22日、社民党の福島みずほ党首(70)が定例記者会見を行い、沖縄・辺野古沖で修学旅行中の高校生を乗せた小型船が転覆して女子生徒を含む2人が死亡した事故についてコメントする場面があった。
平和学習の最中に起きた痛ましい事故について、福島氏は亡くなった2名に哀悼の意を表すとともに、「平和運動と事故は基本的に結びつけるべきではない」との考えを示した。しかし同党の服部良一幹事長(76)が3月19日に参加した国会周辺でのデモ集会で“辺野古転覆事故は基地がなければ起きなかった”という趣旨の発言をしたことに関しては、「また(本人に)改めて聞いてみます」と言及を避けた。
アメリカとイスラエルによるイラン攻撃に反対するデモに参加した服部氏は「そもそも、辺野古の新基地建設をいつまでも続けるのが悪いんです!海を埋め立てるのが悪いんです。こんなことをしなかったら、事故も起こらなかったわけですから、本当に悔しくてたまりません」と発言して問題視されていたのだが、この件について記者から質問されたのは今回が初めてではない。
「福島氏は1日の会見でも、記者から服部氏の発言について質問を受けていましたが、“コメントする立場にはない”としてすぐに回答を切り上げました。“党首としての発言をお願いします”と記者から再度求められても、“詳細をあまり知りませんし、報道ベースでは分かっておりますが、議論をしたりしておりませんので、コメントは差し控えます”と答えるのみでした。
22日の会見では“なぜ幹事長と話をしなかったのか、忙しかったからか”と尋ねられた際にも、福島氏は“特に理由はありません”と、そもそも幹事長と話すことに前向きではない様子でした」(全国紙政治部記者)
会見の模様はXでも配信され、その様子がネットニュースでも報じられると、コメントが1000件以上つくほど注目を集めた。党のナンバー2である幹事長の問題発言について、3週間経ってもいまだ話し合いがなされていない現状に呆れる声が続出。
《党の幹事長と話していないとはどういう事なのか全く理解出来ない。1日くらいならまだしも党幹部と話してない党首とは政党としてありえないと思います。》
《普段は与党に対して、あれだけ迅速に謝罪だの辞任を求めているのに自分らのお仲間がやらかしたら、3週間経っても話すらしていないというのは一体どういう了見なのか。》
《そもそもこの前の党首選挙で同じ党内でも対話が成立しない独裁的な体制である事が判明しましたので、そんなものなんでしょうね。》
《発言の内容以前に、3週間も経つのに幹事長と話ができていない時点で、組織としてどうなのかと思う。》
「3月に行われた党首選では、4月の決選投票を経て福島氏が再選という結果になりました。しかし、新党首発表記者会見では落選者の発言を認められず、異を唱えた大椿ゆうこ前参院議員(52)が途中退席するなど、党内にしこりを残す形に。他候補者に発言権がなかったのは福島氏の指示とする関係者の証言もあり、“独裁では”といった声も一部では囁かれました。
参議院議員2名という崖っぷちの社民党が“生まれ変わった”ところを見せたかったはずですが、かえって風通しの悪さを露呈してしまったと言わざるをえませんね……」(前出・全国紙政治部記者)
ますます窮地に陥ってしまった社民党。次なる一手はーー。
