9月6日、都内で映画『スイッチを押すとき』の試写会イベントが行われた。イベントには元衆議院議員でタレントの杉村太蔵(32)が登場した。本作は『リアル鬼ごっこ』の原作者でもある山田悠介の代表作を映画化した衝撃的なサスペンスで、激増した若者たちの自殺をめぐる国家プロジェクトに翻弄される子どもたちの姿を描いた内容となっている。自身の人生でスイッチが入った瞬間について聞かれた杉村は。「2005年の9月11日。選挙速報で杉村太蔵に花マルがついたときはスイッチ入りました」と答えるとその数時間後にテレビカメラの前で「料亭に行きたい」と発言し、世間の顰蹙を買った際のことを思い出しながら「数時間で政治生命が終わりましたね。ブレーキボタンがあれば良かったんですが」自虐ネタで笑いを誘った。新しく誕生した野田内閣についてもコメントが求められると「野田首相とは、何回も廊下ですれ違ったことがあります」と答えると「どじょう内閣といわれていましたが、どじょうというよりは、カバって感じですよね~、カバは怒ると怖いですからね。期待してます。」 と辛口ながらも期待しているようであった。(撮影:小山伸正)

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