1月30日、片づけのカリスマ「こんまり」として知られる近藤麻理恵さんの“懺悔”が巷を騒がせている。
2010年に出版された著書『人生がときめく片づけの魔法』が世界40か国以上で翻訳され、シリーズ累計1300万部を超える世界的ベストセラーになるなど、独自の片付け法で世界的な“片づけブーム”を巻き起こしたこんまり。以来、“片づけのお手本”として圧倒的な影響力を誇っている彼女だが、意外すぎる実情を明かしたというのだ。
「こんまりさんは、『私の家は散らかっています』とメディア向けのウェビナーで語っていたと、アメリカ大手紙ワシントンポストweb版が1月26日に報じました。こんまりさんは15年に米『タイム』誌による『世界で最も影響力のある100人』に選ばれるなど、欧米人気も高い。そんな彼女のまさかの告白を、複数の欧米メディアも一斉に報じたようです」(スポーツ紙記者)
片づけのカリスマの家が散らかっているという驚きの事実だが、その理由はというと、
「こんまりさんは3児の母で、第3子は21年に生まれたばかり。育児で忙しいなかでは、完璧に片づいた状態をキープするのは大変なのでしょう。実際、過去には『子どもが小さいうちは、完璧に片づけることを諦めるべし』とも語っていたようです」(前出・スポーツ紙記者)
ウェビナーでは、『今、私にとって大切なのは、家で子どもたちと楽しく過ごすこと』とも語っていたというこんまり。子どもが小さいうちは、片づけよりも子育てに時間を費やしたいということだろう。
こんまりが片づけを諦めるほど、大変な育児。現状を率直に打ち明けた“片付けの女王”だが、ネット上では好感度が下がるどころか、元気づけられたという声が相次いでいる。
《こんまりさんも諦めたと聞いて安心しました》
《育児してる期間はこんまりでも部屋が散らかるレベルだってばよ!》
《こんまりの家が汚れてても別に誰にもバレないのに子育てに伴って家を片付けるのを諦めたって堂々と言える姿勢というか柔軟さはすごいと思う。見習いたい》
《こんまりさん好きなんだけど、ますます好感度アップだわ。》
自身の活動と裏腹な告白にさえも、支持を集めるこんまり。その無敵ぶりはまだまだ続きそうだ。