国内
3351 ~3375件/5087件
-
元専業主婦が両親の介護経験から“脳トレ”プログラムを開発
2017/11/19 11:00サービス付き高齢者向け住宅『そんぽの家・姪浜』(福岡市)の集会場。毎週水曜日は「脳を若返らせる『みつおか式脳若トレーニング』」の日。入居者は午前10時半から1時間、参加費300円で利用できる。11月1日の参加者は11人。脳若コミュニケーター(講師)の指導の下、それぞれ手にしたiPadで「反射年齢」トレーニングに興じていた。画面中央に表示されたイラストの手で、落ちてくる棒をつかむゲームだが、落とさず -
退職金の基礎知識…「一時金」と「年金」受け取りはどう違う?
2017/11/16 11:00年金の支給額が引き下げられるなかで、老後を支える役割が増している退職金。ところが、退職金の平均支給額が、大企業の場合、10年間で500万円以上も減少している。『退職金貧乏』(祥伝社新書)の著者で、久留米大学の塚崎公義教授が解説する。「バブル崩壊後、不況に陥っていた20年ほど前に、日本の会社の体質が大きく変わりました。それまで“従業員の共同体”だった会社が、欧米のように“株主のもの”というグローバル -
好景気なのに10年で500万円減!「退職金」はなぜ減った?
2017/11/16 11:00「60歳のときに受け取った約1,500万円の退職金のうち、住宅ローンの残高850万円を一括返済し、残りは、若いときから夫婦の夢だったスペイン旅行と、オーロラツアーがついたカナダ旅行に。38年間、働き続けた“自分へのご褒美”だったんです」こう語るのは、5年前に食品メーカーを定年退職したAさん。Aさんはその後、65歳まで“継続雇用制度”で働き、今年から世帯で月20万年ほどの年金受給者となったが……。「 -
「トランプ止められるのは日本人…」アル・ゴア元副大統領が緊急提言
2017/11/16 06:00「地球は“温暖化”などしていない。温暖化説は、中国が国益のためにでっち上げたデマだ!」昨年の大統領選のときから、そんな発言を繰り返し、今年6月には、各国が温室効果ガス削減の目標を決めるパリ協定(※)から脱退を表明したトランプ米大統領。そんな大統領に、毅然として次のように反論するのは、元米副大統領のアル・ゴア氏(69)だ。「世界中でゲリラ豪雨が頻発し、一方で干ばつは長引き、台風は年々強力になって各地 -
座間事件「実名報道はやめて!」黙殺された遺族たちの嘆願
2017/11/14 00:00《私は親として、娘を守ってやる事が出来ませんでした。最後の親のつとめとして、娘をこれ以上、世間のさらし者にしたくはありません。ただ、ただ、出来るだけ静かに見送ってやりたいのです》福島県の17歳高校3年生の母親が、この文章を書いたのは11月9日、神奈川県座間市「9人惨殺」事件の白石隆宏容疑者(27)が逮捕された9日後。殺された娘の顔写真や実名を報じることをやめてほしいと、訴えるための書面だった。しか -
DV、一家離散…立憲民主党・池田まき議員が乗り越えた過去
2017/11/13 16:00「私が選挙戦で訴えてきた“誰一人置いてきぼりにしない”というスローガンは、当時、私がかかわっていた知的障害のある女性が、言っていたことなんです。彼女は口癖のように、『いつも私は置いてきぼりじゃん、私の人生なのにおかしい』って泣いていてね。そんな社会を変えたくて、政治家を志してきたんです」そう明かすのは、10月22日に投開票が行われた衆議院議員選挙で、北海道5区から立候補し、比例で初当選を果たした立 -
きっかけは外資系企業への就職…女性が「茶道」をビジネスに
2017/11/12 11:00真っ赤な毛氈が敷かれたステージに、和服姿の日本人女性がしずしずと登場してひざまずく。正座をして客席に向かってお辞儀をすると、「いったい何が始まるんだ?」と、人びとの視線が集まってきた。ところはアメリカ・ロサンゼルスのロングビーチ。世界最大のお茶の見本市「ワールド・ティー・エキスポ」が開催中の巨大なコンベンションセンターだ。この日も会場は喧噪に沸き立っていたのだが、ステージ上の茶道家・竹田理絵さん( -
国王からホームレスまで…世界に発信していく「茶の心」
2017/11/12 11:00「事前に、『昔のサムライはにじり口から入るために刀を外した。“茶室ではどんな人間も平等である”という、千利休の説いた茶の湯の精神なのです』と説明しますから、みなさん、何としてでもにじり口から入ろうとなさいますね。ズボンがひっかかって、お尻が半分出てしまったお客様もいらっしゃいました(笑)」ふんわりと柔らかくほほ笑むのは、茶道家・竹田理絵さん(51)。茶道の魅力を世界に広めたいと、竹田さんが東京・銀 -
教科書と“逆”だから受けてる?近現代から日本史を学ぶ方法
2017/11/11 16:00■日本史は逆から学べ「応仁の乱」関連の書籍をはじめ歴史書が売れている中、この夏に出版された『日本史は逆から学べ』(河合敦著・光文社知恵の森文庫)が早くも5刷りと好調に売り延ばしている。この本は日本史を、近現代史から古代に向かって紐解く一冊で、「どうしてそうなった?」というシンプルな問いを重ねながら、過去に時代をさかのぼっていくものだ。「自分が出演しているテレビ番組などで『なぜ』『どうして』と振り返 -
「出国税」「森林環境税」…議論なき増税には反対の声を!
