12月4日、千葉・幕張メッセで、歌手の後藤真希(26)がコンサート『G―Emotion FINAL』を行い、5000人のファンに別れを告げるとともに芸能活動休止に入った。

昨年1月に最愛の母・時子さんが死去したことをきっかけに、自分の人生を見つめ直したいとの理由から、後藤は4年ぶりの単独公演となるこの日のコンサートを最後に無期限の休養に入る。

「燃え尽きます」との言葉通り、完全燃焼ステージを展開し、ファンを熱狂させた。アンコールでは、中澤裕子(38)、安倍なつみ(30)らモーニング娘。時代のメンバー8人も登場し、12年4カ月のアイドル人生を締めくくる卒業式に花を添えた。全員で代表曲の後藤にとってのデビュー曲となる『LOVEマシーン』を号泣しながら熱唱した。

また、何度もアンコールを受けた後、後藤はマイクなしで「本当にどうもありがとう」と叫び、「また会う日まで、とりあえず今日まで本当にありがとう。こうやって出会える日を楽しみに、毎日毎日休憩もしつつがんばっていきたい。みんなのことは絶対に忘れないから、みんなも忘れるのも、浮気するのもだめだから、よろしくね」と涙でファンと再会の約束をした。(撮影:鈴木健一)

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