27日、都内でNHKドラマ『ラストマネー~愛の値段~』の制作発表会見が行われた。会見には、伊藤英明(35)、KAT-TUNの中丸雄一(27)、高島礼子(47)が登場。同作は生命保険をテーマに、実際の連続保険金殺人事件をモチーフにした物語となっていて、伊藤が演じる生命保険の査定人・向島朔太郎が詐欺や不正、モラルリスクと戦い、保険金の支払いの判断に身を削る。高島は演じるのは保険金を巡り査定の対象人となるシングルマザーの悪女・佐々倉亜希子、中丸は、情にもろい熱血漢で反発していた向島を知るにしたがい尊敬を抱き、慕うようになる向島の部下・大野圭吾を演じている。主演の伊藤は「不正を暴く側と暴かれる側を描いた斬新なドラマです」とPRし「保険金が払われるべき人に払われないこともある。お金に行き着くまでの間に何を残すかいう思いが大事と知った」と語った。中丸も「僕も保険に関心が無かったけど、10代、20代の人に見てほしい。見るだけで保険について知ることができる」と語った。高島は「撮影の中で手錠を掛けられたりするんですが、亜希子という役どころは天使なのか悪魔なのか。セリフが衝撃的で、保険金などに対する考え方が変わりました」と語った。(撮影:河崎文雄)

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