2017/11/10 16:00「政府は、『出国税』という新しい税金の導入を検討中です。出国税とは、日本を出て海外に行く際にかかる税金。日本を訪れた外国人や、日本人の海外旅行者なども含めた出国者全員から、1,000円ずつ徴収する案が有力です」こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。昨年1年間の訪日外国人は約2,404万人(日本政府観光局調べ)。日本人の出国数、約1,712万人(法務省調べ)と合わせて、4,000万人以上の -
浮気夫への腹いせでも440万円請求!?不倫慰謝料の今どき事情
2017/11/09 06:00「ベッキーさんって相手は既婚者でしたよね。もし離婚した奥さんから訴えられたら、慰謝料って彼女が払うのかなあ……」(40代主婦)ここ最近の不倫報道の主役は、斉藤由貴や山尾志桜里などもっぱら女性という印象が。実際、不倫で女性が慰謝料を支払うことってあるの? そこで、離婚など夫婦問題に強い弁護士の打越さく良さんに聞いた。「そもそも慰謝料とは、受けた精神的苦痛に対して、お金に換算して解決する『賠償金』のこ -
座間9遺体事件「私も狙われた」22歳女性語る戦慄の1時間
2017/11/09 06:00「あの男にナンパされたのは7月の下旬ごろで、川崎駅の中央改札あたりだったと思います。白石と名乗っていたし、テレビで見てすぐに、あの時の男を思い出しました。最初の一言は何だったかは記憶にないんですけど『爪がきれいだね』とか言われて、すごくしつこくて……。急に胸を触られたりしたので、怖くなって男友達を呼びました」こう証言してくれた女性(22)が恐怖に感じた男こそ、先月31日に神奈川県座間市の自宅アパー -
座間9遺体事件 白石隆浩容疑者が裏切った“家族の肖像”
2017/11/09 06:00「1つか2つ違いの妹と2人で遊んだりしていて“兄妹仲がいいなあ”と思ったものでした。ただ小学生のときにグループ登校していたウチの子どもは、彼のことをほとんど覚えていないと言っています。目立たないし、口数も少ない、勉強も普通で、ごく平凡な男の子という印象です」座間市に住む主婦がこう語った。その男の子とは、先月31日に神奈川県座間市の自宅アパートで、9遺体を遺棄した疑いにより逮捕された白石隆浩容疑者( -
「醜い」と言われた亡父に感謝…103kgの恋愛カウンセラーの現在と未来
2017/11/05 06:00「みんなにも自分のエリアから外に一回、出てもらいたいんです。私自身、いまの夫から『太ってて何が悪いの?』と言われて。その言葉は、ずっと体形コンプレックスに悩んでいた私のなかでは斬新でした。みんなにも、そんな出会いがあってほしい。人間関係を断って、部屋で勉強していてもダメ。いまの自分のままで、どこかへ向かう勇気を持つことが大事なんです」10月末、東北のある自治体主催のセミナーでこう語ったのは、恋愛カ -
体重103kgの人気恋愛カウンセラーが受けた元夫からの壮絶DV
2017/11/05 06:00「私自身、かつては相談する側でしたから。カウンセリングを申し込むだけでも、とても勇気がいることを体験しています」こう語るのは、恋愛カウンセラー・羽林由鶴さん(52)。彼女のHPのプロフィールにはこうある。《DV・離婚・体型コンプレックスを乗り越え、体重103kg、バツイチ子持ちでありながら、13歳年下の東大生と出会い、結婚》。羽林さん自身、外見コンプレックスに悩み、死をも考えた時代を越えてきた。教 -
自民から当選…中曽根康隆議員が語る“同学年”のアノ議員
2017/11/04 16:00「(小泉)進次郎先生は、コロンビア大学大学院の入れ違いで、同学年です。まだ純一郎先生の秘書をされていた20代のころ、お食事をご一緒したことはありますよ。同世代であり、お互い境遇も似ている。『日本の将来のために頑張りたいよね』というお話をしたのを覚えています。いまは国会議員の大先輩ですから、お会いしたらもちろん、敬語を使うのは私ですよ」日に焼けた精悍なマスクに、笑顔を交えながらこう話すのは、中曽根康 -
“中曽根家の孫”康隆議員が初めて語る家族「父は当初反対で…」
2017/11/04 16:00「意外かもしれませんが、祖父にも父にも『政治家になりなさい』と言われたことは、一度もないんです。政治家一家に生まれたんだなということは小学生の時分に気づいていましたが、それを“家業”だとは思わずにきました」日に焼けた精悍なマスクに、笑顔を交えながらこう話すのは、中曽根康隆さん(35)。10月22日に投開票された衆議院議員選挙・比例北関東ブロックで自民党から出馬し、初当選した“新人”だ。そして中曽根 -
