなときにおすすめな“混ぜるだけ”“レンチンするだけ”の超お手軽レシピをご紹介。超安上がりで味も抜群と、おいしいところだらけの逸品です。
物価高騰で食費のやりくりに頭を抱えた一年。’23年も続けて値上げが発表されているが、年末年始くらいは手抜きしてゆっくり過ごしたいという主婦は多いはず。
そこで、手間ナシですぐ作れる一品100円以下の“絶品ずぼら飯”を人気料理家に教えてもらった。
「僕のレシピは、どれだけ疲れていても、限界でも作れるように材料も工程もものすごくシンプルにしています。それなのに、なぜおいしいかというと、『カンタンだけど、“おいしくなる手間”は省いていないから』なんです」
そう語るのは、料理研究家のだれウマさん。おなかいっぱいになる主食メニューが得意で、Twitterでは材料費わずか40円、包丁もまな板も使わず5分でできる「限界玉子うどん」が6.1万いいねを集めて話題を呼んでいる。
作り方も超カンタン！
「鍋に水300mlとめんつゆ（3倍濃縮）50mlを入れて中火で加熱し、沸騰したら1人前のゆでうどんを入れる。ほぐれたら、片栗粉大さじ1を同量の水で溶いたものを少しずつ加えてとろみをつけ、再び沸騰したところに1個分の溶き卵を少しずつ加え、卵が固まったら火を消す。最後にごま油を回しかけたら完成。卵がつゆを抱え込んで、うどんに絡むので、驚くほどうまいんです」（だれウマさん）
えのきと卵さえあれば材料費76円、たったの5分でできちゃう「なめ茸丼」もおすすめ。
「鍋に4等分に切ったえのき1/2株、酒大さじ2、しょうゆ大さじ1、砂糖大さじ1、みりん大さじ1/2、酢大さじ1/2を入れ、弱火でえのきに色がつき、とろみが出るまで加熱します。そこに1個分の溶き卵を回し入れて半熟になったらご飯にのせ、ごま油をかけたら完成です。半熟卵とえのきのとろみが絶妙にマッチ。ごま油の香りが食欲をそそります」（だれウマさん）
