3日、都内で、NHKドラマ10『胡桃(くるみ)の部屋』取材会が行われた。取材会には主演の松下奈緒(26)をはじめとする井川遥(35)、臼田あさ美(26)、らが出席した。物語は1980年頃の東京を舞台に、突然のリストラで蒸発してしまった父の代わりに一家の大黒柱になろうと奮闘する次女・桃子を中心に、それぞれに問題を抱え、苦境に立たされている家族が再生していく姿をユーモアを交えながら描く向田邦子作品である。主人公の三田村家の次女・桃子を演じる松下は「人間って一筋縄ではいかないんだと思わせてくれる向田さんらしい作品。桃子という役を通じて、家族の在り方、家族の絆をビビットに受け入れて、それをお芝居に反映していけたらと思います」と意気込みを語った。自身の役については「次女だけど長女のようでもあり、母親や父親役も引き受けなきゃという使命感を持った役。もうちょっと肩の力を抜いた方がいいんじゃないかとも思うけれど、本性を出せないところも魅力」と語った。父親の蒸発をきっかけに勝ち組人生から転落する役の井川は「向田さんの大ファンです。家族や兄弟だからこそ本音でぶつかり合う、おもしろさを楽しんでます」と笑顔であった。(撮影:鈴木鍵一)

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