横田早紀江さん「戦争はやめて!」制止された大統領への直訴
2017/11/04 11:0010月19日、都内で『横田早紀江さんを囲む祈りの会』が開かれた。重苦しい空気のなか、主役の横田早紀江さん(81)は、思い詰めた表情だったという――。11月5日に来日する米国のトランプ大統領(71)との面会が発表された横田滋さん(84)、早紀江さん夫妻。9月28日の衆院解散当日に安倍首相は拉致被害者家族と面談。首相はトランプ大統領との首脳会談で拉致被害者家族と会うように要請して、大統領から快諾を得た -
「大量難民が日本に…」元PKO幹部が語る北朝鮮危機の未来
2017/11/04 06:00「アメリカはすでに、金正恩を斬首作戦で殺害したあとの統治体制をシミュレーションしています。その結果は……武力行使が行われれば、韓国が火の海になるだけでなく、日本にも大きな被害が及ぶことになります」そう警鐘を鳴らすのは、東京外語大学大学院教授の伊勢崎賢治さんだ。伊勢崎さんは、国連PKOの上級幹部として、東ティモールやアフガニスタンなどで、紛争処理や武装解除を指導した経験がある。トランプ大統領が、「北 -
セミナー1回で100万円…SNS駆使する「スピリチュアル詐欺」の手口
2017/11/03 11:00「スピリチュアル詐欺(以下・スピ詐欺)とは、精神世界を利用して、効果の不明なものを売りつける詐欺商法のこと。従来の開運商法詐欺は、不安を煽ることで、物品を買わせる手法が主流でした。しかし、最近のスピ詐欺は、SNSやブログで注目を集め、『幸せになるため』などと希望を見せるのが特徴。被害者の9割以上は女性です」こう話すのは、5年前から詐欺被害の無料相談を受けつけている「不動法律事務所」の若井亮弁護士。 -
「“ひきこもり女子会”で勇気と仲間得た」…参加者密着ルポ
2017/11/03 11:00「私自身、小学2年生から不登校になり、中学校はほぼ通っていません。リストカットをしたこともある、ひきこもりの経験者です。生きづらさを抱える女性に交流できる場所を提供したいと『ひきこもりUX女子会』(以下・UX女子会)を始めました」そう語るのは、UX女子会・主宰の恩田夏絵さん(31)。UX女子会は、'16年6月〜'17年7月で計20回開催され、のべ700人もの女性が参加した、ひきこもりの自助会だ。U -
三原じゅん子「資産公開0円」でも…購入していた1億円豪邸
2017/11/01 06:00「三原さんが8月、横浜に新居を購入されたんです。“24歳年下”と話題の夫と、すでに一緒に暮らしています。ただ不倫で騒がれた斉藤由貴さんの自宅から近いこともあって、意地の悪い政界関係者は“こっちの夫婦も危ないんじゃないの”なんて笑ってます」(自民党関係者)元女優で芸能界から政治家に転身した三原じゅん子参議院議員(53)。私生活では“2度の離婚”を経験している。「ところが昨年10月、自分の公設秘書を -
日本ではわずか2頭の活動…“ファシリティドッグ”の必要性
2017/10/30 11:00病室に、ゆったりとした足取りでゴールデンレトリバーのベイリー(オス・9)が入ってきた瞬間、退屈そうにベッドに横になっていた庄司蒼くん(10)は満面の笑みを浮かべた。神奈川県立こども医療センターの小児病棟。塞ぎがちなわが子を心配していた母の智子さん(42)もつられて笑う。「突然の入院生活に落ち込んでしまって。蒼は私がどんなにすすめても、棟内のプレースペースにも行かず、病室から出たがらなかったんです」 -
入院中の重病児に元気を!病院で働く“ファシリティドッグ”とは?
2017/10/30 11:00小児病棟のベッドに横たわる優しい犬、ベイリーは、病気と戦う子供たちを元気づける“ファシリティドッグ”。病院内で愛玩されるペットではなく、“医療スタッフ”の一員という位置づけの使役犬だ。日本にはまだ2頭しかいないファシリティドッグが、重病の子どもたちを笑顔にしているーー。藤田いろはちゃん(6)は4歳のとき、静岡県立こども病院に入院した。急性リンパ性白血病だった。母親のみどりさん(39)が言う。「骨が -
アフリカの子供の命のために有り金はたき…92歳女性の決意
2017/10/29 11:00「何か世の中のためになることをしたいと昔から考えていたので、無謀なチャレンジとは思いませんでした。むしろ、このままやりたいこともやらずに死んだら私の人生はつまらないと思う気持ちが強かった。特別なことなど何もしていません。ただただ、やりたいからやっただけなのです」そう語るのは、東アフリカの子どもを救う会「アルディ・ナ・ウペポ」代表・吉田千鶴さん(92)。吉田さんは、アフリカの子どもたちを救うために命