8月4日、WOWOWドラマ『下町ロケット』制作発表会が都内で行われた。発表会には三上博史(48)、渡部篤郎(43)、寺島しのぶ(38)が登場。同作は、直木賞作家の池井戸潤氏(48)の同名小説が原作で、ロケットを巡り、下町の工場と大企業が戦いを繰り広げる物語となっている。東日本大震災の直後にオファーを受けた三上は「自分に何ができるかだろうかと家でひとり考えていた。行き着いたところは自分の本分である役者というところ。話をもらってからすぐに池井戸さんの本を読んで、時間もなくて大変なのはわかっているけど、これは今やるべき、すぐに参加させてもらおうと思った」と明かした。三上と渡部は映画『スワロウテイル』以来15年ぶりの共演で、三上は「お互いガキんちょだった2人が、オヤジになってまた顔を合わせることができて幸せ」と笑顔で語った。同作で初の弁護士役に挑戦した寺島は「死ぬかと思いました。手足もビリビリしちゃって、こんなにNG出したことないってくらい出しました」と専門用語だらけの台本にはかなり苦戦したようであった。(撮影:柴田悟)

関連カテゴリー: