これまでメディアに公開されていなかったロト1等の当せん売り場情報を本誌では今週も独自に入手。今回は7月13日抽せん第1809回ロト6で1等255,706,700円が出た広島県「安古市ゆめタウンチャンスセンター」ならびに7月31日抽せん第1814回ロト6で1等159,510,400円が出た「坂フジグラン安芸チャンスセンター」の奇跡の億招きエピソードを紹介しよう。
わずか約半月の間に同じ広島県内から2本のロト6の1等が出た。まず7月13日抽せんのロト6で1等2億5千万円が出た「安古市ゆめタウンチャンスセンター」は広島市中心部と安佐南区を結ぶ新交通システム「アストラムライン」の高取駅前にある売り場。以前から16年オータムジャンボで1等・前後賞5億円が出るなど、地元では“当たる”と人気の売り場だ。その当たりを呼ぶ秘密を販売担当の河下美和子さんはこう話す。
「売り場は地元の大型ショッピングセンター『ゆめタウン安古市』の入口にあるんですが、道路を挟んで、地元の石材店『岡野墓碑』があり、その敷地内に鎮座している大きな観音様の石像(写真)が売り場から真正面に見えるんです。まるで観音様がずっと売り場を拝んでくれている、そんな位置関係なんですよ。常連のお客さんからも『観音様に祈られて購入するのはこの売り場だけだからね』とよく言われます」
また売り場からは22年の年末ジャンボミニ2等100万円が2本、今年2月に西日本エリアで発売された通常くじで10万円の当たりが出るなど、小当たりが連続中だった。
「2月の西日本通常くじで10万円を当てたお客さんは、売り場に当せん確認に来られて、その場で当たりを知り『10万円は生まれて初めて』と大変喜んでいらっしゃいました。また5月には常連の男性が『このまえ買ったスクラッチで5万円が当たった』と報告に。そろそろ大当たりがくるのではと、販売員の間で話していた矢先の今回の2億5千万円でした。これだけ当たりが続くのも、観音様がいつも宝くじをお買い求めのお客様を温かく守り導いて下さっているからだと思えてなりません」(河下さん)
広島県で7月2本目のロト6の1等が出た「坂フジグラン安芸チャンスセンター」は広島駅と呉駅を結ぶJR呉線「矢野駅」から約1.5キロ、国道31号線沿いの大型ショッピングセンター「フジグラン安芸」に併設している売り場だ。
「これまでこの売り場からはミニロト1等1千万円が最高で億は出ていませんでした。そこで販売員がめいめいにさまざまな当せん祈願をしていたんです。ひとりは近くにある坂町の守り神として信仰されている『坂八幡宮』で、ご利益があるとされる毎月1日(ついたち参り)にお参りをして高額当せん祈願をしていました」(平井裕史店長)
またべつの販売員は、金運にご利益あるとされる鳥取県日野町の「金持ち神社」(かもちじんじゃ)に昨年秋に参拝しお札を授与。昨年(2022年)10月から売り場の窓に飾り、高額当せんを祈願していたという。
「こうした販売員の熱意の表れでしょうか。常連のお客さまが、たまたま他売り場で購入したスクラッチを当売り場のカウンターで削ったら1等百万円が当せん。『削った場所がよかったのかも!』と販売員と喜んでいたところ、今度は本当にこの売り場から1億5千万円がでたんです」(平井裕史店長)
5月のG7広島サミットで世界中に注目された広島県であいついでいるロト1等。じつは17年にも3月から4月にかけて、広島県ではロト1等が3回出た実績がある。広島県民ならずとも、いま絶好調の広島県でつぎのロト1等を狙ってみてはいかがだろうか。
【売り場データ】
「安古市ゆめタウンチャンスセンター」広島県広島市安佐南区高取北1-6-11 ゆめタウン安古市前
「坂フジグラン安芸チャンスセンター」広島県安芸郡坂町北新地2-3-30 フジグラン安芸前