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「ハローキティ」をはじめ、「マイメロディ」「ポムポムプリン」など、かわいらしいキャラクターが勢ぞろいしていることでおなじみの、サンリオピューロランド。

 

子供が喜ぶ定番スポット、というイメージがあるテーマパークだが、今、ここに20〜30代の女性たちが集まっているという。お目当ては、ショーに出演している「ライブエンターテイナー」と呼ばれる“イケメンダンサー”たちだ。

 

そんな、女性たちを夢中にさせている人気者たちの素顔を、本誌が探ってみた。

 

まずは、ピューロランドの二枚目マルチプレーヤー「はっし〜」こと橋本秀作さん。小さいころからエンターティナーになることが夢だったという。

 

「人を笑顔にさせるテーマパークの一員になりたくて、ピューロランドにやってきました。自分の名前でショーに出演できるのが、ピューロランドならでは。またダンスだけではなく、ミュージカルや司会など、いろいろなことができるのが魅力です。いろいろなことに挑戦させてくれるのはいいんですが、まさかお笑いまでできるとは思わなかったですけど(笑)」(橋本さん)

 

お次は、おネエキャラでバラエティショーには欠かせない「YUTAちゃん」こと増田豊さん。ピューロランドで踊るようになったきっかけを次のように語る。

 

「小さいときからキティちゃんや『けろけろけろっぴ』が大好きで。そんなキャラたちが踊っている姿と、それを見ている子供たちの笑顔を見ていたら、無性にいっしょに踊ってみたくなったんです。ピューロランドのいいところは、発想が柔軟なところ。初めてMCをしたとき、『僕は』ではなく思い切って(おネエキャラで)『私は』と言ってみたんです。何か言われるかなと思ったら『テーマパーク的には……OK!』と。自分の個性を生かしてくれる場所なんだ、自分は自分でいいんだと受け入れてもらえた気がしました」(増田さん)

 

そして人気急上昇中なのが「リュウマ」こと吉田龍馬さん。ゲストとの距離の近さが、ピューロランドの魅力のひとつだと話す。

 

「初めてここのショーを見たときに、お客さんとの距離に圧倒されました。しかもショーは、ミュージカル調でストーリーもあって。見た人の人生を変えられる可能性があると思ったんです。踊っていると、ゲストの視線が近すぎて緊張することも。でもその分、一体になれる気がします。それに、ピューロランドではライブエンターテイナーがメインのイベントも不定期に開催されていて、ダンスやトーク以外にゲストと話す機会があります。そのときに直接、反応や感想を聞けるので、それがすごくやりがいにつながります」

 

ステージで華麗に踊る彼らは、ふだんからいっしょに食事をしたり、釣りなどに行ったりと仲がいいそう。そんな関係が、いい雰囲気となってファンに届いているのかもしれない。

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