8月25日、都内で、時代劇版『101回目のプロポーズ』取材会が行われ、武田鉄矢(62)、浅野温子(50)が登場した。1991年にフジテレビで放送され、平均視聴率23.6%、最終回36.7%を記録した大ヒットドラマが来年3月の博多座公演で復活する。今回は、時代劇という事で江戸時代の肥後熊本藩を舞台に、剣の腕はからきし駄目で人の良さだけが取りえの下級武士と他国から流れてきた妻の物語となっている。舞台化のきっかけは博多座のスタッフから提案があったそうで武田は「ちょんまげで『101回目のプロポーズ』をしませんかと言われ、そのアイデアは面白いなと思いました」と語った。浅野との久しぶりの共演に関しては「トレンディードラマで鳴らした方なので、ローカルには出てくれないだろうと思っていたのに、OKが出たと聞いてビックリしました」と心配もあったようだが、喜んでいた。また、再会する際にも武田は不安があったことを明かしたが「2人乗りの戦闘機に並んで乗っているように、同じ方向を向いて一緒に飛び立とうとしている戦友のように感じた。気付きませんでしたが、この人とはかつて濃密な時間を過ごしたんですね」と20年前の2人に戻れたようであった。(撮影:小山伸正)