政治資金団体の収支報告書の不正疑惑で強制起訴された小沢一郎元民主党代表(69)。10月6日に行われた初公判で、夫妻の“意外な事実”が浮上していた。小沢元代表の政治団体から和子夫人へ「毎月合計344万円」が支払われているというのだ。
社会部記者は語る。「冒頭陳述では、和子夫人が小沢邸内の自分の建物を陸山会に貸し、毎月205万円の賃料を得ていることが明らかに。さらに和子夫人が自宅近くに所有する建物を小沢代表の秘書寮として貸し、毎月139万円の賃料を得ていることも指摘されたのです」
政治資金規正法に詳しい日本大学法学部の岩井奉信教授はこう指摘する。「事務所として使用実績があれば法的には問題ない。ただその場合でも、賃借料が相場よりあまりに高いとなれば、同義的に問題があると言わざるを得ません」
そこで小沢元代表の自宅がある地元の不動産業者に、周辺の相場を聞いたところ、「自宅部分は約80万円、秘書寮は合計約120万円と考えられます。合計200万円の賃貸物件に344万円の賃料は相場よりもかなり高いと思います」とのことだった。
民主党関係者は「賃料は奥さんへの“慰謝料”のようなものだと思います。恐妻家の小沢元代表は和子夫人に“心配や迷惑をかけてすまない”という気持ちがあるのでは」と語る。
小沢元代表の政治団体の資金には、税金を原資としたお金も含まれている。妻のご機嫌うかがいのために血税が使われているとは……。“疑惑の振込”の仰天明細を本誌で公開!
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