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例年より早まるとされるジメジメした季節を前に、私たちには絶対にやっておかねばならないことが……。コストを抑え、簡単にできる裏ワザをご紹介♪

 

今年は梅雨入りが早い。日本気象協会が3月17日に発表したレポートによると、昨年は6月下旬だった梅雨入りが、今年は全国的に早まると予想されている。

 

ジメジメした天気が続くなかで悩ましいのが、カビ問題。梅雨時期になると、カビ掃除が大変という人も多いのではないだろうか。

 

■カビが生えてしまう生活習慣とは?

 

「カビは、生えた場所に根をのばしていきます。この根は、放っておくとどんどん奥まで入り込んでしまい、ふだんの掃除では簡単にとれなくなってしまうのです。ですからカビは、生える前に対策をするのが鉄則です。梅雨入り前の今のうちに、家の中でカビが生えやすいところをチェックして、対策を行うことがとても大事です」

 

こう話すのは、収納&おそうじアドバイザーの伊藤まきさんだ。梅雨時期の「こんなところにもカビが!」を未然に防ぐには、家の中のどのような場所に気をつければいいのだろうか。

 

「まず、カビが生えやすい場所の特徴は、大きく分けて2つあります。1つ目は家の構造により発生しやすい場所。これは水回りや風通しが悪い場所、日当たりの悪い場所ですね。また、ビニールクロスの壁やアルミサッシなど、カビが生えやすい素材もあるので注意が必要です」(伊藤さん、以下同)

 

伊藤さんによれば、築年数が古い家や北向きの家は特に注意が必要だと言う。

 

「2つ目は、生活習慣によりカビが発生しやすい場所です。たとえば、換気をしない部屋や、物をたくさん詰め込んだ靴箱やクローゼットは湿気がたまりやすく、カビの温床になりがち。また水回りにじか置きした洗剤のボトルやスポンジも、水分に加え皮脂や泡でカビに栄養を与えているようなもの。これらは、収納法や習慣を少し変えるだけで簡単に防止できます」

 

■専門のグッズよりも100均アイテムの方がカビ対策には便利!

 

とはいえ、カビ対策というと、専用の薬剤やアイテムを買い、お金も手間もかかるイメージがあり、重い腰がなかなか上がらない。

 

「カビ対策は100円ショップで売っているもので、すべて対応できます。むしろ、100均グッズのほうが、気兼ねなく使い捨てもできて衛生的。なかには、本来の用途ではない使用法で、専門のカビ対策グッズよりも効果が得られるものもあるんですよ」

 

と、なんとも心強い声。そこで、これまで数多くのお客さんの自宅でカビを撃退してきた伊藤さんに、100均グッズでできるカビの予防と除去法を聞いた。

 

梅雨前の今こそ、お試しを!

 

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