「4月クールの土曜午後10時の枠で、ムロツヨシさん(48)が主演を務めるドラマが予定していましたが、『セクシー田中さん』問題の影響で当初のものから変更し、別のドラマを制作することになりました。『セクシー田中さん』と同じ小学館の漫画が原作であったことが理由だとか。
その結果、ムロさんは出演を辞退し、ドラマの企画から出演者まで、新たに練り直しを要することになったため、日本テレビ社内は対応に追われていました。ようやく見通しが立ったと聞いています」(テレビ局関係者)
日本テレビが3月7日に行った番組改編説明会では、土曜午後10時のドラマ枠について「4月の放送に向けて調整中ということです。しかるべくタイミングで発表したいと思います。何が何でも間に合わせます」と話していた。
そんな窮地に日本テレビが白羽の矢を立てたのはSixTONESの森本慎太郎(26)だ。森本にとって、GP帯では単独初主演となるドラマ内容を芸能関係者が明かす。
「森本さんが演じるのはさびれた商店街にあるケーキ屋の店主で、両親を早くに亡くし、親が残してくれたケーキ屋を守るために奮闘するもののうまくいかない…という設定だそうです。そんな状況からの起死回生を狙う、商店街を舞台にした“仲間たちとの街おこしヒューマンコメディ”です」
日本テレビといえば旧ジャニーズが主演を務めてきた“シンドラ枠”を3月末で廃止。
その理由について日本テレビは、前出の番組改編説明会で「テレビを取り巻く視聴者ニーズの変化に対応するため総合的な判断で決定した。(中略)旧ジャニーズさんとの取り組みだったからという判断ではございません」と説明していたが、ドラマ制作関係者は言う。
「’17年にスタートした同枠が、性加害問題が注目を集めた後のタイミングで廃止になったことを訝しがる声もSNS上で上がっていました。
ただ窮地となった4月クールの土曜午後10時枠しかり、結局は“旧ジャニーズ頼り”ということでしょう。現在、4月最終週の放送に向けて急ピッチで制作しています」
4月クールの土曜午後10時枠のドラマについて、日本テレビに尋ねたものの、回答は得られなかった。
“代役”森本の演技に期待したい。