20日、都内で、映画『ラビット・ホラー3D』の完成披露試写会が行われた。試写会では、舞台挨拶が行われ、満島ひかり(25)、澁谷武尊(11)、清水崇監督(39)が登場した。同作は、心優しかった弟がウサギを叩き殺して消えてしまい、姉のキリコがたった1人でその謎に立ち向かい恐怖の国へ迷い込むという物語となっている。主演のキリコを演じた満島は、「台本を読んですぐにやろうと思いました。日本のホラーは苦手ですが、そういうホラーではなかったんです。奇妙な絵本を読んだときのような感覚があって、好きな作品です」と語った。怖いものについて聞かれると「死ぬこと」と苦笑いした。プライベートでも弟がいることから、子役の渋谷との息もぴったりで「溺愛感が出ていると思います」と話した。清水監督は「満島さんには、撮影中に『呪怨とか信じられない! どういう人が観るわけ?』としょっちゅう言われてました。どういうわけでオレに言ってくるのか謎ですが、そんな風にはっきり言う彼女が好きな作品って言ってくれて嬉しいです」と、ホラー嫌いの満島に作品を褒められて安心したそうだ。(撮影:鈴木鍵一)

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