多臓器不全で昨年12月25日に84歳で亡くなった歌舞伎俳優の岩井半四郎さんの通夜が28日、東京・築地の築地本願寺第二伝道会館で営まれ、歌舞伎俳優の坂東玉三郎(61)や坂東三津五郎(55)、キャスターの小宮悦子(53)ら約400人が弔問に訪れた。

ひつぎの中にはたばこ、好物のチョコレートやキャラメル、家族写真、扇などが納められ、お酒好きだった半四郎さんのため、特にお気に入りだったレミーマルタンのブランデーを口のまわりに湿らせたという。

長女で岩井流家元の岩井友見(60)は「腸が悪くなって、肺、心臓と……。ろうそくの火が消えるみたいに弱くなっていきました」と声を詰まらせた。

また、次女で女優の仁科亜希子(58)は、父の最期を看取れなかったことを後悔しつつも、「最期は苦しまず、ドラマチックにクリスマスに母の元にいった。おちゃめな部分もあるかわいい父でした」と父への思いを語り、涙をにじませた。(撮影:鈴木鍵一)

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